私が原発に反対する理由その2:原発はクリーンエネルギーでなく温暖化を加速させている

理由その2:原発はクリーンエネルギーでなく温暖化を加速させている

原発の建設、燃料ウランの採掘、輸送、濃縮、加工、放射性廃棄物の処理などで、大量の二酸化炭素(CO2)を排出しています。

さらに原発においては、熱エネルギーの1/3しか電気になりません。残りの2/3は温排水として常時海に排出されています。つまり原発は発電時においても、発電量の2倍の熱量で24時間ずっと海を加熱し続けているのです。日本全体の商業用原子炉54基によって、約1億キロワットで海を加熱しています。

とにかく原発は、常時大量の冷却水を必要とします。だから津波のリスクがあるにも関わらず、海岸などに建設されているのです。浜岡原発においてすべての原発を稼働させた場合、利根川の平均流量(291立方メートル/秒)を越える水(332立方メートル/秒)を取水し、高温(海水温+7から8度)になった同量の温水を海に排出することになります。原発は、直接温暖化に貢献しています。

原発は、エネルギー変換効率が非常に悪いことによっても、温暖化に貢献しています。

原発の発電効率は約30%~35%。 火力=約40% 最新火力=50%

原発は安全運転するために、常に100%出力で運転しなければなりません。原発特有の長距離送電を考慮すると、送電ロスによってさらに効率の悪いものとなります。

私が原発に反対する理由その1:原発はリスク(危険)が高すぎる=安全ではない

理由その1:原発はリスク(危険)が高すぎる(=安全ではない。安全とはリスクが小さいこと。)

原発は事故が起こらない通常運転においても厄介な放射性廃棄物を生み出します。プルトニウム239の半減期は約2万4千年です。14万年後でも1/64にしかしかなりません。そのような高レベル廃棄物は、100万年ぐらい監視を続けなければならないほど危険な毒性物質です。未来の子どもや孫たちに危険な管理を押しつけることになります。捨てる場所に困る危険なゴミを無責任に出すのは止めましょう。

さらに、多くの原発が活断層や定期的に起こる海溝型巨大地震想定震源域の上に建てられており、地震や津波の脅威に対する想定が甘く、想定外が多すぎます。この度のような大震災によって事故になると、風や海流に乗って、空気、土地、海、水、食べ物などが放射能で汚染されます。

実は私が以前から祈りに覚えていたのは、福島原発よりも浜岡原発の方でした。

痛みと病を負う神 Pain of God

痛みと病を負う神 Pain of God

礼拝式のご案内

日時:2011年 4月10日(日)第2主日礼拝式
   ★第一礼拝・・・・・・・午前10時半~12時 
   ★第二礼拝・・・・・・・午後8時~9時
    聖書箇所:イザヤ章53章4節-6節
    説教題:「痛みと病を負う神 Pain of God」
    説教:野町真理(日本同盟基督教団・杉戸キリスト教会牧師)

   ★スマイルキッズ(幼児から小学生向け)午前9時〜(第一週は第一礼拝に合流)
   ★Jesus Junior(中高生から青年向け)・午後3時~

どなたでもお集いください。初めての方も大歓迎です。

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勿来津波 with PENTAX K-7

勿来津波

勿来津波

津波よ なぜおまえは来たのか
大波よ なぜおまえは押し寄せたのか

静かで美しい海よ
豊かな海の幸をもたらす海よ
なぜおまえは牙を剥いたのか

なぜ愛する人を奪った
なぜ大切なものを飲み込んだ
 
津波よ 来る勿れ
津波よ 二度と来る勿れ

津波の破壊力 IMPACT OF TSUNAMI with PENTAX K-7

津波の破壊力

福島県いわき市勿来周辺の海岸で目撃した衝撃的な光景です。ワンボックスカーよりも大きなコンクリートの破片は、津波によって数百メートルに渡って破壊された堤防の一部です。自然を想定内に閉じ込め、人間の意のままに制御できるなどと、なめたらいかんぜよ!(原子力発電所は絶対安全だと主張なさる方々、ぜひ再考してください!そしてそれでも絶対安全だという結論がでたなら、長距離送電によるロスを減らすために東京に原発を誘致してください!)

Sugito Gospel Cafe 杉戸福音喫茶のご案内

Sugito Gospel Cafe

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http://sugito.church.jp/

津波が来た海 The blue ocean after TSUNAMI with PENTAX K-7

津波が来た海 The blue ocean after TSUNAMI

福島県勿来(なこそ:来るなかれ=「来るな」の意味)にある火力発電所付近の海岸にも、強烈な津波が来た。

数百メートルに渡って破壊された堤防に、ぽつんと階段だけが取り残されていた。

空と海はどこまでも蒼く、寄せては返す波の音と砂塵を巻き上げる風の音が、静かに響いていた。