星野道夫さんの本を読んでいると

霧降高原丸山の早春

星野道夫さんの本を読んでいると、人を寄せ付けない厳しさを持った自然を味わいたくなった。アラスカまでは遠くて簡単には行けない。それでいつものように、日帰りできる遠くを目指して、車を走らせた。来週からは学校が始まってしまうので、今日4月4日(月)が息子を連れての最後の休日である。

土砂降りの中、高速は使いたくないので、国道4号バイパスを北に向かう。トラックが水煙を巻き上げながら、次々と追い越していく。しもつけの道の駅で休憩し、宇都宮環状道路から宇都宮北道路に入る。このジャンクションはもうすぐ工事が完成してスムーズになりそうだ。降り続く雨の中、日光街道の杉並木を車窓から眺める。雨に濡れた日光街道も風情がある。桜が咲きかけている。そして春を待っていた花たちが、一斉に咲き始めている。

霧降大橋を渡ってそのまま直進し、いつもの霧降高原を目指すワインディングに入る。途中の電光掲示板に、「雪のため夏タイヤ不可」とある。スバルなので全輪駆動(AWD)だが、夏タイヤなので、行けるところまでゆっくり登っていく。雪を被った赤薙山や丸山が、水墨画のように立ち現れてきた。やがて道路脇に雪が現れた。

かつてスキー場があったキスゲ平の駐車場は雪で埋まっている。雨は次第にみぞれになり、そして音がしなくなった。雪だ。ここは冬と春がせめぎ合っている最前線。雪が降り続き、次第に路面がシャーベットになってきたので、ここでUターンする。アラスカのマイナス50度とは全く違った次元だが、ほんの少し、家族で日常から離れて、自然を味わうことができて感謝だった。

冬と春のせめぎ合い

晴れたらこんな写真が撮れます。
Snowscape of Mt Akanagi

Interstellar

A place in the Sun

奥鬼怒温泉郷トレッキング2021-08-02

奥鬼怒温泉郷トレッキング2021-08-02

安息日龍王峡ハイキング

予定がキャンセルになったので、安息日として龍王峡に行って来ました。

まずは幸手のジョイフル本田でガソリンを入れ、4号線から五霞を通り抜けて4号バイパスへ。
宇都宮でランチ。宇都宮餃子とラーメンを食べる。

ランチの後、宇都宮環状道路から宇都宮北道路を通り、徳次郎から日光街道の杉並木に入り7本桜から鬼怒川方面に。実は鬼怒川方面は日光オリーブの里以外は初めてのドライブ。

龍王峡の駐車場に車を止めて、いつものようにPENTAXの一眼レフカメラを持って安息日ハイキングスタート。
水彩画を描いている人たちがたくさんいる。それもそのはず。まさに絵になる風景の連続。

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龍王峡

龍王峡

モリアオガエルの白い卵塊を初めて見ることができて感謝!

モリアオガエルの卵塊

ある晴れた春の日の午後

ある晴れた春の日の午後

ある晴れた春の日の午後

うさぎの足跡

ある晴れた春の日の午後

日光キスゲ平から大山紅葉狩りハイキング2016

今年も何とか紅葉狩りをすることができた。
山の中で、谷を渡り、丘を越えて、創造主の美しさと優しさに浸りながら、祈りながら賛美する。賛美しながら祈る。
宣教区長として諸教会のことを覚えて祈る。特に代務者をさせていただいている教会のことを覚えて祈る。

紅葉2016

MOMIJI GARI 2016

MOMIJI GARI 2016

MOMIJI GARI 2016

MOMIJI GARI 2016

MOMIJI GARI 2016

MOMIJI GARI 2016

日光霧降高原大山

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-996018.html

天空尾根

天空尾根

SKY WALKING.jpg

左鎖骨遠位端骨折治療で、約1年間チタンプレートを入れていましたが、除去手術の後順調に回復し、リュックサックを担いでもだいぶ痛くなくなったので、リハビリ登山に出かけました。あいにく雨が強くなったので、赤薙山の麓で引き返してきました。いつ来てもこの天空尾根を歩くのは最高です。

ヤマレコの山行記録

NeoRunワークアウト詳細

Pastoral Landscape with PENTAX



今週の月曜日のこと。山登りを予定していたが山が雲隠れしていたので、霧降高原をドライブし続け、大笹牧場の方に向かった。すると、関東平野ではなかなか見れない立体的でダイナミックな風景が目の前に現れた。少し移動しては車を止めて、カメラを向けてフレーミングし、そして撮影した。
実はこのあたりも福島で起こった原発事故によって放射能汚染され、莫大な費用をかけて除染作業が続けられている。約3年の間、放牧も中止されていたが、今年の8月にやっと、除染が終わった所から放牧が再開されている。一度事故が起こると、原子力発電は天文学的な負債をもたらす。それが原発の真実。
除染完了、震災後初の放牧 日光・大笹牧場

切込湖 with PENTAX

静かな森を抜けると、その湖は午後の陽を受けて青緑色に輝いていた。
立ち止まり、音をたてないように息を潜めた。
静まり返った湖畔。
人の声も、車の音も、電子音も、何も聞こえない。
静寂の中、小さな虫たちが白く輝きながら、湖上でダンスしている。
鏡のような水面に山々や木々の緑、そして青空。
沈み込んでいる苔むした倒木。水辺には動物たちの足跡。
静まって天地を創造された神さまに祈る。
そして僕は夢中でカメラのファインダーを覗き、何度もシャッターを押した。