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キリスト教の中心ー神われらと共に
私たち人間は否定した。私たち人間を造り、共に生きるようにと招かれた創造主なる神を。
それ故私たち人間は、神の最高傑作としての自分自身を否定し、絶望的な状況に陥った。
しかし神は、イエス・キリストにおいて、そのような望みなき人間に、救いの手を差し伸べてくださった。
神われらと共に
キリスト教の中心とは何か?
信仰の対象、愛の起源、希望の内容とは何か?
福音の中心、福音の対象・起源・内容の中心とは何か?
それは、「和解の業において成就された契約」である。
和解論が取り扱う、この「キリスト教の中心」の近似値=「神われらと共に」
狭い共同体(教会)から広い共同体(地域住民)に向かっての福音宣教
神は狭い共同体(教会)の方々と、共におられる。
しかしそれだけではない!
神は、まだ福音を聞いたことがないすべての方々とも、共におられる。
神は、まだ福音を知らないすべての方々とも、共におられる。
神は、広い共同体(地域住民)のお一人お一人と、共におられる。
被災地におられるあなた。神はあなたと共におられます。
大切な方を亡くされたあなた。神はあなたと共におられます。
泣いてるあなた。神はあなたと共におられます。
インマヌエルー神は私たちとともに。
インマヌエルーいつも共におられるイエス・キリストは、そう呼ばれています。
インマヌエルー神は私たちとともに。
途方にくれているあなた。神はあなたと共におられます。
慰められることを拒んだあなた。神はあなたと共におられます。
被災地におられるあなた。神はあなたと共におられます。
1、神の一つの行為・行為における神の中心的出来事の報道
2、今ここで唯一無比な出来事として起こる唯一の特別な行為
3、人間の救済(存在の究極)に関する出来事・救済史
4、救済が定められている人間と共に(創造の目的としての救済)
5、救済と存在を失った人間・放蕩息子として悲惨の中に生きている人間と共に
6、以前の状態の回復をはるかに超える、さらにより偉大なこと
究極・救済・完成・終末・エスカトンの到来
7、われら神と共にー信仰と希望と愛、神の恵みの讃美
礼拝メッセージ「バベル Babel」
聖書箇所:創世記11章1節-32節
そのとき主は人間の建てた町と塔をご覧になるために降りて来られた。創世記11章5節
震災後、なお生かされている私たちにとって大切なことは、「何を指針として再建すべきか」です。
ハムの子孫たちは、自分を中心とし、神に反逆しながら再建し、バベル(バビロンの語源。神に反逆して築いた王国の象徴)を築くニムロデを生み出しました。彼の名前は「我々は反逆しよう」という意味で、最初の権力者となりました。
バベルの塔は、れんがとアスファルトによる超高層建築でした。人々が高い塔を建てようとした動機は、「頂が天に届く塔を建て、名をあげよう」でした。
そのとき神が降りて来られて、ことばを混乱させ、ことばが通じないようにされた目的は、神に反逆する大都会文化に魅せられ、東の高地から平野に定住したセムの子孫たちを、再び分離するためだったと考えられます。
そのようにして世的文化から取り分けられたセムの子孫たちは、神を中心とし、神に従って再建を試み、アブラハム、ダビデ、そしてイエス・キリストへとつながる再建となります。
イエス・キリストは、私たちの罪悪で放射能以上に汚染されたこの地に、天から降りて来られました。それは、放射能よりも恐ろしい罪から、私たちを救い出すためでした。
プレイズバンド賛美
バベル Babel
聖書に記録された緊急祈祷課題発信について
★エステル記に記録されたエステルの緊急祈祷課題発信
行って、シュシャンにいるユダヤ人をみな集め、私のために断食をしてください。三日三晩、食べたり飲んだりしないように。私も、私の侍女たちも、同じように断食をしましょう。たとい法令にそむいても私は王のところへまいります。私は、死ななければならないのでしたら、死にます。そこで、モルデカイは出て行って、エステルが彼に命じたとおりにした。エステル4章16−17節
★ヨナ書に記録されたニネベの指導者たちの緊急祈祷課題発信
ヨナはその町に入って、まず一日目の道のりを歩き回って叫び、「もう四十日すると、ニネベは滅ぼされる」と言った。そこで、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者から低い者まで荒布を着た。このことがニネベの王の耳に入ると、彼は王座から立って、王服を脱ぎ、荒布をまとい、灰の中にすわった。王と大臣たちの命令によって、次のような布告がニネベに出された。「人も、獣も、牛も、羊もみな、何も味わってはならない。草をはんだり、水を飲んだりしてはならない。人も、家畜も、荒布を身にまとい、ひたすら神にお願いし、おのおの悪の道と、暴虐な行いから立ち返れ。もしかすると、神が思い直してあわれみ、その燃える怒りをおさめ、私たちは滅びないですむかもしれない。」神は、彼らが悪の道から立ち返るために努力していることをご覧になった。それで、神は彼らに下すと言っておられたわざわいを思い直し、そうされなかった。ヨナ書3章4−10節
Spring has come to Japan after March 11
礼拝メッセージ「ノアの子孫たち The clans of Noah’s son」
礼拝メッセージ「ノアの子孫たち The clans of Noah’s son」(クリックで聴けます)
聖書箇所:創世記10章1節-32節
以上が、その国々にいる、ノアの子孫の諸氏族の家系である。大洪水の後にこれらから、諸国の民が地上に分かれ出たのであった。創世記10章32節
大洪水が全地に襲いかかった後のことです。ノアの息子たち、セム、ハム、ヤペテそれぞれの家族に、新しい命が次々と誕生しました。それは、人間の罪や恥をおおってくださる神の恵みでした。
今、東北地方太平洋沿岸を中心とする被災地において、妊婦さんの存在や赤ちゃんの誕生が人々に計り知れない慰め、思いやり、そして生きる力を与えているように、ノア夫婦と3人の息子夫婦は、子どもたちや孫たちから元気や勇気をもらい、「また、再建しましょう!」と力を合わせ、再建が続けられました。
創世記10章には、そのようにして歩み続けたノアの子孫たちの歴史が記されています。2節からはヤペテの子孫、6節からはハムの子孫、21節からはセムの子孫が、それぞれ氏族、国語、地方、国ごとに記録されています。
しかし大震災の後、今私たちが注目すべきは、「何を指針として再建すべきか」です。ハムの子孫は神に反逆しつつ再建し、バベルを築くニムロデ、ペリシテ人、カナン人、ソドム、ゴモラを生み出しました。一方、セムの子孫は神に従って再建を試み、アブラハム、ダビデ、そしてイエス・キリストへとつながる再建となりました。