礼拝メッセージ「普通の人を用いる神」

礼拝メッセージ「普通の人を用いる神」

聖書箇所:使徒の働き4章1-22節

彼らはペテロとヨハネとの大胆さを見、またふたりが無学な、普通の人であるのを知って驚いたが、ふたりがイエスとともにいたのだ、ということがわかって来た。使徒の働き4章13節

神に豊かに用いられたペテロとヨハネ。ふたりは、無学な、普通の人でした。

ペテロは主イエスに呼ばれるまで漁師でした。彼は一番弟子であると自負していましたが、鶏が鳴くまでに3度、受難の主イエスを否みました。しかし先行する主イエスのとりなしの祈りによって、彼は涙の中から立ち直り、兄弟たちを力づける者に変えられていきました。

ヨハネも主イエスに呼ばれるまで漁師でした。彼は「ボアネルゲ」(「雷の子」の意)と呼ばれたほどに、短気で激しい性格の持ち主でした。しかし主イエスの愛によって、やがて彼は「愛の使徒」に変えられていきました。

ふたりはかつて、主イエスとともにいました。そしてふたりは、いつも主イエスとともにいました。無学な、普通の人が、神に豊かに用いられた秘訣がここにあります。

復活され、今も生きておられる主イエスは、現代を生きる私たちにも『見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。』と語っておられます。

礼拝メッセージ「愛の共同体」

礼拝メッセージ「愛の共同体」

聖書箇所:使徒の働き2章42ー47節

そして、彼らは使徒たちの教えを堅く守り、交わりをし、パンを裂き、祈りをしていた。使徒の働き2章42節

教会とは、神によって呼び集められたキリスト信者一人一人のことです。生み出された教会は、使徒たちの教えを堅く守り、交わりをし、パンを裂き、祈りをしていました。教会は、そのようにして形成され、愛の共同体とされました。

使徒たちの教えとは、主イエス・キリストの教えです。ヨハネ福音書13章34-35節にその要約があります。『…わたしがあなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。もしあなたがたの互いの間に愛があるなら、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるのです。』

交わりとは絆を意味します。パン裂きとはキリストの愛を覚える聖餐式を意味します。

神との絆が回復する時にだけ、隣人との絆も回復します。そして人は、お金、モノ、仕事、自己実現よりも絆を大切にし、一緒に食事をし、語り合い、共に生きる交わりを喜びとする者に変えられます。

自分さえよければ他人はどうなってもかまわないと思っている人が、そのような人に新しく造り変えられる。これこそ神のなさる美しい奇跡です。

礼拝メッセージ「約束を待ちなさい」

礼拝メッセージ「約束を待ちなさい」

聖書箇所:使徒の働き1章1ー14節

この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちとともに、みな心を合わせ、祈りに専念していた。使徒の働き1章14節

私たちのために苦しみを受け、十字架で死なれた主イエスは、3日目に復活されました。復活された主イエスは、『エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。』と使徒たちに命じられ、それから天に上げられていきました。

この主イエスの命令に使徒たちがどう応答したのか。それが上記のみことばです。彼らはエルサレムに留まり、自分たちだけではなく、婦人たちやイエスの母マリヤ、そしてイエスの兄弟たちとともに、みなで心を合わせて、祈りに専念したのです。

この書には、映画のエンドロールのように、数え切れない有名無名の人たちが紹介されています。使徒の働きという名前が付けられていますが、決して使徒たちだけの働きではありません。メンバー全員の働き、つまり「教会の働き」がこの書には記されています。

キリストに呼び集められた一人一人が十字架のもとに力を合わせ、協力することによって、働きは進められました。そしてこの働きは、世界中で現在進行形の働きです。私たちにもバトンが手渡されています。主イエスは今もあなたを必要とされています。

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礼拝メッセージ「アブラハムのしもべ」

礼拝メッセージ「アブラハムのしもべ」

聖書箇所:創世記24章34ー67節

アブラハムのしもべは、彼らのことばを聞くやいなや、地にひれ伏して主を礼拝した。創世記24:52

アブラハムのしもべは、とても大切な働きに任命され、アブラハムの息子イサクのために花嫁さがしの旅に遣わされました。

目的地付近に着いた時、アブラハムのしもべは具体的な相談を神さまとしていました。ところが、心の中で話し終わらないうちに、リベカさんという素敵な女性が現れ、『お飲みください。あなたのらくだにも水を飲ませましょう。』と言いました。

アブラハムのしもべは、具体的な祈りによって具体的な答えを神さまからいただき、さらに具体的に話を進めました。その結果、相手と相手の家族から驚くばかりの応答をいただき、神さまが旅を成功させてくださったことを確信することができました。

私たちは洗礼(バプテスマ)を受ける時、アブラハムのしもべのように、とても大切な働きに任命され、旅に派遣されます。それは福音宣教、世界宣教、キリストの花嫁である教会形成、花嫁さがしの旅です。

信仰によって、具体的に祈りつつ前に向かって歩んで行く時、みこころかどうかを確証することができます。その時私たちは、それぞれの旅を成功させてくださる神を体験することができるのです。

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礼拝メッセージ「星空散歩」

礼拝メッセージ「星空散歩」

聖書箇所:創世記15章1ー21節

そして、彼を外に連れ出して仰せられた。「さあ、天を見上げなさい。星を数えることができるなら、それを数えなさい。」さらに仰せられた。「あなたの子孫はこのようになる。」彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。創世記15:5-6

私たちを養育するために、主なる神がお用いになる事の一つ。それは、「時間をかけて約束を出来事に至らせる」ということです。

待つという長い時の中、恐れるアブラムを主なる神がご覧になった時、主は幻のうちにアブラムに臨み、力強いみことばをもってアブラムを励まされました。その時アブラムは、率直に不安や不信の思いを主に打ち明けました。

星空の下をアブラムと共に散歩しながら、主は「見上げること」をアブラムに促します。見上げた先からアブラムの目に飛び込んできたもの。それは星屑(スターダスト)でした。天の川をはじめとする、数え切れない星たちが、天には静かに瞬いていたのでした。その壮大なビジョンの中、上記のような約束のことばが語られ、アブラムは主を信じ、主はそれを彼の義と認められたのでした。

信仰義認。信仰によって義と認められるという教えは、16世紀に宗教改革者たちが再発見した真理ですが、ここにはっきりと記されています。

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礼拝メッセージ「バランスを保つ」

礼拝メッセージ「バランスを保つ」

聖書箇所:ローマ人への手紙1章18ー32節

というのは、彼らは、神を知っていながら、その神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなったからです。ローマ1:21

教会(目に見える建物ではなく召集されたキリスト者一人一人)は、約束の地、天の都エルサレムに向かって旅をします。

この世の荒波から逃れ、現実逃避をして静かな港の中に留まり続けるのではありません。安全な港から出て、荒れ狂う大海原を乗り越え、そして向こう岸を目指す旅なのです。

荒れ狂う大海原の正体は、不義をもって真理をはばんでいる人々のあらゆる不敬虔と不正に対する神の怒りです。

彼らは神を知っていながら、神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなっています。彼らは、あらゆる不義と悪とむさぼりと悪意とに満ちた者、ねたみと殺意と争いと欺きと悪だくみとでいっぱいになった者、陰口を言う者、そしる者、神を憎む者、人を人と思わぬ者、高ぶる者、大言壮語する者、悪事をたくらむ者、親に逆らう者、わきまえのない者、約束を破る者、情け知らずの者、慈愛のない者です。

バランスを崩して転覆しない秘訣は、船に同乗してくださっている船長、嵐でさえも鎮めることのできる主イエス・キリストに信頼し、祈ることです。

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礼拝メッセージ「世界標準のキリスト者」

礼拝メッセージ「世界標準のキリスト者」

聖書箇所:ローマ人への手紙1章1ー17節

私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。なぜなら、福音のうちには神の義が啓示されていて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。「義人は信仰によって生きる。」と書いてあるとおりです。ローマ1:16―17

世の中には、2種類のキリスト者がいます。世界で通用する世界標準のキリスト者と、世に流されている世的キリスト者です。

世的キリスト者は、主として個人的満足を得るために神を見上げます。そして、神の目的のために自分を用いていただくことよりも、自分の目的のために神を利用しようとします。

一方、世界標準のキリスト者は、自分の目的のために神を利用しようとするのではなく、神の目的のために自分を用いていただこうとします。彼らは世界大の神のビジョンを受け止め、大海を知っています。

今日ほど、全世界に出て行くという使命を果たしていくことが容易になった時代はありません。神は、歴史上最も偉大にして、最も大きく、最も多彩で、最も重要な働きに、あなたを召しておられます。それは、神の国の働き、福音宣教・教会形成の働きです。

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礼拝メッセージ「使命のために」

礼拝メッセージ「使命のために」

聖書箇所:マタイ福音書28章1ー20節

それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」マタイ福音書28:19-20

いよいよ人生を導く5つ目の目的、「あなたは使命のために造られた」を学びます。

使命は、「命を使う」と書きます。人生とは、命を使うことです。しかし、何のために、誰のために命を使うのかによって、人生は大きく変わります。

主イエスは、「魂の救い」と「弟子作り」という大切な使命を、教会に、私たち一人一人に与えておられます。あなたは、自分の周りにいるまだ神を知らない人たちに対して、責任を負っているのです。

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アドベント歓迎礼拝と公開講演のご案内

Invitation from Sugito Christ Church

アドベント歓迎礼拝と公開講演のご案内

今年は11月30日から、アドベント(待降節)に入り、クリスマスの季節になります。杉戸キリスト教会では、河野勇一先生をお招きして、11月30日にアドベント歓迎礼拝と公開講演を行います。ぜひお集いください。

日時:2008年11月30日(日)
   歓迎礼拝:午前10時30分~
   「あなたの人生の目的は?」

   公開講演:午後3時~
   「健康な教会へのかぎ」

講師:河野勇一先生(緑キリスト教会牧師)

1945年、大分県に生まれる。九州大学工学部応用化学科卒業後、
本州製紙(株)に入社。その年、1967年釧路にてキリスト信仰に入る。
和歌山県新宮市に赴任中、同社を辞めて大阪聖書神学校に入学。
1974年、神学校最終学年より日本バプテスト教会連合の名古屋開拓に
従事し、卒業後、緑キリスト教会牧師となり、現在に至る。
持ち前のユーモアとわかりやすいメッセージには定評がある。

1980年から1981年に、アメリカ・ミネソタ州のベテル神学校に留学。
現在、日本バプテスト教会連合の理事長、東海聖書神学塾の塾長なども
務めている。

著書に『神の国のライフスタイル』『きみは愛されるため生まれた』
   『現代を創造的に生きるために』、
訳書に、R.コールマン『大宣教命令のライフスタイル』、
    リック・ウォレン『健康な教会へのかぎ』などがある。

場所:杉戸キリスト教会(日本同盟基督教団)

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〒345-0025
埼玉県北葛飾郡杉戸町清地1-1-30(グーグルマップ参照可)

電話:0480-34-3002

メールアドレス:sugito@church.jp(@は小文字にして下さい)

杉戸キリスト教会は、旧日光街道(現埼玉県道373号堤根杉戸線)沿いの杉戸町清地にあります。最寄りの駅は東武動物公園駅で、東口から出て古利根川沿いに歩いて10分ぐらいでしょうか。古利根川を渡ると、宮代町から杉戸町に入ります。杉戸高校のすぐ近くです。

礼拝メッセージ「賜物を用いる」

礼拝メッセージ「賜物を用いる」

聖書箇所:1ペテロの手紙 4章

それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。1ペテロの手紙4:10

1、それぞれが賜物を受けているのですから

それぞれが賜物を受けていると聖書は語ります。自分はどのような賜物を受けているのか。改めて時間をとって考えてみましょう。宝の持ち腐れにならないために。

2、神のさまざまな恵みの良い管理者として

すべては神から一時的に預けられたものです。良い管理者となるためには、所有者(オーナー)である神の指示を仰ぐ必要があります。

3、賜物を用いて互いに仕え合いなさい

それぞれユニークな賜物を与えられています。あなたにしかできないことが、あるのです。与えられた賜物を用い、互いに仕え合いましょう。自分のためではなく、神と隣人のために。

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