強風で折れた杉戸の杉

強風で折れた杉戸の杉

先日、強風が吹いた金曜日、杉戸キリスト教会横の杉の木が見事に折れてしまいました。人に当たらなくて幸いでした。
けれども、このことがあって、今週残っていた杉の木もすべて切り倒されてしまいました。

現代社会も、ますます風が強まっています。
北島三郎の年輪のように、下にしっかりと根を張り、試練に耐えて年輪を重ねていかなければ、倒される厳しい時代です。

礼拝メッセージ「オリーブの若葉 New Olive Leaf」

オリーブの若葉 New Olive Leaf

礼拝メッセージ「オリーブの若葉 New Olive Leaf」(クリックで聴けます)

聖書箇所:創世記8章1−14節

それからなお七日待って、再び鳩を箱舟から放った。鳩は夕方になって、彼のもとに帰って来た。すると見よ。むしり取ったばかりのオリーブの若葉がそのくちばしにあるではないか。それで、ノアは水が地から引いたのを知った。創世記8章10-11節

ノアのストーリーには、以下のような美しい文学的対称構造(集中構造)が見られます。

     H 箱舟に入るノア家族と生き物たち 7:13
    I 箱舟の戸を閉ざされた神     7:16
   J 大洪水             7:17
  K 増水によっておおわれた山々の頂 7:19
 L 150日間ふえ続けた水     7:24
M ノアたちを心に留めておられた神 8:1
 L’ 150日目に引き始めた水    8:3
  K’ 減水によって現れた山々の頂   8:5
   J’ かわいた地の面         8:13
    I’ 箱舟のおおいを除くノア     8:13
     H’ 箱舟を出るノア家族と生き物たち 8:18

集中構造の中心、まさに分水嶺は、以下に記す8章1節です。

『神は、ノアと、箱舟の中に彼といっしょにいたすべての獣や、すべての家畜とを心に留めておられた。それで、神が地の上に風を吹き過ぎさせると、水は引き始めた。』

峠を越えているのに、ノアたちはオリーブの若葉をなかなか見ることができませんでした。同様に、すぐに答えを見ることができなくても、すでに私たちの祈りは、神に聞き届けられています。問題は峠を越え、神によって解決に向かっているのです。