「主よ あなたは人や獣を救ってくださいます」June 3, 2025

「主よ あなたは人や獣を救ってくださいます」June 3, 2025

詩篇36篇は、主のしもべダビデによる。
もし主なる神が、
人間の救いにしか関心がないのなら、
動物や獣が創造されることも、
ノアの方舟が動物園のようになることも、
「主よ あなたは人や獣を救ってくださいます」
という賛美の歌詞もなかったでしょう。

私の心の奥にまで
悪しき者の背きのことばが届く。
彼の目の前には
神に対する恐れがない。
彼は自分の判断で自分を偽り
自分の咎を見つけて それを憎む。
彼の口のことばは 不法と欺き。
思慮深くあろうともせず 善を行おうともしない。
彼は寝床で不法を謀り
良くない道に堅く立ち
悪を捨てようとしない。

主よ あなたの恵みは天にあり
あなたの真実は雲にまで及びます。
あなたの義は 高くそびえる山。
あなたのさばきは 大いなる淵。
主よ あなたは人や獣を救ってくださいます。
神よ あなたの恵みはなんと尊いことでしょう。
人の子らは 御翼の陰に身を避けます。
彼らは あなたの家の豊かさに満たされ
あなたは 楽しみの流れで潤してくださいます。
いのちの泉はあなたとともにあり
あなたの光のうちに 私たちは光を見るからです。

注いでください。
あなたの恵みを あなたを知る者に。
あなたの義を 心の直ぐな人たちに。
高ぶりの足が私に追いつかず
悪しき者の手が私を追いやることのないように。
そこでは 不法を行う者は倒れ
突き倒されて 立ち上がれません。

礼拝メッセージ「国家的悔い改め」

礼拝メッセージ「国家的悔い改め」(クリックで聴けます)

聖書箇所:ヨナ3章

そこで、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者から低い者まで荒布を着た。このことがニネベの王の耳に入ると、彼は王座から立って、王服を脱ぎ、荒布をまとい、灰の中にすわった。王と大臣たちの命令によって、次のような布告がニネベに出された。「人も、獣も、牛も、羊もみな、何も味わってはならない。草をはんだり、水を飲んだりしてはならない。人も、家畜も、荒布を身にまとい、ひたすら神にお願いし、おのおの悪の道と、暴虐な行いから立ち返れ。もしかすると、神が思い直してあわれみ、その燃える怒りをおさめ、私たちは滅びないですむかもしれない。」ヨナ書3章5−9節

恵み深い主から、再びチャンスを与えられた預言者ヨナは、ニネベに行って主のことばを伝えました。そのとき津波のような衝撃が起こり、上記のような、「国家的悔い改め」が起こりました。

イエス・キリストは、以下のようにニネベの人々の悔い改めに太鼓判を押しておられます。

「ニネベの人々が、さばきのときに、今の時代の人々とともに立って、この人々を罪に定めます。なぜなら、ニネベの人々はヨナの説教で悔い改めたからです。しかし、見なさい。ここにヨナよりもまさった者がいるのです。(マタイ福音書12章41節)」

聖書が語る「悔い改め」とは、向きを変えることです。それは、神に背を向けて生きることを止め、神の方に方向転換をし、神に向かって生きることを意味します。主なる神はあわれみ深い方ですから、向きを変える私たちを、大喜びで迎えてくださいます。