牧師さん川柳

——
牧師さん川柳
——
受難日に 福音喫茶 素晴らしい
人生は 出会いで決まる ありがとう
古利根の 流れのほとり 植えられて
受難週 桜前線 最高潮
フライデー グッドがつくと 受難日だ
十字架の 苦しみそれは 我のため
大丈夫 すべてを神に 委ねれば
本番は 死の向こうです 今はリハ
主は今も 生きておられる 救い主
さあ天を 見上げるならば 希望あり
安息は 罪ではないよ 主の恵み
神の愛 悔い改めに 先立ちて
罪人の 友となられる イエス様
ちいろばを 必要とする イエス様

塩味川柳

結婚を 記念する日に ありがとう
ありがとう こんな私と 連れ添って
もう一度 やり直せても この人生
悲劇とは あなたと会えず 寄り添えず
今あるは ただ主の恵み あわれみだ!

牧師さんの川柳

牧師さんの川柳
過去を今 修正すると 繰り返す
火葬場で 死の現実は 迫り来る
油断して 切られて血潮 溢れ出る
自らの 葬儀の日取りは 想定外
自家焙煎 釣った魚の ような味
ファインダー 覗くと恵み 溢れてる
道なりに 主に導かれ 舵を切る
山登り ストレス発散 最高だ
見つめると 心の王座 誰がいる?
条件が 整うならば 実行犯
イエスこそ 己の寄る辺 巌なり
凍てついた 孤独の隣に 神はいる
雀さえ 神の恵みに 生かされて
ギター弾く 表現したい 喜びで
聴く祈り 願う祈りに 先立って
根を張ろう 置かれた場所で 咲くために
by のまちゃん牧師

天よりの声ヒロシマ・被爆二年目の手記

天よりの声 ヒロシマ・被爆二年目の手記
末包敏夫 編
日本YMCA同盟出版部 1983年6月10日 第1刷発行
…とくに、日支事変以来のことであるが、
国家が、キリスト教の神観と、キリスト教倫理の超民族的超国家的性格を問題とし、
キリスト教に対する思想的、あるいは直接的弾圧がはげしかった。
日本のキリスト教界は、純なる愛国的動機からそのような態度に出たのであろうが、
いかにして国家の要望するものに応じうるかを発見するのに腐心し、
いわゆる、日本的キリスト教の樹立への神学的探求労作が行われてきたのである。
これはキリスト教信仰の最後的のものを断固として守りぬくとともに、
心の向かうところは、なんとかして、国家の要求と相一致する領域を見出したいとの願いをもち、
主張すべきものを明確に主張するというよりも、第一の関心はどこまでも主張せずに置いて、
国家の要求に応じうるかということを発見するにあった。
このように、われわれの当然主張すべきものを、明確に主張しなかったことは、
たとえ事態の真相を知らされていなかったためとはいいながら、
今や、痛烈に、神の前に責任を問われることになった。
もしも日本のキリスト教徒が、終戦後の今日のような考えに、戦時中も、
断固として立ち、わが身を犠牲の祭壇にささぐる覚悟をもって、
戦争反対と、世界平和のために行動していたならば、あるいは、
広島数十万の人々が、死し、また傷つかずに済んだかもしれぬと思い、
深い責任を感ぜざるをえない。…
(広島キリスト教会牧師 木村文太郎師の寄稿文「つぐないの道」より引用)

荒れ野の40年

荒れ野の40年 
ヴァイツゼッカー大統領演説全文 
岩波ブックレットNO.55
リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー
永井清彦 訳
岩波書店 1986年
…問題は過去を克服することではありません。
さようなことができるわけはありません。
後になって過去を変えたり、起こらなかったことにするわけにはまいりません。
しかし過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。
非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、
またそうした危険に陥りやすいのです。
ユダヤ民族は今も心に刻み、
これからも常に心に刻みつづけるでありましょう。
われわれは人間として心からの和解を求めております。
まさしくこのためにこそ、心に刻むことなしに和解はありえない、という一事を理解せねばならぬのです。
何百万人もの死を心に刻むことは世界のユダヤ人一人一人の内面の一部なのでありますが、
これはあのような恐怖を人びとが忘れることはできない、というだけの理由からではありません。
心に刻むというのはユダヤの信仰の本質だからでもあるのです。 …
(本文より)
ドイツの敗戦40周年にあたる1985年の5月8日、
ドイツ連邦共和国のリヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー大統領は、
連邦会議で「荒れ野の40年」という演説を行なった。
このブックレットには、その全文が紹介されている。
日本がアジア諸国と和解をしていくために必要なこと。
また、全世界の民族が、互いに和解をしていくために必要なことが、この演説の中にある。

高倉健さんの「人生の目的宣言文」

だが決して、刃向かったり、対抗したりしてはいけない。
それは彼らの思う壺にはまることだ、
火を放たれたら手で揉み消そう、
石を投げられたら軀で受けよう、
斬られたら傷の手当てをするだけ、
ーどんな場合にもかれらの挑戦に応じてはならない、
ある限りの力で耐え忍び、耐えぬくのだ、

新潮文庫 山本周五郎著「樅ノ木は残った(下)」270−271頁より
先日、この地上の人生の終着駅に到着された高倉健さん。
「生き方が演技(仕事)に出る」ということを痛感していた高倉健さん。
その高倉健さんの「人生の目的宣言文」が、上に引用した言葉ではないかと私は思う。


現代人にストレスや疲れが溜まりやすい理由と処方箋

現代人にストレスや疲れが溜まりやすい理由。それは、工夫して休みをとらないことにあるように思う。
休みの取り方にも工夫が必要だ。例えば、勤務を終えた後や休日でも職場に居続けるなら、ゆっくり休むことはできないだろう。
オフィスで鍵を開けずにゆっくりくつろいでいたとしても、電話の呼び出し音や来客のインターホンが鳴った瞬間に、貴重な休みは中断される。
だから、休み時間や休日には、意識してオフィスの外に出る必要がある。特に職場と住居が一体になっているような生活環境では、通勤時間がほとんどないといった多くのメリットがある反面、休日には意識的に職場の外に出る必要がある。もちろん緊急時には外出時でも携帯電話などで連絡がとれるようにしておく必要があるが。
そして晴れて暖かい日なら、公園、遊歩道、池、川 、山、丘、海などに出かけて、散歩したり、散策したりするのがいい。
bird-watching
Winter into Spring
光に向かって
雨や雪の日、風の強い日、寒い日なら、ショッピングモールや映画館に出かけるのもいい。
富士眺望
上手に休みが取れてリフレッシュできると、良いコンディションで良い仕事に取り組むことができる。クリエイティブな仕事、創意工夫、発想の転換、ブレイクスルー、イノベーション。それらは、散歩している時や良い休み時間を取っている時に天から与えられる。