「良いことにさえ沈黙すると」June 6, 2025
詩篇39篇は、指揮者エドトンのために。ダビデの賛歌。
良いことにさえ沈黙すると、私の痛みは激しくなった。
私は言った。
私は自分の道に気をつけよう。
私が舌で罪を犯さないように。
口に口輪をはめておこう。
悪しき者が私の前にいる間は。
私はひたすら黙っていた。
良いことにさえ沈黙した。
そのため私の痛みは激しくなった。
心は私のうちで熱くなり
うめきとともに 火が燃え上がった。
そこで私は自分の舌で言った。主よ お知らせください。
私の終わり 私の齢がどれだけなのか。
私がいかにはかないかを 知ることができるように。
ご覧ください。
あなたは 私の日数を手幅ほどにされました。
あなたの御前では 私の一生はないも同然です。
人はみなしっかり立ってはいても
実に空しいかぎりです。 セラ
まことに 人は幻のように歩き回り
まことに 空しく立ち騒ぎます。
人は蓄えるが だれのものになるのか知りません。主よ 今 私は何を待ち望みましょう。
私の望み それはあなたです。
私のすべての背きから 私を助け出してください。
私を 愚か者のそしりの的としないでください。
私は黙し 口を開きません。
あなたがそうなさったからです。
どうか あなたのむちを取り去ってください。
あなたの手に打たれて 私は衰え果てました。
あなたは 不義を責めて人を懲らしめ
シミが食うように人の欲するものをなくされます。
実に 人はみな空しいものです。 セラ主よ 私の祈りを聞いてください。
助けを求める叫びに 耳を傾けてください。
私の涙に 黙っていないでください。
私は あなたとともにいる旅人
すべての先祖のように 寄留の者なのです。
私を見つめないでください。
私が朗らかになれるようにしてください。
私が去って いなくなる前に。