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礼拝メッセージ「初めの愛」
聖書箇所:ヨハネの黙示録2章1−7節
あなたはよく忍耐して、わたしの名のために耐え忍び、疲れたことがなかった。しかし、あなたには非難すべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。それで、あなたは、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて、初めの行いをしなさい。もしそうでなく、悔い改めることをしないならば、わたしは、あなたのところに行って、あなたの燭台をその置かれた所から取りはずしてしまおう。黙示録2章3-5節
すべての中から、特に、何も良いものがないようにしか見えないものの中から、グレイスは美しいもの、キラリと光る宝石のようなものを見つけ出します。
グレイスは、まず美しいものを見つけ出してねぎらい、評価し、ほめてくれます。そのようにしてグレイスは、積年まとわりついたサビ、汚れ、シミ、傷、そして疲れを取り除き、ピカピカにします。
次にグレイスは、美しくない点を指摘しますが、「じゃあどうすればいいのか」も具体的に提示します。カーナビのように目的地周辺で無責任に案内を中止したりはしません。グレイスはかゆいところに手が届く最高のナビゲーターなのです。
これらがグレイスのパーソナリティ(人柄)であり、スキル(熟練技術)です。グレイスは、そのようにして世界を変えて来ました。これからもグレイスは、そのようにして世界を変え続けることでしょう。
礼拝メッセージ「土地のちりといのちの息」
礼拝メッセージ「土地のちりといのちの息」(クリックで聴けます)
聖書箇所:創世記2章4-7節
神である主は土地のちり(アダマー)で人(アダム)を形造り、その鼻にいのちの息(神の霊)を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった。創世記2章7節
これまで見てきた創世記1章から2章3節には、天地万物の創造の中で、そのクライマックスとして、人間の創造が取り上げられていました。
創世記2章4節からは、創造の冠、最高傑作としての人間に改めてカメラが向けられ、人間がクローズアップされ、スローモーションで描写されています。
人間が神のかたちに基づいてデザインされているというのはどういう意味なのか。そのことが、3つのアングル・視点から紹介されていきます。最初のアングルは、いのちという視点から見た神のかたちです。
上記のみことばを原語で読むと、「人」と訳されていることばは「アダム」です。これは人間を意味する男性形の単語です。興味深いことに、「土地」と訳されていることばは「アダマー」となっており、これはアダムと同じ単語の女性形です。
人が土地のちりから形造られたとき、まだいのちを持つ生きものではありませんでした。いのちの源である主なる神が、その鼻にいのちの息(神の霊)を吹き込まれた時、人は生きものとなったのです。