ウクライナのための祈りの呼びかけ
「苦しむ人が踏みにじられ、貧しい人が嘆くから、今、わたしは立ち上がる。」
旧約聖書・詩篇12篇5節
私たち日本同盟基督教団は、教団宣教130周年記念宣言において次のように言い表しました。
「私たちは、暴力と抑圧にさいなまれている地に正義と平和が打ち立てられるようにとりなし祈ります。」
今、ウクライナの地がロシアによる軍事侵攻によって暴力にさらされています。私たちは、このような現状を深く憂い、彼の地に正義と平和が打ち立てられることを願いつつ、以下のように祈りを呼びかけます。
ロシア軍による軍事侵攻が即時に中止され、停戦が実現するように。
ロシア軍が撤退し、人々の安全が確保されるように。
ウクライナの秩序が回復し、安心が取り戻されるように。
難民化している人々が必要な保護と支援を受けることができるように。
各国が各々の利害や思惑を越えて、平和のために働きかけることができるように。
混乱に便乗した軽率で迂闊な議論に流されず、誤情報や扇動に惑わされることがないように。
憎悪や復讐の連鎖が増幅することのないように。
核兵器による威嚇とその使用が絶対に封じられるように。
平和を求める私たちの祈りに主が答えてくださるように。
主が立ち上がり、御手を動かしてくださるように。
「主は地の果てまでも戦いをやめさせる。」
旧約聖書・詩篇46篇9節
2022年3月1日
日本同盟基督教団理事会
理事長 朝岡 勝