カテゴリー: 和解論 Reconciliation
東京家族
小津安二郎監督の「東京物語」(1953年)も、山田洋次監督の「東京家族」もいいです!
ワンピースフィルムZでも、ホビットでも、レ・ミゼラブルでも泣かなかった私が・・・
小津安次郎監督の「東京物語」
山田洋次監督の「東京家族」 2013年 50周年記念作品
東京と瀬戸内、都会と田舎
★都会の生活、特に都会での仕事がもたらす忙しさに対する警告
仕事量の多さ:山のような仕事。休日が休日でなくなるほど。
人の多さ:息がつまるほどの人波、満員電車
動きの早さ:動きが早くて目が回るような状態。変化が激しくて対応できない。
リズム、テンポ(速度)が早すぎる。休み(休符)がない。
早いテンポでビートを刻み続けているようなせわしない都会型生活
★田舎の生活 ゆっくりとしたテンポ。鳥のさえずり、寄せては返す波の音、
朝日や夕日をゆっくりと眺めるゆとり、親しい近所付き合い。
埼玉県杉戸町という「絶妙な場所」に、杉戸キリスト教会という「普遍的な神の家族・居場所」。
どこに住んでいても、忙しさの中で心が滅びないためには、1週間に必ず1日休みがとれるように祈り求める必要がある。
神が与えてくださった十戒の中に、特に働き続けないで1週間に一度は必ず安息日を守りなさいという命令にこそ、福音がある。
神の命令だからこそ、神に祈り求める時、すでに得たりという信仰をもって祈ることができる。
礼拝メッセージ「結婚バイブル」
礼拝メッセージ「結婚バイブル」(クリックで聴けます)
聖書箇所:出エジプト記2章16ー22節
16 ミデヤンの祭司に七人の娘がいた。彼女たちが父の羊の群れに水を飲ませるために来て、水を汲み、水ぶねに満たしていたとき、17 羊飼いたちが来て、彼女たちを追い払った。すると、モーセは立ち上がり、彼女たちを救い、その羊の群れに水を飲ませた。18 彼女たちが父レウエルのところに帰ったとき、父は言った。「どうしてきょうはこんなに早く帰って来たのか。」19 彼女たちは答えた。「ひとりのエジプト人が私たちを羊飼いたちの手から救い出してくれました。そのうえその人は、 私たちのために水まで汲み、羊の群れに飲ませてくれました。」20 父は娘たちに言った。「その人はどこにいるのか。どうしてその人を置いて来てしまったのか。食事をあげるためにその人を呼んで来なさい。」21 モーセは、 思い切ってこの人といっしょに住むようにした。そこでその人は娘のチッポラをモーセに与えた。22 彼女は男の子を産んだ。彼はその子をゲルショムと名づけた。「私は外国にいる寄留者だ」と言ったからである。出エジプト記2章16−22節
聖書が語る大切なこと
聖書が語る大切なこと
しかし、あなたがたの天の父は、
それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。
だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。
そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
だから、あすのための心配は無用です。
あすのことはあすが心配します。
労苦はその日その日に、十分あります。
マタイ6:32-34→主の祈りの前半と後半、十字架の縦棒と横棒
『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
これがたいせつな第一の戒めです。
『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』
という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。
律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。
マタイ22:37−40→十戒の前半と後半、十字架の縦棒と横棒
「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。
それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。
そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、
また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、
彼らを教えなさい。
見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」
マタイ28:18−20→世界宣教教育命令
結婚バイブル
映画『レ・ミゼラブル』を見て
映画『レ・ミゼラブル』を見て
1月1日、新年礼拝を終えた夜、教会のメンバーと一緒にトム・フーパー監督の映画『レ・ミゼラブル』を鑑賞した。ミュージカルを撮影したような映画であるが、それぞれの役者が、役を演じながらその場で気持ちを込めて歌った声がライブ録音されている。それぞれの役者による感情が込められた歌声には、魂を揺さぶるものがあった。特にファンティーヌ役のアン・ハサウェイの歌う「夢破れて I Dreamed a Dream」は素晴らしかった。
映画を見終わった後、余韻にひたりながら、岩波文庫版と新潮文庫版で『レ・ミゼラブル』をじっくり味わっている。ヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』は、岩波文庫版(豊島与志雄訳)だと全4巻、新潮文庫版(佐藤朔訳)だと全5巻にもなる。読めば読むほど内容が豊かであり、きめ細かい人物描写や伏線となる背景説明があるので、もし可能ならばロード・オブ・ザ・リングのように3部作映画にすると、なお素晴らしかったのではないかと私は思う。これほどの壮大な著作を1本の映画にまとめてしまうことには無理がある。どうしてもダイジェスト版のようになり、牧師がよくしてしまうように、あれもこれも詰め込みすぎて話がごちゃごちゃしてしまう。
私はキリスト教の牧師であるから、この映画をどうしても聖書が語る福音の視点から見る。例えば、ジャン・バルジャンが銀の食器を盗んで逃げたのに、憲兵に捕まえられ、司教のもとに連れて来られる場面。その時司教はジャン・バルジャンに、「それは盗んだのではなくてプレゼントしたのだ」と優しく語り、「二本の銀の燭台もあげたのにどうして置いていったのか」と言いながら、さらに燭台をプレゼントする。
ここには明らかに、聖書の語る福音が紹介されている。それは、悔い改める前に(罪の償いを自分でする前に)赦しが与えられるという福音、ふさわしくない者に祝福が与えられるという福音である。この映画ではジャン・バルジャン役をX-MENのヒュー・ジャックマンが好演している。指の間からジャキーンとあの武器が出て来そうな雰囲気が時にあり、笑えた。
ジャベール警官役はラッセル・クロウであった。ジャベールは聖書に登場して人間をみじめにする律法主義をキャラクターにしたような人物である。律法主義とは福音をひっくり返したものであり、ふさわしくない者には祝福が与えられず、悔い改めなければ(良い行いをし、罪の償いを自分でしなければ)赦しはないという考え方である。ネタバレになるがジャベールは愛の人に変えられたジャン・バルジャンと向き合った時に自殺してしまう。聖書的にはイエス・キリストが十字架の上で死なれた時に律法主義は死に、イエス・キリストが墓に葬られた時に律法主義も葬られたと言える。
この映画を見て、しばらく悩んでしまったことがある。それは新約聖書の中にあるローマ人への手紙で言うと、7章までの「みじめさ」で終わってしまい、罪や罪責感からの解放、自由、そして圧倒的勝利に満ちた8章が描かれなかったということである。
私たちキリスト信仰の道に招かれた者も、しばしばローマ人への手紙7章までのみじめさと罪責感に生きてしまうことが多いかもしれない。しかし主イエスよ、ぜひともこの地上においてローマ8章にたどり着き、解放、自由、勝利の人生を歩ませてください。
クリスマスイブ礼拝2012
2012クリスマスイブ礼拝案内
家族
献身者デー・教団創立記念主日礼拝メッセージ「今がどのような時か」ローマ35
献身者デー・教団創立記念主日礼拝メッセージ「今がどのような時か」ローマ35(クリックで聴けます)
聖書箇所:ローマ人への手紙13章11ー14節
11 あなたがたは、今がどのような時か知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは、私たちが信じたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。12 夜はふけて、昼が近づきました。ですから、私たちは、やみのわざを打ち捨てて、光の武具を着けようではありませんか。13 遊興、酩酊、淫乱、好色、争い、ねたみの生活ではなく、昼間らしい、正しい生き方をしようではありませんか。14 主イエス・キリストを着なさい。肉の欲のために心を用いてはいけません。ローマ13章11−14節
祈 祷 課 題
★天を見上げ、聖霊に満たされることを祈り求め、星の数ほどの家族となるように(創世記15:5)
★大収穫のために働き手(献身者)が与えられるように
★関東宣教区会議のために(10月8日)
★信仰決心者がクリスマスに受洗できるように
★宣教121周年記念大会のために(11月22〜)
★被災された方々とボランティアのために
★すそ野が広がるように(http://sugito.church.jp/)
★来年60周年を迎える教会の将来のために