この子は、私たちを慰めてくれるだろう September 19, 2025

「この子は、私たちを慰めてくれるだろう」September 19, 2025

メトシェラは百八十七年生きて、レメクを生んだ。メトシェラはレメクを生んでから七百八十二年生き、息子たち、娘たちを生んだ。メトシェラの全生涯は九百六十九年であった。こうして彼は死んだ。

レメクは百八十二年生きて、一人の男の子を生んだ。彼はその子をノアと名づけて言った。「この子は、主がのろわれたこの地での、私たちの働きと手の労苦から、私たちを慰めてくれるだろう。」レメクはノアを生んでから五百九十五年生きて、息子たち、娘たちを生んだ。レメクの全生涯は七百七十七年であった。こうして彼は死んだ。ノアは五百歳になった。そしてノアはセム、ハム、ヤフェテを生んだ。創世記5章25ー32節

いよいよ方舟で有名なノアの登場です。父親のレメクが、生まれた男の子をノアと名づけました。「慰められる」という意味です。「この子は、主がのろわれたこの地での、私たちの働きと手の労苦から、私たちを慰めてくれるだろう。」レメクの切なる願いが、ノアという名前に込められています。

現代の私たちは、ますます慰めを必要としています。しょんぼりしている人、うつむいている人、ため息をついている人、寂しそうな人、自分を愛せない人、途方に暮れている人、泣いている人、疲れた人、弱り果てて倒れている人、病んでいる人、押しつぶされそうな人、心が折れそうな人が、数えきれないほどたくさんいるからです。

慰めの子ノアの子孫として来られた、慰めに満ちた救い主・JESUSは言われます。

「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」マタイの福音書11章28節

また、群衆を見て深くあわれまれた。彼らが羊飼いのいない羊の群れのように、弱り果てて倒れていたからである。そこでイエスは弟子たちに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、ご自分の収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。」マタイの福音書9章36−38節

大収穫の主JESUSよ!収穫は多いが働き手が圧倒的に少ないです!ご自分の収穫のために、働き手をたくさん送ってください!

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神が彼を取られたので、彼はいなくなった September 18, 2025

「神が彼を取られたので、彼はいなくなった」September 18, 2025

2025-09-18

ケナンは七十年生きて、マハラルエルを生んだ。ケナンはマハラルエルを生んでから八百四十年生き、息子たち、娘たちを生んだ。ケナンの全生涯は九百十年であった。こうして彼は死んだ。

マハラルエルは六十五年生きて、ヤレデを生んだ。マハラルエルはヤレデを生んでから八百三十年生き、息子たち、娘たちを生んだ。マハラルエルの全生涯は八百九十五年であった。こうして彼は死んだ。

ヤレデは百六十二年生きて、エノクを生んだ。ヤレデはエノクを生んでから八百年生き、息子たち、娘たちを生んだ。ヤレデの全生涯は九百六十二年であった。こうして彼は死んだ。

エノクは六十五年生きて、メトシェラを生んだ。エノクはメトシェラを生んでから三百年、神とともに歩み、息子たち、娘たちを生んだ。エノクの全生涯は三百六十五年であった。エノクは神とともに歩んだ。神が彼を取られたので、彼はいなくなった。創世記5章12ー24節

「こうして彼は死んだ。」という言葉が続く中、その言葉が使われないエンディングを迎えた人が登場します。エノクです。「エノクの全生涯は三百六十五年であった。エノクは神とともに歩んだ。神が彼を取られたので、彼はいなくなった。」

エノクが65歳の時、最初の子どもメトシェラが生まれます。メトシェラを神から授かり、父とされた時、エノクは神と出会ったようです。その時からエノクは神とともに歩み、その歩みが300年続き、そして天に召されました。

人生を変える神・JESUSとの出会いがあなたにも与えられ、あなたも神とともに歩み、天を見上げて地上を旅されますように。

アダム・人の歴史の記録 September 17, 2025

「アダム・人の歴史の記録」September 17, 2025

これはアダムの歴史の記録である。神は、人を創造したとき、神の似姿として人を造り、男と女に彼らを創造された。彼らが創造された日に、神は彼らを祝福して、彼らの名を「人」と呼ばれた。アダムは百三十年生きて、彼の似姿として、彼のかたちに男の子を生んだ。彼はその子をセツと名づけた。セツを生んでからのアダムの生涯は八百年で、彼は息子たち、娘たちを生んだ。アダムが生きた全生涯は九百三十年であった。こうして彼は死んだ。創世記5章1ー5節

アダムという言葉は、「人」という意味であり、同時に「最初の男性の名前」です。神によって造られた最初の男性・アダムが生きた全生涯は九百三十年であった。こうして彼は死んだ。と記録されています。今の平均寿命から考えると、「嘘だろ!」と言いたくなるでしょう。

けれども、人が本来、永遠の神の似姿として、永遠に生きるために造られたのなら、930歳も嘘ではないでしょう。新約聖書のローマ人への手紙6章23節は、 「罪の報酬は死です。しかし神の賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」と語っています。イエス・キリストを信じる時、あなたも永遠のいのちを受け取ることができます。

絶望の中からの信仰継承 September 16, 2025

「絶望の中からの信仰継承」September 16, 2025

アダムは再び妻を知った。彼女は男の子を産み、その子をセツと名づけた。カインがアベルを殺したので、彼女は「神が、アベルの代わりに別の子孫を私に授けてくださいました」と言った。セツにもまた、男の子が生まれた。セツは彼の名をエノシュと呼んだ。そのころ、人々は主の名を呼ぶことを始めた。創世記4章25−26節

絶望の中にいたアダムとエバ夫妻に、再びスポットライトが当たります。長男のカインが次男のアベルを殺し、カインも両親の元から遠く離れ去り、家の中は二人だけになっていました。次世代への信仰継承を考えるなら、本当に絶望的な状況でした。

けれども、どんな時にも希望はあります。希望を失望に終わらせない神が、アベルの代わりに三男のセツを、アダムとエバ夫妻に授けてくださったのです。そしてセツにもまた、男の子が生まれ、かわいい孫の名はエノシュと呼ばれました。

そのころ、人々は主の名を呼ぶことを始めた、と聖書は語ります。神は、人間の閉塞感という名の絶望を突き破って、信仰を次世代へと継承してくださるのです。

エスカレートする復讐 September 15, 2025

「エスカレートする復讐」September 15, 2025

カインはその妻を知った。彼女は身ごもってエノクを産んだ。カインは町を建てていたので、息子の名にちなんで、その町をエノクと名づけた。エノクにはイラデが生まれた。イラデはメフヤエルを生み、メフヤエルはメトシャエルを生み、メトシャエルはレメクを生んだ。レメクは二人の妻を迎えた。一人の名はアダ、もう一人の名はツィラであった。アダはヤバルを産んだ。ヤバルは天幕に住む者、家畜を飼う者の先祖となった。その弟の名はユバルであった。彼は竪琴と笛を奏でるすべての者の先祖となった。一方、ツィラはトバル・カインを産んだ。彼は青銅と鉄のあらゆる道具を造る者であった。トバル・カインの妹はナアマであった。レメクは妻たちに言った。「アダとツィラよ、私の声を聞け。レメクの妻たちよ、私の言うことに耳を傾けよ。私は一人の男を、私が受ける傷のために殺す。一人の子どもを、私が受ける打ち傷のために。カインに七倍の復讐があるなら、レメクには七十七倍。」創世記4章17ー24節

神の祝福を受けたカインとその子孫は、人類初の都市を形成し、メソポタミア文明を築きます。天幕と家畜、竪琴と笛、青銅と鉄のあらゆる道具といった文化遺産を次々と生み出します。

けれども、カインとその子孫は、愛である神から離れて生活する中、恐れや不安に囚われ、疑心暗鬼になり、自己防衛に走ります。安全を確保するために、より強力な武器を作って都市を武装したことでしょう。しかしそれらがもたらしたのは、エスカレートする復讐でした。