「主は愛する者を懲らしめる」とあるように、父の真実な愛は子どもの幸せを願い、「懲らしめ」を与える。懲らしめを与えることには精神的苦痛が伴う。懲らしめを与える者は愛されず、憎まれる。懲らしめを与えることで、築いてきた関係が一時的に損なわれることがある。しかし、父の愛は子どもの将来を見据えている。今、子どもに喜ばれることよりも、将来、いつの日にか感謝されることを選び取る。父なる神の愛が、その模範である。神が私たちの人生に試練を許されるのも、同じ愛からである。p48
カテゴリー: 祈り PRAYER
熊本大地震と中央構造線
幸せはあなたの心が決める 渡辺和子
目次より
第1章 人は不完全なもの
人は不完全なもの
人を許せば自分も救われる
人と人とのあいだを美しくみよう
意地悪く批判しない
真の愛にはきびしさがある
聞きたくない意見にたいせつなヒントがある
依頼心を捨てた時に力が生まれる
幸・不幸は、自分に由る
社会に歩みだすあなたへ
第2章 求めたものが与えられなくても
挫折のすすめ
失ったものではなく得たものに目を向けて生きよう
「あなたは何さまなの?」
人間には問題をどうとらえるかを選ぶ自由がある
不条理を受け入れる
人生は思い通りにならないのが当たり前
第3章 自分を見捨てない
相手をより自由にするのが本当の愛
受け入れがたい自分を受け入れる
劣等感のかたまり
自分の花を咲かせなさい
愛する力を育てるために
第4章 輝いて生きる秘訣
大学とは何をするところ?
雑用に祈りをこめて
自分を美しくきたえる
「美しさ」を保つ秘訣
第5章 愛ある人になる
「させていただく」
お金で買えないもの
人間関係の秘訣
あなたの近くにも「カルカッタ」はある
我以外、皆師なり
4月の絵画
神の国の証人ブルームハルト父子 待ちつつ急ぎつつ
それが、そのような困難は承知の上で、やはり書かずにいられない気持ちになったことには、日本のキリスト教会の現状についてのーことに一九六九年以降の日本基督教団の現状についての、私自身の認識が関係している。今そのことについて、ここに詳しく述べることはできない。ただ一言で言えば、私には、今日の日本の教会にもっとも欠けているもの、そして日本の教会が(自覚的ではないにしても)今日もっとも必要としているものは、ブルームハルト的なものだと、思われてならない。ブルームハルト父子におけるような「活ける神」への立ち返りと素朴な信仰のリアリティの快復なしには、日本の教会の新しい出発はないと思われてならない。(あとがきより)
「イエスの出現によって、単に心情の問題が提出されたのではなくて、力の問題が提出された。」と言っている。これは重要な指摘である。ブルームハルトが、この出来事を通して、聖書が証しする事柄を、そしてわれわれの救いの問題を、単に心情の問題としてではなく、力の問題として捉え、「戦い」の問題として捉えたということ。これがブルームハルト父子を敬虔主義から区別する中心的なものであると共に、彼らがカール・バルトらに教えたもっとも重要なものの一つであり、今日のわれわれが自分自身の信仰の問題としてもっとも緊急に聞かなければならない事柄だと、私は思う。ド・ヴァレンティ博士に対する「弁明書」の中で語っているように、彼がゴットリービンの悲惨の中に見たものは、今も力を振るっている闇の力の支配のもとにある人間の姿であった。そのような事実に直面して、彼が覚えたのは、「憤怒」であった。彼が子どものころから聖書で読んだように、神が主イエスにおいてすでに勝利し給うたということがもし事実であれば、このような人間の悲惨に対して、どうして神の力の介入がないはずがあろうか。そのような焦燥が彼を捉えた。その場合、彼は、神の力の介入を、史的イエスの時代や使徒たちに限定することに堪えられなかった。主イエスの高挙の後の時代の有様が、それ以前と同じであって良いはずはないのであった。したがって、彼の問題は、主イエスの支配か、それとも彼に逆らう者の支配か、というまさに「力の問題」であった。p78-79
雪の日に 吉野弘詩集より
雪の日に 吉野弘詩集より
雪がはげしく ふりつづける
雪の白さを こらえながら
欺きやすい 雪の白さ
誰もが信じる 雪の白さ
信じられている雪は せつない
どこに 純白な心など あろう
どこに 汚れぬ雪など あろう
雪がはげしく ふりつづける
うわべの白さで 輝きながら
うわべの白さを こらえながら
雪は 汚れぬものとして
いつまでも白いものとして
空の高みに生まれたのだ
その悲しみを どうふらそう
雪はひとたび ふりはじめると
あとからあとから ふりつづく
雪の汚れを かくすため
純白を 花びらのように かさねていって
あとからあとから かさねていって
雪の汚れを かくすのだ
雪がはげしく ふりつづける
雪はおのれを どうしたら
欺かないで生きられるだろう
それが もはや
みずからの手に負えなくなってしまったかのように
雪ははげしく ふりつづける
雪の上に 雪が
その上から 雪が
たとえようのない 重さで
音もなく かさなってゆく
かさねられてゆく
かさなってゆく かさねられてゆく
凍 沢木耕太郎
結婚17周年記念日帰り温泉ツーリング
2011年3月11日14時46分から5年目に
U2の歌「SONG FOR SOMEONE」の意訳
U2の歌「SONG FOR SOMEONE」の意訳
You got a face not spoiled by beauty
I have some scars from where I’ve been
イエス様、あなたは美しさでだめになってない顔を持っておられ、
僕はこれまでほんと大変なことだらけで、深い傷を負っていた。
You’ve got eyes that can see right through me
You’re not afraid of anything they’ve seen
あなたは僕の本当の姿を見抜くことができる目を持っておられ、
あなたは恐れないで僕のすべてを受け止めてくれた。
I was told that I would feel nothing the first time
I don’t know how these cuts heal
But in you I found a rhyme
最初は何も感じないでしょうと言われ、
どのように癒されるのかわからなかった。
だけど、僕はあなたの中に歌を見つけたんだ。
If there is a light you can’t always see
And there is a world we can’t always be
もし光があるなら、それはいつも見えるわけじゃない。
それでも神の国という霊的な世界が存在する。僕らはいつもそちら側にいることはできないが。
If there is a dark that we shouldn’t doubt
And there is a light, don’t let it go out
もし僕らが疑うべきでない闇があるとしても、
それでも光はやみの中に輝いている。だからその光を消しちゃいけない。
And this is a song, song for someone
This is a song, a song for someone
この歌は誰かのための歌。
この歌は、誰かのための歌。
You let me in to a conversation
A conversation only we could make
イエス様、あなたは僕を会話に招いてくださる。
僕らだけができる会話の中に。
You break and enter my imagination
Whatever’s in there it’s yours to take
あなたは僕の空想の中に割って入られる。
だから僕の中に何があろうと、どう受け止めるかはあなた次第。
I was told I’d feel nothing the first time
You were slow to heal but this could be the night
最初は何も感じないでしょうと言われた。
でもあなたはゆっくりと癒された。時間がかかったのは夜の闇が深かったからでしょう。
If there is a light you can’t always see
And there is a world we can’t always be
もし光があるなら、それはいつも見えるわけじゃない。
それでも神の国という霊的な世界が存在する。僕らはいつもそちら側にいることはできないが。
If there is a dark within and without
And there is a light, don’t let it go out
闇が心の内にも外にも存在したとしても、
それでも光はやみの中に輝いている。だからその光を消しちゃいけない。
And this is a song, song for someone
This is a song, a song for someone
この歌は誰かのための歌。
この歌は、誰かのための歌。
And I’m a long long way from your Hill of Calvary
And I’m a long way from where I was and where I need to be
そして僕は長い長い道の途上にある。イエス様、あなたが十字架にかけられたカルバリの丘からの道に。
僕は長い旅の途上にある。かつていた場所、僕がいなければならなかったあの場所からの道に。
If there is a light you can’t always see
And there is a world we can’t always be
もし光があるなら、それはいつも見えるわけじゃない。
それでも神の国という霊的な世界が存在する。僕らはいつもそちら側にいることはできないが。
If there is a kiss I stole from your mouth
And there is a light, don’t let it go out
もし口づけがあるなら、僕があなたから奪った裏切りの口づけ。あのイスカリオテ・ユダのように。
それでも光はやみの中に輝いている。その光を消しちゃいけない。