聖書箇所:ルカ福音書12:13−21
みことば
「どんな貪欲にも注意して、よく警戒しなさい。なぜなら、いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産にあるのではないからです。」ルカ福音書12章15節
今週のあらすじ
遺産相続の際、人間の欲深さが露骨に現われる場合があります。そうした時、「お金の切れ目が縁の切れ目」ということにもなりかねません。
ですから主イエスは、「どんな貪欲にも注意して、よく警戒しなさい。なぜなら、いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産にあるのではないからです。」と言われます。さらに主は、金持ち実業家のたとえを語られます。いのちが神の御手の中にあることを覚えず、自分のことだけ考えて人生設計をする愚かさを、主は教えておられます。
収入を得るために必要なものが、少なくとも4つあります。1に健康(いのち)、2に仕事、3に才能、4にやる気です。どれか1つでも欠けると、収入を得ることが出来ません。そして、これらすべては神からの贈り物です。
賢い人生設計は、すべては神からの贈り物であるということを覚え、神に感謝することから始まります。そして、与えられた人生を、神と隣人のために用いることを心がけることです。それは、自分のためにたくわえるのではなく、神の前に富むことを目指す人生設計と言えます。