礼拝メッセージ「土地のちりといのちの息」

土地のちりと命の息

礼拝メッセージ「土地のちりといのちの息」(クリックで聴けます)

聖書箇所:創世記2章4-7節

神である主は土地のちり(アダマー)で人(アダム)を形造り、その鼻にいのちの息(神の霊)を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった。創世記2章7節

これまで見てきた創世記1章から2章3節には、天地万物の創造の中で、そのクライマックスとして、人間の創造が取り上げられていました。

創世記2章4節からは、創造の冠、最高傑作としての人間に改めてカメラが向けられ、人間がクローズアップされ、スローモーションで描写されています。

人間が神のかたちに基づいてデザインされているというのはどういう意味なのか。そのことが、3つのアングル・視点から紹介されていきます。最初のアングルは、いのちという視点から見た神のかたちです。

上記のみことばを原語で読むと、「人」と訳されていることばは「アダム」です。これは人間を意味する男性形の単語です。興味深いことに、「土地」と訳されていることばは「アダマー」となっており、これはアダムと同じ単語の女性形です。

人が土地のちりから形造られたとき、まだいのちを持つ生きものではありませんでした。いのちの源である主なる神が、その鼻にいのちの息(神の霊)を吹き込まれた時、人は生きものとなったのです。

礼拝メッセージ「7日目の休日」

Holiday=Holy Day

礼拝メッセージ「7日目の休日」(クリックで聴けます)

聖書箇所:創世記1章1節-2章3節

こうして、天と地とそのすべての万象が完成された。神は第七日目に、なさっていたわざの完成を告げられた。すなわち第七日目に、なさっていたすべてのわざを休まれた。神は第七日目を祝福し、この日を聖であるとされた。それは、その日に、神がなさっていたすべての創造のわざを休まれたからである。創世記2章1-3節

創世記に書き記されている天地創造のドラマには、恵みを刻む2つのリズムが、美しく響いています。

1つ目は、2拍子のリズムです。これは、「夕があり、朝があった。第~日。」という神の言葉によって生み出されます。

「私たちが何かをする前に、まず神が働いておられる。神はすべてを解決へと導いていて下さる。心配しないで。日はまた昇るから。」そんな希望と喜びに満ちたリズムです。このリズムを聴き続けるなら、安らぎと生きる力を得ることができます。

2つ目は、7拍子のリズムです。「夕があり、朝があった。第~日。」という神の言葉が6回繰り返された後、7回目の休符によって生み出されます。

7日目に休まれた神に倣って、7日目に休む。そのようにして、このリズムに生きることができます。6日間働いてすべての仕事をし、7日目にはすべての仕事を止めて神のふところで憩う。そのように私たち人間は造られているのです。

iTunesのようなポッドキャストの受信ソフトにこのバナーをドラッグ&ドロップすることで、番組を登録できます。詳しくはこちら

礼拝メッセージ「陸上生物、そして人間」

陸上生物、そして人間

礼拝メッセージ「陸上生物、そして人間」(クリックで聴けます)

聖書箇所:創世記1章1-31節

神は仰せられた。「さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように。」神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。創世記1章26-27節

第一日。神はカーテンのように不透明な大気を切り裂き、海面に太陽の光が届くようにされました。

第二日。神は海を太陽の光で暖めて水を蒸発させ、大空の上へと水を運び上げられました。

第三日。神は地殻変動によって大地を造られ、地に植物を、種類にしたがって植えられました。

第四日。神は大気をさらに透明にされ、天体観測ができるようにされました。

第五日。神は水中生物と空を飛ぶ鳥たちを、種類にしたがって創造され、祝福されました。

第六日。創造の営みはクライマックスに達します。まず神は陸上生物を造られました。そして最後に、私たち人間を、神のかたちに似せて創造されました。あなたは愛されるために、そして共に生きるために、生まれて来たのです。あなたは決して、偶然の産物ではありません。

iTunesのようなポッドキャストの受信ソフトにこのバナーをドラッグ&ドロップすることで、番組を登録できます。詳しくはこちら

礼拝メッセージ「水中生物と鳥」

Life in the water, and in the sky

礼拝メッセージ「水中生物と鳥」(クリックで聴けます)

聖書箇所:創世記1章1-23節

神は仰せられた。「水には生き物が群がれ。鳥が地の上、天の大空を飛べ。」神は、海の巨獣と、種類にしたがって、水に群がりうごめくすべての生き物と、種類にしたがって、翼のあるすべての鳥を創造された。神はそれを見て良しとされた。神はそれらを祝福して仰せられた。「生めよ。ふえよ。海の水に満ちよ。また鳥は地にふえよ。」夕があり、朝があった。第5日。創世記1章20-23節

第一日。神はカーテンのように不透明な大気を切り裂き、海面に太陽の光が届くようになさりました。長い夜が明け、地上に初めて夜明けが訪れました。

第二日。神は海を太陽の光で暖めることを通して、水を蒸発させ、見えない水蒸気となった水を大空の上へと運び上げられました。

第三日。神は水かさを下げつつ地殻変動を起こされ、大地を造られ、植物を種類にしたがって植えられました。緑によってオアシスが創造されました。

第四日。神は植物などを用いて地球の大気をさらに透明にされました。地上から満天の星空を眺め、天体観測ができるようにしてくださったのです。

第五日。神は魚をはじめとする水中生物、空を飛ぶ鳥たちを種類にしたがって創造され、祝福されました。人間的に見ると仕事をしていない一羽のすずめにも、神は愛の眼差しを向けておられます。

iTunesのようなポッドキャストの受信ソフトにこのバナーをドラッグ&ドロップすることで、番組を登録できます。詳しくはこちら

礼拝メッセージ「天体観測」

astronomical observation

礼拝メッセージ「天体観測」(クリックで聴けます)

聖書箇所:創世記1章1-19節

神は仰せられた。「光る物が天の大空にあって、昼と夜とを区別せよ。しるしのため、季節のため、日のため、年のためにあれ。また天の大空で光る物となり、地上を照らせ。」そのようになった。神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼をつかさどらせ、小さいほうの光る物には夜をつかさどらせた。また星を造られた。神はそれらを天の大空に置き、地上を照らさせ、また昼と夜とをつかさどり、光とやみとを区別するようにされた。神はそれを見て良しとされた。夕があり、朝があった。第四日。創世記1章14-19節

創世記1章は、地球上から天を見上げて眺めた視点で書き記されています。

第一日。神は光を遮っていた不透明な大気を切り裂き、海面に太陽の光が届くようになさりました。地球上に夜明けが訪れたのです。

第二日。神は海を太陽の光で暖めることを通して、水を蒸発させ、見えない水蒸気となった水を大空の上へと運び上げられました。

第三日。神は水かさを下げつつ地殻変動を起こされ、大地を造られ、植物を種類にしたがって植えられました。緑によってオアシスが創造されました。

第四日。神は植物などを用いて地球の大気をさらに透明にされました。地上から満天の星空を眺め、天体観測ができるようにしてくださったのです。

iTunesのようなポッドキャストの受信ソフトにこのバナーをドラッグ&ドロップすることで、番組を登録できます。詳しくはこちら

敬老の日歓迎礼拝メッセージ「海と地と緑」

杉戸キリスト教会敬老の日歓迎礼拝

敬老の日歓迎礼拝メッセージ「海と地と緑」(クリックで聴けます)

聖書箇所:創世記1章1-13節

神は仰せられた。「天の下の水が一所に集まれ。かわいた所が現れよ。」そのようになった。神はかわいた所を地と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神はそれを見て良しとされた。神は仰せられた。「地が植物、すなわち種を生じる草やその中に種がある実を結ぶ果樹を、種類にしたがって、地の上に芽ばえさせよ。」そのようになった。創世記1章9-11節

今私たちは聖書の最初のページを開き、創造主なる神が指揮する美しい交響曲に耳を傾けています。

第一日。神は厚いカーテンのように光を遮っていた不透明な大気を切り裂き、海面に太陽の光が届くようになさりました。それまでは逆巻く大水をやみが覆っている夜でした。しかしついに地球上に夜明けが訪れたのです。

第二日。神は海を太陽の光で暖めることを通して、水を蒸発させ、見えない水蒸気となった水を大空の上へと運び上げられました。その結果、大空の下にある水と大空の上にある水とに区別がなされていったのです。

第三日。神は水を蒸発させることによって水かさを下げつつ、地殻変動を起こされました。その結果、かわいた地が現れました。さらに神は、種や実を結ぶ植物を、種類にしたがって地に植えられました。地は緑でおおわれ、緑(光合成)によって、人間といきものが生活できるオアシスのような地球環境が、整えられていきました。

iTunesのようなポッドキャストの受信ソフトにこのバナーをドラッグ&ドロップすることで、番組を登録できます。詳しくはこちら

召天者記念礼拝メッセージ「天に召されて」

Calling to Heaven

召天者記念礼拝メッセージ「天に召されて」

聖書箇所:創世記1章1-8節

神は仰せられた。「大空が水の真っただ中にあれ。水と水との間に区別があれ。」神は大空を造り、大空の下の水と、大空の上の水とを区別された。そのようになった。神は大空を天と名づけられた。夕があり、朝があった。第二日。創世記1章6-8節

創世記に啓示されている天地創造の出来事は、地球を覆っていた海面付近から天を見上げた光景です。

聖書そのものが初めに設定しているように、大気圏の中に視点を置く時にだけ、何千年も昔に書き記された創世記の記事が、世界各地に残っているあらゆる天地創造の神話に勝って、まことに科学的な、理にかなったメッセージとなります。

第一日に、神は厚いカーテンのように光を遮っていた不透明な大気を切り裂いて、海面に太陽の光が届くようになさり、地球上は夜明けを迎えました。それまでは逆巻く大水をやみが覆っている夜でした。

第二日に、神は海を太陽の光で暖めることを通して、水を蒸発させ、見えない水蒸気となった水を大空の上へと運び上げられました。その結果、大空の下にある水と大空の上にある水とに区別がなされていったのです。

神はそのようにして大水の水かさを下げ、なおかつ造山運動を起こされることによって、第三日には陸地を造っていかれます。

iTunesのようなポッドキャストの受信ソフトにこのバナーをドラッグ&ドロップすることで、番組を登録できます。詳しくはこちら