礼拝メッセージ「賜物の形」

礼拝メッセージ「賜物の形」

聖書箇所:1ペテロの手紙 4章

それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。1ペテロの手紙4:10

            
先週に続いて、受けている賜物の形(SHAPE)を覚え、賜物の良い管理者として互いに仕え合いましょう。

1、状況、立場(Situation)
 今あなたが置かれている状況や立場は、あなたでしかできない任務と結びついた賜物の一部です。

2、心、願い、やる気、情熱(Heart)
 あなたが抱く興味、願い、やる気、情熱は、あなたでしかできない任務と結びついた賜物の一部です。

3、能力(Abilities)
 あなたの能力や才能はすべて天才であり、あなたでしかできない任務と結びついた賜物の一部です。

4、個性(Personality)
 あなたのユニークな個性、性格、気質は、あなたでしかできない任務と結びついた賜物の一部です。

5、経験(Experience)
 これまであなたが味わった経験はすべて、あなたでしかできない任務と結びついた賜物の一部です。

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礼拝メッセージ「神に仕える」

礼拝メッセージ「神に仕える」

聖書箇所:ヤコブの手紙 3章

あなたがたのうちで、知恵のある、賢い人はだれでしょうか。その人は、その知恵にふさわしい柔和な行ないを、良い生き方によって示しなさい。ヤコブの手紙3:13

造り主なる神は、不必要な人間を造るほど愚かではありません。あなたらしく神に仕えて生きるために、神はあなたに多くの賜物(SHAPE)を与えています。

1、状況、立場(Situation)
 今あなたが置かれている状況や立場は、あなたでしかできない任務と結びついた賜物の一部です。

2、心、願い、やる気、情熱(Heart)
 あなたが抱く興味、願い、やる気、情熱は、あなたでしかできない任務と結びついた賜物の一部です。

3、能力(Abilities)
 あなたの能力や才能はすべて天才であり、あなたでしかできない任務と結びついた賜物の一部です。

4、個性(Personality)
 あなたのユニークな個性、性格、気質は、あなたでしかできない任務と結びついた賜物の一部です。

5、経験(Experience)
 これまであなたが味わった経験はすべて、あなたでしかできない任務と結びついた賜物の一部です。

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礼拝メッセージ「与えられた任務」

礼拝メッセージ「与えられた任務」

聖書箇所:ヤコブの手紙 2章

たましいを離れたからだが、死んだものであるのと同様に、行ないのない信仰は、死んでいるのです。ヤコブの手紙2:26

今日から人生を導く第4の目的、「あなたは神に仕えるために造られた」を学びます。

車がガソリンを消費するためだけに造られたのではないように、あなたは食料や資源や神の恵みを消費するためだけに造られたのではありません。

創造主なる神は、あなたでしか出来ないこと(任務)のためにあなたを造られ、あなたをこの地上に生かしておられます。創造主なる神は、あなたを用いてこの世界を変えようとなさっているのです。

あなたが与えられた任務を放棄するなら、世界は変わることがないでしょう。けれども、あなたが与えられた任務に生きていくことで、この世界の未来は、きっと良い方に変わっていくのです。

あなたは神に仕えるために創造され、神に仕えるために救われました。またあなたは、神に仕えるように召されていますし、神に仕えるように命じられています。

大切なのは、どれほど長く生きたかではなく、どのように生きたかです。たとえ齢を重ねて寝たきりになったとしても、とりなしの祈りという任務は、地上の人生の終着駅まで与えられています。

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神の国のライフスタイルに生きるキリスト者

2001年9月11日。セプテンバーイレブン。その時私は、予定されていた日本同盟基督教団教育部主催の補教師研修会のために、松原湖バイブルキャンプ場にいた。台風接近のため日程がずれることになったが、強まる風雨の中であのニュースを見た。

米国のリック・ウォレン牧師が “The Purpose Driven Life”(邦訳題は『人生を導く5つの目的』)を出版したのが翌年の2002年。

この本には、、オブジェクト指向のような、目的志向の人生に関する、特筆すべき色あせない輝きがある。(オブジェクト指向の素晴らしさについては、中島聡氏のWEBページhttp://satoshi.blogs.com/life/2004/09/post.htmlを参照)

しかしこの本は、世界中から富を搾取して飢えの時代を作りつつ、自らは富むキリスト者たちへの歯止めにはなっていない。新自由主義路線に舵を切って格差社会、ワーキングプアを産み落としていく米国。世界各国の貧しい人々を民営化した戦争に派遣し、死の商人から譲り受けた劣化ウラン弾によって放射能をまき散らす米国。世界を巻き込む金融為替崩壊へと向かっていく米国を見るとき、祈りつつ、そのようなことを考えざるを得ない。

だから今、杉戸キリスト教会の主日礼拝式では、聖書に基づいて『人生を導く5つの目的』のメッセージを味わっている。また、聖書学校(洗礼後クラス)では、小グループによる学びの中で、実生活への適用を考えながら『人生を導く5つの目的』をテキストとして用いている。

それと共に、水曜午後の祈祷会では、預言者イザヤの書を読み進めている。イザヤが活躍した紀元前の時代と同様に、主なる神はこの時代に生きる諸国の民に宣告をなさっておられる。悔い改めない国民には、本当に愛するが故に、容赦のない厳しい裁きを行っておられる。あらゆるささえと頼りを除かれ、「鼻で息をする人間など頼りにするな!悔い改めて、主なる神だけに頼って生きよ!」と主は叫ばれている。

神の国のライフスタイルに生きるキリスト者が新しく生まれるために、主は今、産みの苦しみをされている。

礼拝メッセージ「時間がかかる」

礼拝メッセージ「時間がかかる」

聖書箇所:ヤコブの手紙 5章

こういうわけですから、兄弟たち。主が来られる時まで耐え忍びなさい。見なさい。農夫は、大地の貴重な実りを、秋の雨や春の雨が降るまで、耐え忍んで待っています。あなたがたも耐え忍びなさい。心を強くしなさい。主の来られるのが近いからです。ヤコブの手紙5:7-8

成熟に至る近道はありません。その理由は、私たちの理解が遅いこと、捨てなければならないものがたくさんあること、自分の現実を直視することを恐れること、成長にはしばしば痛みと恐れが伴うこと、習慣を身につけるには時間がかかることなどにあります。

主なる神は決して焦ったり、思いつきで事を進めたりはなさいません。いつも神の時刻表に基づいて、予定通り最善に事を進めておられます。ですから主にすがりつつ、以下のことを心がけましょう。

1、たとえそう思えなくても、神が自分の人生の中に働いてくださっていると信じること

2、学んだ教訓をノートや日記につけておくこと

3、神と自分自身に対して忍耐強くあること

4、気落ちしてはいけない

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バトンタッチ その3

Just like Mt. Doom

今週月曜に、久しぶりに休暇を取ることが出来、妻と一緒に那須岳登山をした。この風景、まるで指輪物語(The Lord of the Rings)の中に出てくる滅びの山(Mt. Doom)みたいでしょ。(実際この山は今も活火山です。硫黄臭い煙を立ち上らせている山肌なのです。もし噴火すれば文字通り滅びの山になるでしょう。)

すべてを支配することができる権力の象徴である「力の指輪」を滅ぼすために、フロドとサムがこのような山を登ったことを思い浮かべながら写真を撮りました。

バトンタッチにおいて、打ち勝たなければならないものの一つ。それは、力あるポジションが持つ魔力ではないでしょうか。まるで重力場のように、強力な吸引力を持つポジション。だからこそ、バトンタッチの時期が来ていることを覚えても、なおその座を譲ることができないほどその人を捕らえてしまうのです。

しかし、祈りの力によるなら、そのような力の誘惑にも、見事に打ち勝つことができるでしょう。なぜなら祈りにおいて、私たちは自分の意義と安全を、ポジションにおいて見いだすのではなく、神御自身の中に見いだすことができるからです。

バトンタッチ

北京オリンピックにおいて、日本男子リレーチームがメダルを獲得できた理由の一つに、バトンタッチの成功がある。

リレーにおいて、バトンタッチはとても難しいプロセスである。いや、リレーだけではない。あらゆる人間関係において、特に世代交代において、バトンタッチというのはとても難しい。そして、信仰の世界においても、バトンタッチが成功するかどうかで、その後の展開が大きく変わってしまう。だからバトンタッチのためには、何よりも神に祈り求める必要がある。

私の場合、主任牧師というバトンを受け取り、受け渡し、そして再び受け取って今の歩みを続けている。しかしやがて時が来るなら、主任牧師というバトンは次の走者に受け渡していかなければならない。その最善のタイミングを見失わないために、今から祈り備えていく必要を覚える。

バトンを渡す方は、走りつつ徐々にスピードを落としながら、渡す相手にアプローチする。

バトンを受け取る方は、徐々にスピードを上げて走り始めながら、バトンを待ち構える。

それぞれのアプローチがバトンタッチのタイミングにマッチするなら、バトンは落とされることなく、次の走者にしっかりと渡され、働きが世代を超えて豊かに進められていく。

それぞれのバトンタッチが成功し、働きが豊かに受け継がれるようにと神に祈る。