あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のように November 13, 2025

「あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のように」November 13, 2025

2025-11-13

主の使いは再び天からアブラハムを呼んで、こう言われた。「わたしは自分にかけて誓う──主のことば──。あなたがこれを行い、自分の子、自分のひとり子を惜しまなかったので、確かにわたしは、あなたを大いに祝福し、あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のように大いに増やす。あなたの子孫は敵の門を勝ち取る。あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。あなたが、わたしの声に聞き従ったからである。」アブラハムは若い者たちのところに戻った。彼らは立って、一緒にベエル・シェバに行った。こうしてアブラハムはベエル・シェバに住んだ。これらの出来事の後、アブラハムに次のことが伝えられた。「ミルカもまた、あなたの兄弟ナホルに子を産みました。長男ウツ、その弟ブズ、アラムの父ケムエル、ケセデ、ハゾ、ピルダシュ、イデラフ、それにベトエルです。」このベトエルはリベカを生んだ。ミルカはこれら八人を、アブラハムの兄弟ナホルに産んだのである。レウマというナホルの側女もまた、テバフ、ガハム、タハシュ、マアカを産んだ。創世記22章15ー24節

アブラハムの神は、ふさわしくない者を選んで訓練し、ふさわしい者・信仰の父へと変えてくださる恵みの神です。主を信頼して服従する信仰によって、アブラハムは信仰の最終試験に見事合格しました。それで主の使いは、再び天からアブラハムを呼んで、こう言われました。

「わたしは自分にかけて誓う──主のことば──。あなたがこれを行い、自分の子、自分のひとり子を惜しまなかったので、確かにわたしは、あなたを大いに祝福し、あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のように大いに増やす。あなたの子孫は敵の門を勝ち取る。あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。あなたが、わたしの声に聞き従ったからである。」

一難去ってまた一難 November 8, 2025

「一難去ってまた一難」November 8, 2025

その子は育って乳離れした。アブラハムはイサクの乳離れの日に、盛大な宴会を催した。サラは、エジプトの女ハガルがアブラハムに産んだ子が、イサクをからかっているのを見た。それで、アブラハムに言った。「この女奴隷とその子を追い出してください。この女奴隷の子は、私の子イサクとともに跡取りになるべきではないのですから。」このことで、アブラハムは非常に苦しんだ。それが自分の子に関わることだったからである。神はアブラハムに仰せられた。「その少年とあなたの女奴隷のことで苦しんではならない。サラがあなたに言うことはみな、言うとおりに聞き入れなさい。というのは、イサクにあって、あなたの子孫が起こされるからだ。しかし、あの女奴隷の子も、わたしは一つの国民とする。彼も、あなたの子孫なのだから。」創世記21章8ー13節

聖書の神を信じていても、いなくても、人生は「一難去ってまた一難」です。いずれの人生にも、「一難去らないうちにまた一難」という厳しい状況も起こり得ます。けれども、聖書の神を信じている人生と、信じていない人生には、明確な違いがあります。

聖書の神、アブラハムの神を信じている人生には、私たちの苦しみをご覧になり、その時必要なことを語りかけてくださる神の優しい導きがあり、そこが陽のあたる場所、メインストリートになります。アブラハムの神を信じていない人生では、それに気づくことも体験することもできず、その結果、自助努力と自己責任の果てに、行き止まりの路地裏になります。