「あなたは生きていてよい!」August 6, 2025

「あなたは生きていてよい!」August 6, 2025

詩篇100篇は、感謝の賛歌。
人間は猿から進化したのではない。
造り主なる神が、あなたを人間として、
愛するために造られた。
そして、「あなたは生きていてよい!」
と造り主が今もあなたに語っておられる。
そこにあふれる感謝の源がある。

全地よ 主に向かって喜びの声をあげよ。
喜びをもって主に仕えよ。
喜び歌いつつ御前に来たれ。
知れ。主こそ神。
主が 私たちを造られた。
私たちは主のもの 主の民 その牧場の羊。
感謝しつつ 主の門に
賛美しつつ その大庭に入れ。
主に感謝し 御名をほめたたえよ。
主はいつくしみ深く
その恵みはとこしえまで
その真実は代々に至る。

「山々は主の御前にろうのように溶ける」August 3, 2025

「山々は主の御前にろうのように溶ける」August 3, 2025

詩篇97篇は、
圧倒的で比類なき主なる神の御力と栄光を賛美する。

主は王である。
地は小躍りせよ。多くの島々は喜べ。
雲と暗黒が主を囲み
義とさばきが御座の基である。
火は御前に先立ち
主の敵を囲んで焼き尽くす。
主の稲妻は世界を照らし
地はそれを見て おののく。
山々は主の御前にろうのように溶ける。
全地の主の御前に。
天は主の義を告げ
諸国の民はその栄光を見る。
すべて偶像に仕える者
偽りの神々を誇る者は恥を見る。
すべての神々よ 主にひれ伏せ。

シオンは聞いて喜び
ユダの娘たちも 小躍りしました。
主よ あなたのさばきのゆえに。
主よ あなたこそ
全地の上におられる いと高き方。
すべての神々を超えて 高くあがめられています。

主を愛する者たちよ。悪を憎め。
主は 主にある敬虔な者たちのたましいを守り
悪者どもの手から 彼らを救い出される。
光は 正しい者のために蒔かれている。
喜びは 心の直ぐな人のために。
正しい者たち。主にあって喜べ。
その聖なる御名に感謝せよ。

「全世界の王」August 2, 2025

「全世界の王」August 2, 2025

詩篇96篇は、全世界の王について、
高らかに歌い上げる。
全世界の王にふさわしい礼拝とは、
すべての良きものを献げることであり、ひれ伏すこと。
全世界の王にふさわしい奉仕とは、
讃美することであり、全世界に良い知らせを宣べ伝えること。

新しい歌を主に歌え。
全地よ 主に歌え。
主に歌え。御名をほめたたえよ。
日から日へと 御救いの良い知らせを告げよ。
主の栄光を国々の間で語り告げよ。
その奇しいみわざを あらゆる民の間で。
まことに主は大いなる方
大いに賛美される方。
すべての神々にまさって恐れられる方だ。
まことに どの民の神々も みな偽りだ。
しかし主は天をお造りになった。
威厳と威光は御前にあり
力と輝きは主の聖所にある。

もろもろの民の諸族よ 主に帰せよ。
栄光と力を主に帰せよ。
御名の栄光を主に帰せよ。
ささげ物を携えて 主の大庭に入れ。
聖なる装いをして 主にひれ伏せ。
全地よ 主の御前におののけ。
国々の間で言え。
「主は王である。
まことに 世界は堅く据えられ揺るがない。
主は公正をもって諸国の民をさばかれる。」
天は喜び 地は小躍りし
海とそこに満ちているものは 鳴りとどろけ。
野とそこにあるものはみな 喜び躍れ。
そのとき 森の木々もみな喜び歌う。主の御前で。
主は必ず来られる。地をさばくために来られる。
主は 義をもって世界を
その真実をもって諸国の民をさばかれる。

「復讐の神よ 光を放ってください」July 31, 2025

「復讐の神よ 光を放ってください」July 31, 2025

詩篇94篇は、
義に飢え渇いている者の切なる祈り。

復讐の神 主よ
復讐の神よ 光を放ってください。
地をさばく方よ 立ち上がってください。
高ぶる者に報復してください。
主よ いつまでですか 悪しき者が
いつまでですか 悪しき者が勝ち誇るのは。
彼らは放言し 横柄に語り
不法を行う者はみな自慢します。
主よ 彼らはあなたの民を打ち砕き
あなたのゆずりの民を苦しめています。
彼らは やもめや寄留者を殺し
みなしごたちを死なせています。
彼らは言っています。
「主は見ることはない。ヤコブの神は気づかない。」

気づけ。民のうちのまぬけな者どもよ
愚かな者どもよ いつになったら悟るのか。
耳を植えつけた方が 聞かないだろうか。
目を造った方が 見ないだろうか。
国々を戒める方が 責めないだろうか。
人に知識を教えるその方が。
主は 人の思い計ることが
いかに空しいかを 知っておられる。

なんと幸いなことでしょう。
主よ あなたに戒められ
あなたのみおしえを教えられる人は。
わざわいの日に
あなたはその人に平安を与えられます。
しかし 悪しき者のためには
穴が掘られます。
まことに主は ご自分の民を見放さず
ご自分のゆずりの民を お見捨てになりません。
こうして さばきは再び義に戻り
心の直ぐな人はみな これに従います。

だれが私のために 悪を行う者に向かって
立ち上がるでしょうか。
だれが私のために 不法を行う者に向かって
堅く立つでしょうか。
もしも主が私の助けでなかったなら
私のたましいは ただちに
沈黙のうちに とどまったでしょう。
「私の足はよろけています」と私が言ったなら
主よ あなたの恵みで 私を支えてください。
私のうちで 思い煩いが増すときに
あなたの慰めで私のたましいを喜ばせてください。
破滅をもたらす法廷が
あなたを仲間に加えるでしょうか。
おきてに従いながら
邪悪なことを謀る者どもが。
彼らは 正しい者のいのちを求めてともに集まり
不義に定めて 咎なき者の血を流します。
しかし主は私の砦となり
私の神は 私の避け所の岩となられました。
主は彼らの不義をその身に返し
彼ら自身の悪によって 彼らを滅ぼされます。
私たちの神 主が 彼らを滅ぼされます。

「大水のとどろきにまさり」July 30, 2025

「大水のとどろきにまさり」July 30, 2025

詩篇93篇は、王なる神に対する讃美歌。
大水のとどろきにまさり、力強い海の波にもまさって、
主は力に満ちておられる。

主こそ王です。威光をまとっておられます。
主はまとっておられます。力を帯とされます。
まことに 世界は堅く据えられ揺るぎません。
あなたの御座は いにしえから堅く立ち
あなたは とこしえからおられます。
主よ 川はとどろかせています。
轟音を 川はとどろかせています。
激しい響きを 川はとどろかせています。
大水のとどろきにまさり
力強い海の波にもまさって
主は力に満ちておられます。いと高き所で。
あなたの証しは まことに確かです。
聖なることが あなたの家にはふさわしいのです。
主よ いつまでも。

「天地を創造された神の、御翼の下に身を避ける者の幸い」July 28, 2025

「天地を創造された神の、御翼の下に身を避ける者の幸い」July 28, 2025

詩篇91篇は、天地を創造された神の、
御翼の下に身を避ける者の幸いを歌う。

いと高き方の隠れ場に住む者
その人は 全能者の陰に宿る。
私は主に申し上げよう。
「私の避け所 私の砦
私が信頼する私の神」と。

主こそ 狩人の罠から
破滅をもたらす疫病から
あなたを救い出される。
主は ご自分の羽であなたをおおい
あなたは その翼の下に身を避ける。
主の真実は大盾 また砦。
あなたは恐れない。
夜襲の恐怖も 昼に飛び来る矢も。
暗闇に忍び寄る疫病も
真昼に荒らす滅びをも。
千人が あなたの傍らに
万人が あなたの右に倒れても
それはあなたには 近づかない。
あなたはただ それを目にし
悪者への報いを見るだけである。
それは わが避け所 主を いと高き方を
あなたが自分の住まいとしたからである。

わざわいは あなたに降りかからず
疫病も あなたの天幕に近づかない。
主が あなたのために御使いたちに命じて
あなたのすべての道で あなたを守られるからだ。
彼らはその両手にあなたをのせ
あなたの足が石に打ち当たらないようにする。
あなたは 獅子とコブラを踏みつけ
若獅子と蛇を踏みにじる。

「彼がわたしを愛しているから
わたしは彼を助け出す。
彼がわたしの名を知っているから
わたしは彼を高く上げる。
彼がわたしを呼び求めれば
わたしは彼に答える。
わたしは苦しみのときに彼とともにいて
彼を救い 彼に誉れを与える。
わたしは 彼をとこしえのいのちで満ち足らせ
わたしの救いを彼に見せる。」

「儚い人生の中、確かな歩みをするための祈り」July 27, 2025

「儚い人生の中、確かな歩みをするための祈り」July 27, 2025

詩篇90篇は、神の人モーセの祈り。
御怒りによって死すべき人が、
儚い人生の中、確かな歩みをするための祈り。

主よ 代々にわたって
あなたは私たちの住まいです。
山々が生まれる前から
地と世界を あなたが生み出す前から
とこしえからとこしえまで
あなたは神です。

あなたは人をちりに帰らせます。
「人の子らよ 帰れ」と言われます。
まことに あなたの目には
千年も 昨日のように過ぎ去り
夜回りのひと時ほどです。
あなたが押し流すと 人は眠りに落ちます。
朝には 草のように消えています。
朝 花を咲かせても 移ろい
夕べには しおれて枯れています。

私たちはあなたの御怒りによって消え失せ
あなたの憤りにおじ惑います。
あなたは私たちの咎を御前に
私たちの秘め事を 御顔の光の中に置かれます。
私たちのすべての日は
あなたの激しい怒りの中に消え去り
私たちは 自分の齢を
一息のように終わらせます。
私たちの齢は七十年。
健やかであっても八十年。
そのほとんどは 労苦とわざわいです。
瞬く間に時は過ぎ 私たちは飛び去ります。
だれが御怒りの力を
あなたの激しい怒りの力を知っているでしょう。
ふさわしい恐れを持つほどに。
どうか教えてください。自分の日を数えることを。
そうして私たちに 知恵の心を得させてください。

帰って来てください。主よ いつまでなのですか。
あなたのしもべたちを あわれんでください。
朝ごとに
あなたの恵みで私たちを満ち足らせてください。
私たちのすべての日に
喜び歌い 楽しむことができるように。
どうか喜ばせてください。
私たちが 苦しめられた日々と
わざわいにあった年月に応じて。

みわざを あなたのしもべらに
ご威光を 彼らの子らの上に現してください。
私たちの神 主の慈愛が
私たちの上にありますように。
私たちのために 私たちの手のわざを
確かなものにしてください。
どうか 私たちの手のわざを
確かなものにしてください。