「私は心を尽くして主に感謝をささげよう」August 17, 2025

「私は心を尽くして主に感謝をささげよう」August 17, 2025

詩篇111篇は、
心を尽くして主に感謝をささげる讃美歌。
なぜそうするのか、その豊かな理由とともに。

ハレルヤ。
私は心を尽くして主に感謝をささげよう。
直ぐな人の交わり 主の会衆において。
主のみわざは偉大。
それを喜ぶすべての人に 尋ね求められるもの。
そのみわざは威厳と威光。
その義は永遠に立つ。
主はその奇しいみわざを人の心に刻まれた。
主は情け深く あわれみ深い。
主を恐れる者に食べ物を与え
ご自分の契約をとこしえに覚えておられる。
国々のゆずりの地をご自分の民に与え
彼らに そのみわざの力を告げ知らされた。
御手のわざは真実と公正
そのすべての戒めは確かである。
それらは世々限りなく保たれ
真実と正しさをもって行われる。
主は 御民のために贖いを送り
ご自分の契約をとこしえに定められた。
主の御名は聖であり 恐れ多い。
知恵の初め それは主を恐れること。
これを行う人はみな賢明さを得る。
主の誉れは永遠に立つ。

「わがたましいよ 主をほめたたえよ」August 9, 2025

「わがたましいよ 主をほめたたえよ」August 9, 2025

詩篇103篇は、ダビデによる。
自分の魂に向かって、自分のすべてに向かって、
「主をほめたたえよ」、
「主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな」、
と言い聞かせる祈り。
「主が良くしてくださったこと」を、一つ一つ数え上げる祈り。

わがたましいよ 主をほめたたえよ。
私のうちにあるすべてのものよ
聖なる御名をほめたたえよ。
わがたましいよ 主をほめたたえよ。
主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
主は あなたのすべての咎を赦し
あなたのすべての病を癒やし
あなたのいのちを穴から贖われる。
主は あなたに恵みとあわれみの冠をかぶらせ
あなたの一生を 良いもので満ち足らせる。
あなたの若さは 鷲のように新しくなる。

主は 義とさばきを
すべての虐げられている人々のために行われる。
主は ご自分の道をモーセに
そのみわざをイスラエルの子らに知らされた方。
主は あわれみ深く 情け深い。
怒るのに遅く 恵み豊かである。
主は いつまでも争ってはおられない。
とこしえに 怒ってはおられない。
私たちの罪にしたがって
私たちを扱うことをせず
私たちの咎にしたがって
私たちに報いをされることもない。
天が地上はるかに高いように
御恵みは 主を恐れる者の上に大きい。
東が西から遠く離れているように
主は 私たちの背きの罪を私たちから遠く離される。
父がその子をあわれむように
主は ご自分を恐れる者をあわれまれる。
主は 私たちの成り立ちを知り
私たちが土のちりにすぎないことを
心に留めてくださる。

人 その一生は草のよう。
人は咲く。野の花のように。
風がそこを過ぎると それはもはやない。
その場所さえも それを知らない。
しかし 主の恵みは とこしえからとこしえまで
主を恐れる者の上にあり
主の義は その子らの子たちに及ぶ。
主の契約を守る者
主の戒めに心を留めて行う者に。

主は 天にご自分の王座を堅く立て
その王国は すべてを統べ治める。
主をほめたたえよ 主の御使いたちよ。
みことばの声に聞き従い
みことばを行う 力ある勇士たちよ。
主をほめたたえよ 主のすべての軍勢よ。
主のみこころを行い 主に仕える者たちよ。
主をほめたたえよ すべて造られたものたちよ。
主が治められるすべてのところで。
わがたましいよ 主をほめたたえよ。

「しかし あなたは拒んでお捨てになりました」July 26, 2025

「しかし あなたは拒んでお捨てになりました」July 26, 2025

詩篇89篇は、エズラフ人エタンのマスキール。
前半は讃美しつつダビデに関する主の約束と契約を語り、
後半はダビデに関する悲惨な現実を真摯に訴える。

私は 主の恵みを とこしえに歌います。
あなたの真実を代々限りなく私の口で知らせます。
私は言います。
「御恵みは とこしえに打ち立てられ
あなたはその真実を 天に堅く立てておられます。」

「わたしは わたしの選んだ者と契約を結び
わたしのしもべダビデに誓う。
わたしは あなたの裔をとこしえまでも堅く立て
あなたの王座を代々限りなく打ち立てる。」セラ

主よ 天はあなたの奇しいみわざをほめたたえます。
まことにあなたの真実を 聖なる者の集いで。
いったい 雲の上では
だれが主と並び得るでしょう。
力ある者の子らの中で
だれが主に似ているでしょう。
主は 聖なる者の会合で大いに恐れられる神。
主を囲むすべての者の上におられる 恐るべき方。
万軍の神 主よ。
だれがあなたのように力があるでしょう。主よ。
あなたの真実はあなたを取り囲んでいます。
あなたは海の高まりを治めておられます。
波が逆巻くとき あなたはそれを鎮められます。
ラハブを打ち砕いて 殺された者のようにし
あなたの敵を 力ある御腕で散らされました。
天はあなたのもの
地もあなたのもの。
世界とそこに満ちているものは
あなたが基を据えられました。
北と南 あなたがこれらを創造されました。
タボルとヘルモンは 御名を高らかに歌います。
あなたには 力ある腕があります。
御手は強く 右の手は高く上げられています。
義と公正は あなたの王座の基。
恵みとまことが御前を進みます。

幸いなことよ 喜びの叫びを知る民は。
主よ 彼らはあなたの御顔の光の中を歩みます。
彼らは あなたの御名をいつも喜び
あなたの義によって 高く上げられます。
あなたが 彼らの力の輝きであり
あなたのご恩寵によって
私たちの角を高く上げられるからです。
私たちの盾は主のもの
私たちの王は イスラエルの聖なる方のもの。

あなたはかつて 幻を通して
あなたにある敬虔な者たちに告げられました。
「わたしは 一人の勇士に助けを与え
民の中から一人の若者を高く上げた。
わたしは わたしのしもべダビデを見出し
わたしの聖なる油で 油を注いだ。
わたしの手は彼とともにあって揺るがず
わたしの腕も彼を強くする。
敵が彼に害を加えることはなく
不正な者も彼を苦しめることはない。
わたしは彼の前で彼の敵を打ち砕き
彼を憎む者を打ち破る。
わたしの真実とわたしの恵みは 彼とともにあり
わたしの名によって 彼の角は高く上げられる。
わたしは彼の手を海の上に
彼の右の手を川の上に置く。
彼は わたしを呼ぶ。
『あなたはわが父 わが神 わが救いの岩』と。
わたしもまた 彼をわたしの長子
地の王たちのうちの最も高い者とする。
わたしの恵みを 彼のために永遠に保つ。
わたしの契約は 彼にとって確かなものである。
わたしは 彼の子孫をいつまでも
彼の王座を天の日数のように続かせる。
もし その子孫がわたしのおしえを捨て
わたしの定めのうちを歩まないなら
また もし彼らがわたしのおきてを破り
わたしの命令を守らないなら
わたしは杖をもって 彼らの背きを
むちをもって 彼らの咎を罰する。
しかし わたしは彼から恵みをもぎ取らず
わたしの真実を偽らない。
わたしは わたしの契約を汚さない。
唇から出たことを わたしは変えない。
わたしはかつて わが聖によって誓った。
わたしは決してダビデに偽りを言わないと。
彼の子孫は とこしえまでも続く。
その王座は 太陽のように わたしの前にあり
月のように とこしえに堅く立つ。
その子孫は 雲の上の確かな証人である。」セラ

しかし あなたは拒んでお捨てになりました。
あなたは 激しく怒っておられます。
あなたに油注がれた者に向かって。
あなたは あなたのしもべとの契約を廃棄し
彼の王冠を地に捨てて汚しておられます。
あなたは彼の城壁をことごとく打ち壊し
その要塞を廃墟とされました。
道行く者はみな 彼から奪い取り
彼は隣人のそしりの的となっています。
あなたは彼の仇の右手を高く上げ
彼の敵をみな喜ばせておられます。
しかも あなたは彼の剣の刃をさやに戻し
彼が戦いに立てないようにしておられます。
あなたは 彼の輝きを消し
彼の王座を地に投げ倒されました。
あなたは 彼の若い日を短くし
恥で彼をおおわれました。 セラ

いつまでですか。主よ。
あなたがどこまでも身を隠され
あなたの憤りが火のように燃えるのは。
心に留めてください。私の生涯がどれほどかを。
あなたがすべての人の子らを
いかにむなしいものとして創造されたかを。
生きていて死を見ない人は だれでしょう。
だれが自分自身を
よみの手から救い出せるでしょう。 セラ

主よ あなたのかつての恵みは
どこにあるのでしょうか。
あなたは 真実をもって
ダビデに誓われたのです。
主よ みこころに留めてください。
あなたのしもべたちの受ける恥辱を。
私が多くの国々の民をすべて
この胸にこらえていることを。
主よ あなたの敵どもはそしりました。
あなたに油注がれた者の足跡をそしったのです。
主は とこしえにほむべきかな。
アーメン、アーメン。

「神よ なぜ いつまでも拒み」July 11, 2025

「神よ なぜ いつまでも拒み」July 11, 2025

詩篇74篇は、アサフのマスキール。

神よ なぜ いつまでも拒み
御怒りをあなたの牧場の羊に燃やされるのですか。
どうか思い起こしてください。
昔あなたが買い取られ
ゆずりの民として贖われた あなたの会衆を。
あなたの住まいであるシオンの山を。
あなたの足を 永遠の廃墟に踏み入れてください。
敵は聖所であらゆる害を加えています。
あなたに敵対する者どもは
あなたの聖なる所でほえたけり
自分たちのしるしを そこに掲げています。
あたかも 木の茂みの中で
斧を高く振り上げる者のようです。
今や彼らは 手斧と槌で
聖所の彫り物をことごとく打ち砕き
あなたの聖所に火を放ち
あなたの御名の住まいを その地まで汚しました。
彼らは心の中で
「彼らを ことごとく征服しよう」と言い
国中の神の聖所をみな 焼き払いました。
もう私たちのしるしは見られません。
もはや預言者もいません。
いつまでそうなのかを知っている者も
私たちの間にはいません。
神よ いつまで はむかう者はそしるのですか。
敵は 永久に 御名を侮るのですか。
なぜ あなたは御手を 右の御手を
引いておられるのですか。
その手を懐から出して
彼らを滅ぼし尽くしてください。
神は 昔から私の王
この地において 救いのみわざを行う方。
あなたは 御力をもって海を打ち破り
その水の上の 竜の頭を砕かれました。
あなたは レビヤタンの頭を踏みにじり
砂漠に住むものたちの餌食とされました。
あなたは 泉と谷を切り開き
流れの絶えない川を涸らされました。
昼はあなたのもの 夜もあなたのもの。
あなたは月と太陽を備えられました。
あなたは 地のすべての境を定め
夏と冬を造られました。
主よ どうか 心に留めてください。
敵がそしり 愚かな民が御名を侮っていることを。
あなたの山鳩のいのちを
獣に引き渡さないでください。
あなたの悩む者たちのいのちを
永久に忘れないでください。
どうか 契約に目を留めてください。
地の暗い所は 暴虐の巣ですから。
虐げられる者が
辱めを受けて帰されることがなく
苦しむ者 貧しい者が
御名をほめたたえますように。
神よ 立ち上がり
ご自分の言い分を立ててください。
愚か者が休みなくあなたをそしっていることを
心に留めてください。
忘れないでください。
あなたに敵対する者の声を
あなたに向かい立つ者どもが
絶えずあげる叫びを。

「なぜ、なぜ、なぜ、なぜ」June 10, 2025

「なぜ、なぜ、なぜ、なぜ」June 10, 2025

詩篇43篇は、詩篇42篇から続いている。
「なぜ」という疑問詞が繰り返し使われる中、
一筋の希望の光が、詩人の心の闇を照らす。

神よ 私のためにさばいてください。
私の訴えを取り上げ
不敬虔な民の言い分を退けてください。
欺きと不正の人から 私を助け出してください。
あなたは私の力の神であられるからです。
なぜ あなたは私を退けられたのですか。
なぜ 私は敵の虐げに 嘆いて歩き回るのですか。
どうか あなたの光とまことを送り
それらが私を導くようにしてください。
あなたの聖なる山 あなたの住まいへと
それらが私を連れて行きますように。
こうして 私は神の祭壇に
私の最も喜びとする神のみもとに行き
竪琴に合わせて あなたをほめたたえます。
神よ 私の神よ。

わがたましいよ
なぜ おまえはうなだれているのか。
なぜ 私のうちで思い乱れているのか。
神を待ち望め。
私はなおも神をほめたたえる。
私の救い 私の神を。

詩篇119篇 テト March 12, 2025

「詩篇119篇 テト」March 12, 2025

pain

天地万物の創造主、あなたの造り主なる神は、
苦しみを用いて、あなたに幸せな人生を歩ませる。

詩篇119篇はヘブル語いろは歌。
65節から72節は
テト(ヘブル語アルファベット9文字目)の歌。
行頭にテトで始まる単語が並ぶ。
キーワードは「苦しみ」、
キーフレーズは、
「苦しみにあったことは 私にとって幸せでした。
それにより 私はあなたのおきてを学びました。」

主よ あなたはみことばのとおりに
あなたのしもべに良くしてくださいました。
良い判断と知識を私に教えてください。
私はあなたの仰せを信じています。
苦しみにあう前には 私は迷い出ていました。
しかし今は あなたのみことばを守ります。
あなたは いつくしみ深く 良くしてくださるお方です。
どうか あなたのおきてを私に教えてください。
高ぶる者は 私を偽りで塗り固めましたが
私は 心を尽くしてあなたの戒めを守ります。
彼らの心は脂肪のように鈍感です。
しかし 私はあなたのみおしえを喜んでいます。
苦しみにあったことは 私にとって幸せでした。
それにより 私はあなたのおきてを学びました。

あなたの御口のみおしえは 私にとって
幾千もの金銀にまさります。

ヘブル語聖書詩篇119テト

なぜThe Bibleは、にわかに信じ難いのか? February 13, 2025

「なぜThe Bibleは、にわかに信じ難いのか?」February 13, 2025

創世記5章には、以下の内容が記されている。
アダムの全生涯は930年、セツは912年、
エノシュは905年、ケナンは910年、
マハラルエルは895年、ヤレデは962年。

エノクは365年神とともに歩み、
そのまま天に召された。

メトシェラの全生涯は969年、レメクは777年。
箱舟で有名なノアは500歳の時に3人の息子、
セム、ハム、ヤフェテを生んだ。

なぜThe Bibleは、にわかに信じ難いのか?
理由は、天地万物を創造された神が比類なき永遠の神であり、
永遠に生きるために人間を神の似姿にデザインされたから。

ほぼ毎日弾き語り中!