待伏せをする神

モーリヤック著『イエスの生涯』新潮文庫より
それから、数週間後に、イエスが、弟子達の群から離れて、天にのぼり、光の中にその姿がとけてしまった時も、それは二度と帰らぬ旅立ちというべきものではなかった。すでに、主は、エルサレムからダマスコへ行く道の曲り角で待ち伏せをし、サウロを、彼の最愛の迫害者をねらっている。この時以降、すべての人間の運命の中に、この待伏せをする神がい給うであろう。

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