「6000億円」December 6, 2024
マタイはかつて取税人だったので、
お金に興味があり、計算が得意であった。
JESUSは彼の興味や才能を聖めて、
お金に関する内容に満ちた福音書を書かせた。
マタイ18章に記されているたとえには、
1万タラントの借金を抱えた者が登場する。
1デナリが、当時の1日分の日当。
今の日本円に換算すると、1デナリは1万円。
1タラントは6000デナリなので、6000万円。
1万タラントは、なんと6000億円となる。
私たち罪人が抱える罪の負債額は6000億円相当。
億男でも自己破産するしかない借金の額だ。
しかしたとえに出てくるあわれみ深い王(JESUS)は、
6000億円の借金を抱えた者を、
ただあわれみによって、全額免除する。
これがアメイジング・グレイスの響きだ。
ですから、天の御国は、王である一人の人にたとえることができます。その人は自分の家来たちと清算をしたいと思った。清算が始まると、まず一万タラント(6000億円)の負債のある者が、王のところに連れて来られた。彼は返済することができなかったので、その主君は彼に、自分自身も妻子も、持っている物もすべて売って返済するように命じた。それで、家来はひれ伏して主君を拝し、『もう少し待ってください。そうすればすべてお返しします』と言った。家来の主君はかわいそうに思って彼を赦し、負債を免除してやった。(マタイの福音書18章23ー27節)