礼拝メッセージ「心配からの解放」

礼拝メッセージ「心配からの解放」

聖書箇所:ルカ福音書12:22-34

みことば

これらはみな、この世の異邦人たちが切に求めているものです。しかし、あなたがたの父は、それがあなたがたにも必要であることを知っておられます。何はともあれ、あなたがたは、神の国を求めなさい。そうすれば、これらの物は、それに加えて与えられます。ルカ12:30-31

            
今週の説教のあらすじ

 キリストの弟子(クリスチャン)であっても、何を食べようか、何を着ようかと心配してしまう弱さを持っています。ですから主イエスは、そのような弟子たちに対して、今日のみことばを語っておられます(ルカ12:22以下参照)。

 主イエスは、カラスとゆりの花のことを「よーく考えてみなさい」と教えて下さいました。カラスたちを養っていて下さる神を覚え、ゆりの花を美しく着飾って下さる神を覚えることが、心配から解放されるはじめの一歩です。

 私たちにいのちを与え、生かして下さっている天の父なる神は、私たちが豊かに生きていくために必要なものをすべて知っておられます。そして父なる神は、私たちがいきいきと生きることを、切に願っておられるのです。心配から解放される秘訣は、そのような神を信頼し、何はともあれ、神の国(神の愛によるご支配)を求めることにあります。

イースター礼拝メッセージ「賢い人生設計」

イースター礼拝メッセージ「賢い人生設計」

聖書箇所:ルカ福音書12:13−21

みことば

「どんな貪欲にも注意して、よく警戒しなさい。なぜなら、いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産にあるのではないからです。」ルカ福音書12章15節

    
今週のあらすじ

遺産相続の際、人間の欲深さが露骨に現われる場合があります。そうした時、「お金の切れ目が縁の切れ目」ということにもなりかねません。

ですから主イエスは、「どんな貪欲にも注意して、よく警戒しなさい。なぜなら、いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産にあるのではないからです。」と言われます。さらに主は、金持ち実業家のたとえを語られます。いのちが神の御手の中にあることを覚えず、自分のことだけ考えて人生設計をする愚かさを、主は教えておられます。

収入を得るために必要なものが、少なくとも4つあります。1に健康(いのち)、2に仕事、3に才能、4にやる気です。どれか1つでも欠けると、収入を得ることが出来ません。そして、これらすべては神からの贈り物です。

賢い人生設計は、すべては神からの贈り物であるということを覚え、神に感謝することから始まります。そして、与えられた人生を、神と隣人のために用いることを心がけることです。それは、自分のためにたくわえるのではなく、神の前に富むことを目指す人生設計と言えます。