礼拝メッセージ「苦しさの裏側にあること」

礼拝メッセージ「苦しさの裏側にあること」

聖書箇所:創世記22章1ー24節

これらの出来事の後、神はアブラハムを試練に会わせられた。創世記22:1

春の前には冬があり、夜明け前には闇があるように、復活の前には十字架の死があり、歓喜の前には苦しさがあります。

キリストの愛に揺り動かされて、本気でキリストに従おうとする時、私たちは葛藤や苦痛、困難に直面します。しかしキリストは「自分の十字架を負ってわたしについて来なさい」と言われます。キリストに従うことは、キリストの苦しみの欠けたところを満たすことに他なりません(コロサイ1:24参照)。

苦しむこと、自己否定が目的(ゴール)ではありません。しかし苦難を通して、人間性がその極みまで、真の人間であるイエス・キリストの身丈まで成長すると私は確信します。

苦難の意味は、キリストに従うことを通して、私たちがキリストのように変えられるところにあります。それは、私たち自身が、全世界の祝福の基として、他者のために存在する教会となるためです。

世界宣教の使命に生きる教会として、自分の十字架を負い、ともにキリストに従っていきましょう。

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MBC中学生キャンプGospel Time3派遣メッセージ「求め、捜し、たたけ」

MBC中学生キャンプGospel Time3派遣メッセージ「求め、捜し、たたけ」

聖書箇所:ルカ福音書11章1ー13節

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礼拝メッセージ「約束を果たす神」

礼拝メッセージ「約束を果たす神」

聖書箇所:創世記21章1ー34節

主は約束されたとおり、サラを顧みて、仰せられたとおりに主はサラになさった。サラはみごもり、そして神がアブラハムに言われたその時期に、年老いたアブラハムに男の子を産んだ。創世記21:1-2

閉塞感という名の不信仰を突き破る神の真実。それを聖書は、時空を超えて私たちに語り続けています。アブラハムは不信仰によって、何度も取り返しのつかないようなことをしました。けれどもアブラハムを選んだ主なる神は、決してアブラハムを見捨てず、真実と忍耐をもって、アブラハムを養育されました。

そして25年という長い歳月の末、アブラハムが100歳、サラが90歳の時、遂に約束の子イサクが与えられます。実にアブラハムの神は、不信仰な冷笑を笑い飛ばし、感謝と喜びに満ちた暖かい笑いに変えることのできる全能の神であられます。

不信仰を突き破って約束を果たされる全能の主を知ったアブラハムは、後に「ひとり子イサクを全焼のいけにえとしてささげよ」と主に命じられた時、神には人を死者の中からよみがえらせることもできると考え、死からイサクを取り戻します(へブル11:17-19参照)。

実にアブラハムは、神の真実によって、十字架信仰と復活信仰をもって全能の神を仰ぐ信仰の父へと変えられていくのです。

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礼拝メッセージ「神は夢の中で」

礼拝メッセージ「神は夢の中で」

聖書箇所:創世記19章30ー20章18節

神は夢の中で、彼に仰せられた。「そうだ。あなたが正しい心でこの事をしたのを、わたし自身よく知っていた。それでわたしも、あなたがわたしに罪を犯さないようにしたのだ。それゆえ、わたしは、あなたが彼女に触れることを赦さなかったのだ。創世記:20:6

ロトの娘たちは、閉塞感の中、父に酒を飲ませ、父によってみごもり、モアブ人とアモン人の先祖となります。背後には、ロトの娘たちの胎を堅く閉じられない主なる神がおられます。

旅を続けるアブラハムは、再び妻サラを妹だと偽り、その結果サラは、ゲラルの王アビメレクに召し入れられてしまいます。しかし主なる神は、正しい心を持つ王アビメレクが罪を犯さないように、夢の中で彼に警告と命令を与えられたのでした。

アビメレクがサラをアブラハムに返し、アブラハムが神に祈った時、アビメレク家の女性たちは、また子を産むようになりました。主が胎を再び開かれたからです。

すべての女性の胎を、閉じたり開いたりすることのできる主権者。それが主と呼ばれるアブラハムの神です。人間は不信仰によって神の計画を妨げます。しかしアブラハムの神は、閉塞感という名の不信仰や人間の過ちに、愛と真実をもって介入され、確実にご計画を前に進ませておられます。

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礼拝メッセージ「神の自問自答」

礼拝メッセージ「神の自問自答」

聖書箇所:創世記18章1ー33節

主はこう考えられた。「わたしがしようとしていることを、アブラハムに隠しておくべきだろうか。アブラハムは必ず大いなる強い国民となり、地のすべての国々は、彼によって祝福される。・・・創世記18:17-18

主は御使いと共にアブラハムに現れ、神のことばの確かさを語られます。人の不信仰を超えて、時が来ると必ず出来事となる。それが神のことばです。主は、主の時刻表通りに事を成されます。遅れることはありません。いつでも主は、最善の時に最善の事をなさいます。

夫婦は似てくると言われますが、アブラハム夫婦もそうでした。夫アブラハムは、作り笑いをしながら、心の中では不信仰な苦笑いをしました。同じように妻サラは、心の中で笑って言うのです。「老いぼれてしまったこの私に、何の楽しみがあろう。それに主人も年寄りで。」

しかし心の中をご覧になる主は、「なぜ笑うのか。」「主に不可能なことがあろうか。」「いや、確かにあなたは笑った。」と問い詰められます。

その後、主と御使いたちは、きわめて重い罪を犯し続けるソドムとゴモラを滅ぼすために視察されます。その時、主なる神は自問自答なさいました。その内容を聖書は特筆しています。主はいつも、その時の私たちにとって何が最善かを自問自答なさり、私たちの信仰を養い育ててくださいます。感謝。

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礼拝メッセージ「全能の神」

礼拝メッセージ「全能の神」

聖書箇所:創世記17章1ー27節

わたしは全能の神である。あなたはわたしの前を歩み、全き者であれ。わたしは、わたしの契約を、わたしとあなたとの間に立てる。わたしは、あなたをおびただしくふやそう。創世記17:1-2

主なる神は、具体的な約束をもってアブラムの信仰を育まれます。創世記17章で、主なる神は全能の神(エル・シャダイ)として現れ、アブラムとその子孫との間に割礼による契約を結んでくださいます。

全能の神は、アブラムにアブラハム(多くの国民の父)という名前を、妻のサライにサラ(王女)という新しい名前を与えられました。

アブラハムは、イシュマエルをはじめ家族内のすべての男と共に割礼を受けて契約を成立させます。けれども、全能の神の御前にひれ伏しながら笑顔を見せるアブラハムの心中には、なお不信仰な冷笑とつぶやきがあったことを聖書は明記しています。

『アブラハムはひれ伏し、そして笑ったが、心の中で言った。「百歳の者に子どもが生まれようか。サラにしても、九十歳の女が子を産むことができようか。」』創世記17:17

これが、旧約聖書が語っている等身大の信仰の父、アブラハムです。しかし私たちが見上げている同じ全能の神は、そのような私たちを信仰の成人へと育て上げることの出来る全能の神です。

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礼拝メッセージ「ご覧になる神」

礼拝メッセージ「ご覧になる神」

聖書箇所:創世記16章1ー16節

そこで、彼女は自分に語りかけられた主の名を「あなたはエル・ロイ。」と呼んだ。それは、「ご覧になる方のうしろを私が見て、なおもここにいるとは。」と彼女が言ったからである。創世記16:13

アブラム夫婦は、神の約束を信じて旅を続けます。しかし困難な状況の中、再び神を信じきれない弱さが表に出てきます。しかし愛の眼差しをもって、すべてをご覧になる神が、いつでも共におられます。

信仰生活における問題は、神の約束を信じきれない弱さです。約束が与えられていて、そのために祈っているがなかなか答えられない。祈っていても困難な状況が生じてくる。いくら神でもこの状況で約束が現実のものになるとはとても信じられない。信仰の父アブラムにも、何度もそういう時がありました。

かつてアブラムは、不信仰から自分の命だけを守ろうとして大失敗を犯しました。この度は、不信仰から人間的な小細工によって神の約束を成就させようと試みたのです。危機的な状況の中、神の約束を信じきれないアブラムの弱さが、再び家族を一触即発の危険へと導きます。

アブラムを多くの国民の父として選んだ主なる神は、そのような時に、力強い御手をもって介入し、問題を解決してくださる方です。人間的な小細工によってどうしようもなくこじれていく関係の中でも、主は祝福を与え、問題を解決してくださいます。アブラム夫婦が不信仰でも、主はいつも真実と忍耐をもって、一人一人の家族を細やかに導かれるのです。

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