カテゴリー: BIBLE
教会創立記念礼拝メッセージ「健康な教会の姿」
聖書箇所:使徒の働き6章1-7節
そのころ、弟子たちがふえるにつれて、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちが、ヘブル語を使うユダヤ人たちに対して苦情を申し立てた。彼らのうちのやもめたちが、毎日の配給でなおざりにされていたからである。使徒の働き6章1節
からだが健康であるとは、どういう状態でしょうか。
様々な変化や問題があったとしても、それらに適切に対処できているなら、それは健康な状態です。
使徒の働き6章前半には、キリストのからだである教会の姿が記録されています。そこには、問題があったとしても、それらに適切に対処している健康なキリストの体・教会の姿が描かれています。
問題のないからだ、問題のない教会はありません。けれども問題の中にあって、聖霊なる神の励ましと慰め、そしてすべての背後にある主の力強い御手によって、蒔かれた種は芽を出し、成長し、そして豊かな実を結びます。
教会とは、教会堂のことではなく、主イエスによって呼び出され、集められたキリスト信者一人一人です。教会はキリストのからだであり、かしらはキリストです。私たち一人一人は、キリストのからだの各器官として有機的に一つとされ、それぞれの働きと使命に生かされるのです。
礼拝メッセージ「もし神から出たものなら」
聖書箇所:使徒の働き5章12-42節
しかし、もし神から出たものならば、あなたがたには彼らを滅ぼすことはできないでしょう。もしかすれば、あなたがたは神に敵対する者になってしまいます。」・・・使徒の働き5章39節
ガマリエルは、後にキリストに捕らえられるパウロ(サウロ)の先生でした。彼はすべての人に尊敬されているパリサイ派の律法学者でした。バランスのとれた穏健な人物で、以下のような説得力のある、適切なアドバイスをしました。
「イスラエルの皆さん。この人々をどう扱うか、よく気をつけてください。というのは、先ごろチゥダが立ち上がって、自分を何か偉い者のように言い、彼に従った男の数が四百人ほどありましたが、結局、彼は殺され、従った者はみな散らされて、あとかたもなくなりました。その後、人口調査のとき、ガリラヤ人ユダが立ち上がり、民衆をそそのかして反乱を起こしましたが、自分は滅び、従った者たちもみな散らされてしまいました。
そこで今、あなたがたに申したいのです。あの人たちから手を引き、放っておきなさい。もし、その計画や行動が人から出たものならば、自滅してしまうでしょう。しかし、もし神から出たものならば、あなたがたには彼らを滅ぼすことはできないでしょう。もしかすれば、あなたがたは神に敵対する者になってしまいます。」
礼拝メッセージ「真実な共同体」
聖書箇所:使徒の働き4章32-5章11節
そして、教会全体と、このことを聞いたすべての人たちとに、非常な恐れが生じた。使徒の働き5章11節
信じた者の群れ(教会)は、心と思いを一つにして、だれひとりその持ち物を自分のものと言わず、すべてを共有にしていました。
地所や家を持っている者はそれを売り、代金を携えて来て、使徒たちの足もとに置き、その金は必要に従っておのおのに分け与えられました。そのため彼らの中には、ひとりも乏しい者がいませんでした。
ところがアナニヤは、妻のサッピラとともにその持ち物を売り、妻も承知のうえで、その代金の一部を残しておき、ある部分を持って来て、使徒たちの足もとに置きました。
即座にいのちを取られたほどに重い、アナニヤ夫婦の罪とは何でしょうか?アナニヤ・サッピラ夫婦の罪とは、ふたりだけで心を合わせつつも、兄弟姉妹とは心と思いを一つにしていなかった罪です。
それは、本当に困っている兄姉がいるのを見ても心が痛まず、他の兄姉が厳しい経済状況の中で助け合って生きているのに、偽ってでも、自分たちだけはリッチな生活をし続けようとする自己中心の罪でした。
良心の危機―「エホバの証人」組織中枢での葛藤
http://gospel.sakura.ne.jp/raymondfranz.html
今日も教会のポストにエホバの証人の集会案内のチラシが入っていたので、これ以上被害者がでないために、エホバの証人の組織中枢におられた方の書かれた本を紹介します。
Solar Eclipse from Sugito(JAPAN)
Hamanako Bible Camp New Chapel
礼拝メッセージ「祈りの共同体」
聖書箇所:使徒の働き4章23-31節
彼らがこう祈ると、その集まっていた場所が震い動き、一同は聖霊に満たされ、神のことばを大胆に語りだした。使徒の働き4章31節
キリスト教会は、報告することによって課題を分かち合います。そして十字架のもとに力と心を合わせて祈る時、聖なる神の霊に満たされて、勝利者となることができます。初代教会の祈りに学びましょう。
1、心合わせて神に呼びかけ、神について想起する
『主よ。あなたは天と地と海とその中のすべてのものを造られた方です。あなたは…』
2、神の視点をもって現実を見つめ、受け止める
『…事実、ヘロデとポンテオ・ピラトは、…あなたの御手とみこころによって、あらかじめお定めになったことを行ないました。』
3、神に大胆に願い求める
『主よ。いま彼らの脅かしをご覧になり、あなたのしもべたちにみことばを大胆に語らせてください。御手を伸ばしていやしを行なわせ、あなたの聖なるしもべイエスの御名によって、しるしと不思議なわざを行なわせてください。』
4、祈りの結果-神の応答
『彼らがこう祈ると、その集まっていた場所が震い動き、一同は聖霊に満たされ、神のことばを大胆に語りだした。』
礼拝メッセージ「普通の人を用いる神」
聖書箇所:使徒の働き4章1-22節
彼らはペテロとヨハネとの大胆さを見、またふたりが無学な、普通の人であるのを知って驚いたが、ふたりがイエスとともにいたのだ、ということがわかって来た。使徒の働き4章13節
神に豊かに用いられたペテロとヨハネ。ふたりは、無学な、普通の人でした。
ペテロは主イエスに呼ばれるまで漁師でした。彼は一番弟子であると自負していましたが、鶏が鳴くまでに3度、受難の主イエスを否みました。しかし先行する主イエスのとりなしの祈りによって、彼は涙の中から立ち直り、兄弟たちを力づける者に変えられていきました。
ヨハネも主イエスに呼ばれるまで漁師でした。彼は「ボアネルゲ」(「雷の子」の意)と呼ばれたほどに、短気で激しい性格の持ち主でした。しかし主イエスの愛によって、やがて彼は「愛の使徒」に変えられていきました。
ふたりはかつて、主イエスとともにいました。そしてふたりは、いつも主イエスとともにいました。無学な、普通の人が、神に豊かに用いられた秘訣がここにあります。
復活され、今も生きておられる主イエスは、現代を生きる私たちにも『見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。』と語っておられます。