東京家族

小津安二郎監督の「東京物語」(1953年)も、山田洋次監督の「東京家族」もいいです!
ワンピースフィルムZでも、ホビットでも、レ・ミゼラブルでも泣かなかった私が・・・
小津安次郎監督の「東京物語」

山田洋次監督の「東京家族」 2013年 50周年記念作品 

東京と瀬戸内、都会と田舎
★都会の生活、特に都会での仕事がもたらす忙しさに対する警告
  仕事量の多さ:山のような仕事。休日が休日でなくなるほど。
  人の多さ:息がつまるほどの人波、満員電車
  動きの早さ:動きが早くて目が回るような状態。変化が激しくて対応できない。
       リズム、テンポ(速度)が早すぎる。休み(休符)がない。
       早いテンポでビートを刻み続けているようなせわしない都会型生活
★田舎の生活 ゆっくりとしたテンポ。鳥のさえずり、寄せては返す波の音、
       朝日や夕日をゆっくりと眺めるゆとり、親しい近所付き合い。
 
埼玉県杉戸町という「絶妙な場所」に、杉戸キリスト教会という「普遍的な神の家族・居場所」。
どこに住んでいても、忙しさの中で心が滅びないためには、1週間に必ず1日休みがとれるように祈り求める必要がある。
神が与えてくださった十戒の中に、特に働き続けないで1週間に一度は必ず安息日を守りなさいという命令にこそ、福音がある。
神の命令だからこそ、神に祈り求める時、すでに得たりという信仰をもって祈ることができる。