神の恵みの選びは脈々と October 4, 2025

「神の恵みの選びは脈々と」October 4, 2025

これはセムの歴史である。セムは百歳のとき、アルパクシャデを生んだ。それは大洪水の二年後のことであった。セムはアルパクシャデを生んでから五百年生き、息子たち、娘たちを生んだ。アルパクシャデは三十五年生きて、シェラフを生んだ。アルパクシャデはシェラフを生んでから四百三年生き、息子たち、娘たちを生んだ。シェラフは三十年生きて、エベルを生んだ。シェラフはエベルを生んでから四百三年生き、息子たち、娘たちを生んだ。エベルは三十四年生きて、ペレグを生んだ。エベルはペレグを生んでから四百三十年生き、息子たち、娘たちを生んだ。ペレグは三十年生きて、レウを生んだ。ペレグはレウを生んでから二百九年生き、息子たち、娘たちを生んだ。レウは三十二年生きて、セルグを生んだ。レウはセルグを生んでから二百七年生き、息子たち、娘たちを生んだ。セルグは三十年生きて、ナホルを生んだ。セルグはナホルを生んでから二百年生き、息子たち、娘たちを生んだ。ナホルは二十九年生きて、テラを生んだ。ナホルはテラを生んでから百十九年生き、息子たち、娘たちを生んだ。テラは七十年生きて、アブラムとナホルとハランを生んだ。 創世記11章10ー26節

ノアの息子セムの子孫の10代目に、テラから三人の息子、アブラムとナホルとハランが生まれます。このアブラムが、イスラエルの父祖、後のアブラハムです。創世記5章をふり返ると、アダムの息子セツの子孫の系図においても、10代目にノアから三人の息子、セム、ハム、ヤフェテが生まれています。

アダムの息子セツから、脈々と神の恵みの選びが受け継がれ、ついに神の時が満ち、アブラムが誕生しました。その間に二つの大きな出来事がありました。地球規模の大洪水とバベルの塔による世界言語の分断です。

日本は戦後80年を迎えています。焼け跡からの復興期、高度成長期、オイルショック、バブル崩壊、阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件、世界同時不況、少子高齢化、東日本大震災・原発震災、新型コロナウイルス感染症、安倍元首相銃撃事件と旧統一教会の政治癒着問題、そしてキリスト教会内で牧師も信徒も半数以下になると予測される2030年問題。現代の日本においても、脈々と神の恵みの選びは受け継がれています。ついに神の時が満ちるのを、待ちつつ急ぎましょう。

支配せよ=そこを耕させ、また守らせた September 6, 2025

「支配せよ=そこを耕させ、また守らせた」September 6, 2025

神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。
「生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ。
海の魚、空の鳥、地の上を這うすべての生き物を支配せよ。」
創世記1章28節

神である主は人を連れて来て、エデンの園に置き、
そこを耕させ、また守らせた。創世記2章15節

上記のみことばから、
神のかたちに造られた人間の、目的論的側面を覚えましょう。
「支配せよ」という言葉が、
「耕すこと」と「守ること」に言い換えられています。

「支配せよ」とは、「自己中心に搾取せよ」ではありません。
「支配せよ」とは、神のしもべとして耕し守ること、仕えてケアすることです。
神のかたちに造られた人間には、そのような目的・使命が与えられています。
地球規模の環境問題に対する答えが、ここにあります。

詩篇119篇 ヘト March 11, 2025

「詩篇119篇 ヘト」March 11, 2025

今日は東日本大震災が起こった3月11日。
地に満ちている神の恵みを、
覚えることができますように。

詩篇119篇はヘブル語いろは歌。
57節から64節は
ヘト(ヘブル語アルファベット8文字目)の歌。
行頭にヘトで始まる単語が並ぶ。
キーワードは「恵み」、
キーフレーズは、
「主よ 地はあなたの恵みに満ちています。
あなたのおきてを私に教えてください。」

主は私への割り当てです。
私は あなたのみことばを守ると申し上げました。
私は心を尽くして あなたに乞い求めます。
みことばのとおりに 私をあわれんでください。
私は 自分の道を顧みて
あなたのさとしの方へ足の向きを変えました。
私はすぐ ためらわずに
あなたの仰せを守りました。
悪しき者の綱が私に巻き付いても
あなたのみおしえを 私は忘れませんでした。
真夜中に 私は起きてあなたに感謝します。
あなたの正しいさばきのゆえに。
私は あなたを恐れるすべての人
あなたの戒めを守る人たちの仲間です。
主よ 地はあなたの恵みに満ちています。
あなたのおきてを私に教えてください。

ヘブル語聖書詩篇119ヘト

2011年3月11日14時46分を覚えて

東日本大震災に関連して亡くなられた方々、
大切な人や家や財産や故郷を失われた方々、
今なお仮住まいの方々、
あれからずっと、懸命に生きておられる方々、
時々刻々命を削りながら、
福島第一原子力発電所事故収束のために奮闘してくださっている方々、

そのようなお一人お一人の上に、
共に苦しんでいてくださる天の父なる神さまの、
慰めと癒しと励ましと支えと守りと導きと祝福が、
豊かに豊かにありますようにと祈っています。

日本同盟基督教団・杉戸キリスト教会牧師
野町 真理

USTREAM LIVE OF SUGITO GOSPEL CAFE



Video streaming by Ustream

礼拝メッセージ「アメイジング・グレイス」ローマ13

礼拝メッセージ「アメイジング・グレイス」ローマ13(クリックで聴けます)

聖書箇所:ローマ人への手紙5章12ー21節

20 律法が入って来たのは、違反が増し加わるためです。しかし、罪の増し加わるところには、恵みも満ちあふれました。
21 それは、罪が死によって支配したように、恵みが、私たちの主イエス・キリストにより、義の賜物によって支配し、永遠のいのちを得させるためなのです。ローマ人への手紙5章20-21節

大変有名な神をほめたたえる歌に、「アメイジング・グレイス」があります。日本語では聖歌229番に「おどろくばかりの」という題で収録されています。歌詞は以下のような内容です。

1、驚くばかりの  恵みなりき
  この身の汚れを 知れる我に

2、恵みは我が身の 恐れを消し
  任する心を   起こさせたり

3、危険をも罠をも 避けえたるは
  恵みの御業と  言う他なし

4、御国に着く朝  いよよ高く
  恵みの御神を  讃えまつらん

かつてイギリスで奴隷船の船長をしていたジョン・ニュートンが、神の驚くばかりの恵みを体験した後、この歌は生まれました。人は恵みによって変えられるのです。

神よ。立ち上がって地をさばいてください!

神よ。立ち上がって地をさばいてください! 詩篇82篇より(祈祷会ノート)

いつの時代でも、悪者と不正な裁判官が手を取り合うと、弱い者、みなしご、悩む者、貧しい者の利権が認められなくなる。そして弱い者や貧しい者は、強い者や富んでいる者の食い物にされる。

弱肉強食や格差社会がカネで正当化され、企業や国家から人間性や倫理が失われる時、弱者の望みはすべて絶たれる。

しかし神は今も生きておられ、弱い者、みなしご、悩む者、貧しい者の味方として立ち上がってくださる。弱者の望みは、すべて神にかかっている。

神への祈りこそ、あらゆるデモ(デモンストレーション)に勝って豊かに実を結ぶ、攻撃的かつ効果的なアクションである。

私たちは、今も生きておられ、弱い者、みなしご、悩む者、貧しい者の味方として立ち上がってくださる神に、今こそ祈りをもって訴えよう!