礼拝メッセージ「神からの逃走」

神からの逃走

礼拝メッセージ「神からの逃走」(クリックで聴けます)

聖書箇所:創世記3章8-13節

そよ風の吹くころ、彼らは園を歩き回られる神である主の声を聞いた。それで人とその妻は、神である主の御顔を避けて園の木の間に身を隠した。神である主は、人に呼びかけ、彼に仰せられた。「あなたはどこにいるのか。」創世記3章8-9節

自分の過ちを指摘された時、 反射的に自分を守ろうとして、責任を他になすりつけてしまう。聖書は、そのような本当の私たちを映し出す鏡のようです。

神が食べてはならないと言われた善悪の知識の木の実。堕天使に誘惑されたとはいえ、ふたりは禁断の木の実を食べました。それはエバとアダムが、それぞれの責任において犯した過ちでした。

まず神は、夫アダムにその責任を問われます。 そのときアダムは、こう神に言い返すのです。「あなたが私のそばに置かれたこの女が、あの木から取って私にくれたので、私は食べたのです。」

「この女が」と言っているので、妻に責任をなすりつけているようです。けれどもアダムは、「あなたが私のそばに置かれたこの女が」と言っています。「神よ、こんな女を私のそばに置かれたあなたが悪い!」とアダムは主張し、言い逃れしているのです。

これが、私たちの姿であり、すべての人間の姿です。エバも似たように、蛇に責任をなすりつけますし、 アダムという名前は、人間を意味する言葉なのですから。神からの逃走、それは自らの過ちを素直に認めることからの逃走です。

礼拝メッセージ「天使の誘惑」

天使の誘惑

礼拝メッセージ「天使の誘惑」(クリック)

聖書箇所:創世記3章1-7節

そこで、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」創世記3章4-5節

堕天使とは、堕落した天使(御使い)です。悪魔とかサタンとも呼ばれる存在です。かつては賛美リーダーとして、天使たちとともに美しい音楽、神をほめたたえる賛美を奏で、すべての栄光を神に帰す、素晴らしい存在でした。

ところが、堕落して堕天使となったのです。高慢になり、すべての栄光を自分に帰そうと神に反逆したため、神に裁かれ、地に落とされたのでした。

「しかし、驚くには及びません。サタンさえ光の御使いに変装するのです。」と、コリント人への手紙第二の11章14節に教えられているように、その後堕天使は天使に変装し、巧みな言葉で人間を誘惑しました。

あなたに都合のいい基準を持って生きるように。
すべての栄光をあなたに帰すように。
あなたが神になるように。
そしてあなたがいのちを失い、必ず死ぬように。

そのように堕天使は、あなたを誘惑したのです。