サレムの王メルキゼデク October 14, 2025

「サレムの王メルキゼデク」October 14, 2025

アブラムが、ケドルラオメルと彼に味方する王たちを打ち破って戻って来たとき、ソドムの王は、シャベの谷すなわち王の谷まで、彼を迎えに出て来た。また、サレムの王メルキゼデクは、パンとぶどう酒を持って来た。彼はいと高き神の祭司であった。彼はアブラムを祝福して言った。「アブラムに祝福あれ。いと高き神、天と地を造られた方より。いと高き神に誉れあれ。あなたの敵をあなたの手に渡された方に。」 アブラムはすべての物の十分の一を彼に与えた。創世記14章17ー20節

アブラムが戻って来た時、二人の王がアブラムを迎えました。サレムの王とソドムの王です。サレムの王メルキゼデクは、いと高き神の祭司としてパンとぶどう酒を持ってアブラムを迎え、祝福の言葉を語りました。「アブラムに祝福あれ。いと高き神、天と地を造られた方より。いと高き神に誉れあれ。あなたの敵をあなたの手に渡された方に。」メルキゼデクについて、ヘブル人への手紙7章1ー4節では以下のように語られています。

このメルキゼデクはサレムの王で、いと高き神の祭司でしたが、アブラハムが王たちを打ち破って帰るのを出迎えて祝福しました。アブラハムは彼に、すべての物の十分の一を分け与えました。彼の名は訳すと、まず「義の王」、次に「サレムの王」、すなわち「平和の王」です。父もなく、母もなく、系図もなく、生涯の初めもなく、いのちの終わりもなく、神の子に似た者とされて、いつまでも祭司としてとどまっているのです。さて、その人がどんなに偉大であったかを考えてみなさい。族長であるアブラハムでさえ、彼に一番良い戦利品の十分の一を与えました。

実にメルキゼデクは、受肉前にパンとぶどう酒を持って現れてくださったJESUSなのです。アブラムは自発的に、喜んで、すべての物の十分の一をメルキゼデク(JESUS)に与えました。ここに十分の一献金の起源があります。

危機を機会に変える準備期間 October 13, 2025

「危機を機会に変える準備期間」October 13, 2025

一人の逃亡者が、ヘブル人アブラムのところに来て、そのことを告げた。アブラムは、アモリ人マムレの樫の木のところに住んでいた。マムレはエシュコルとアネルの兄弟で、彼らはアブラムと盟約を結んでいた。アブラムは、自分の親類の者が捕虜になったことを聞き、彼の家で生まれて訓練された者三百十八人を引き連れて、ダンまで追跡した。夜、アブラムとそのしもべたちは分かれて彼らを攻め、彼らを打ち破り、ダマスコの北にあるホバまで追跡した。そして、アブラムはすべての財産を取り戻し、親類のロトとその財産、それに女たちやほかの人々も取り戻した。創世記14章13ー16節

戦場から逃れて来た者から、「あなたの親戚のロトが戦争に巻き込まれて捕虜となった」という知らせを聞いた時、ヘブル人アブラムは立ち上がります。彼の家で生まれて訓練された者三百十八人を引き連れて、ダンまで追跡しました。

そして暗くなった夜、アブラムとそのしもべたちは分かれて奇襲し、彼らを打ち破ります。その結果、アブラムはすべての財産を取り戻し、親類のロトとその財産、それに女たちやほかの人々も取り戻すことができました。

人を恐れて自己保身に走っていたアブラムが、神を恐れて人を恐れない新しいアブラムに変えられました。日々主のための祭壇を築き、主とともに歩む日常生活が、危機を機会に変える準備期間となったのです。

聖霊によって喜びにあふれて 礼拝・WORSHIPのご案内

聖霊によって喜びにあふれて

杉戸キリスト教会では、毎週日曜日、朝10時過ぎから賛美と祈りを始めます。10時30分から11時45分ぐらいまで、朝の礼拝(ワーシップ)の時を持っています。夕礼拝は20時から21時です。どなたでもお集いください。あなたの上に、JESUSの愛が豊かに満ちあふれますように。

杉戸キリスト教会地図2014

聖書で最初の戦争記録・天下分け目の塩の海 October 12, 2025

「聖書で最初の戦争記録・天下分け目の塩の海」October 12, 2025

さて、シンアルの王アムラフェル、エラサルの王アルヨク、エラムの王ケドルラオメル、ゴイムの王ティデアルの時代のことである。これらの王たちは、ソドムの王ベラ、ゴモラの王ビルシャ、アデマの王シンアブ、ツェボイムの王シェムエベル、ベラすなわちツォアルの王と戦った。この五人の王たちは、シディムの谷、すなわち塩の海に結集した。彼らは十二年間ケドルラオメルに仕えていたが、十三年目に背いたのである。そして十四年目に、ケドルラオメルと彼に味方する王たちがやって来て、アシュタロテ・カルナイムでレファイム人を、ハムでズジム人を、シャベ・キルヤタイムでエミム人を、セイルの山地でフリ人を打ち破り、荒野の近くのエル・パランまで進んだ。それから彼らは引き返して、エン・ミシュパテ、すなわちカデシュに至り、アマレク人の全土と、さらにハツェツォン・タマルに住んでいるアモリ人を打ち破った。そこで、ソドムの王、ゴモラの王、アデマの王、ツェボイムの王、ベラすなわちツォアルの王は出て来て、シディムの谷で戦う備えをし、エラムの王ケドルラオメル、ゴイムの王ティデアル、シンアルの王アムラフェル、エラサルの王アルヨクと対峙した。この四人の王と、先の五人の王とであった。シディムの谷には瀝青の穴が多くあり、ソドムの王とゴモラの王は逃げたとき、その穴に落ちた。そして、残りの王たちは山の方に逃げた。四人の王たちは、ソドムとゴモラのすべての財産とすべての食糧を奪って行った。また彼らは、アブラムの甥のロトとその財産も奪って行った。ロトはソドムに住んでいた。創世記14章1ー12節

世界史は戦争史と言えますが、創世記14章は、聖書で最初に登場する戦争記録です。東軍(メソポタミアの四皇)が、西軍(ソドム・ゴモラの五皇)とシディムの谷、すなわち塩の海(死海)で激突し、大合戦を繰り広げました。天下分け目の塩の海です。塩の海が血の海になったでしょう。

戦争の原因は、東の四皇に仕えていたソドム・ゴモラの五皇が、反旗を翻したことです。連立政権13年目のことでした。なぜこの戦争が記録されたのか。その理由は、ソドムに住んでいたアブラムの甥のロトが、この戦いに巻き込まれ、捕虜になったからです。

ロシアとウクライナ、イスラエルとハマス、今でも世界各地で戦争が続いています。「あなたの親戚の⚪︎⚪︎が戦争に巻き込まれて捕虜・人質となった」という悪い知らせを聞いた時、あなたならどうするでしょうか?

SUGITO GOSPEL CAFE(青年福音喫茶)のご案内

お知らせ

10月10日(金)夜7時半から福音喫茶OPENします!

YouTubeにて、これまでの試験配信を視聴できます。

sugitogospelcafe

杉戸キリスト教会地図2014

LOVE SUGITO RADIOでも配信しています。

お互い所有するものが多すぎて October 10, 2025

「お互い所有するものが多すぎて」October 10, 2025

そこで、アブラムはエジプトを出て、ネゲブに上った。妻と、所有するすべてのものと、ロトも一緒であった。アブラムは家畜と銀と金を非常に豊かに持っていた。彼はネゲブからベテルまで旅を続けて、ベテルとアイの間にある、最初に天幕を張った場所まで来た。そこは、彼が以前に築いた祭壇の場所であった。アブラムはそこで主の御名を呼び求めた。アブラムと一緒に来たロトも、羊の群れや牛の群れ、天幕を所有していた。その地は、彼らが一緒に住むのに十分ではなかった。所有するものが多すぎて、一緒に住めなかったのである。そのため、争いが、アブラムの家畜の牧者たちと、ロトの家畜の牧者たちの間に起こった。そのころ、その地にはカナン人とペリジ人が住んでいた。アブラムはロトに言った。「私とあなたの間、また私の牧者たちとあなたの牧者たちの間に、争いがないようにしよう。私たちは親類同士なのだから。全地はあなたの前にあるではないか。私から別れて行ってくれないか。あなたが左なら、私は右に行こう。あなたが右なら、私は左に行こう。」ロトが目を上げてヨルダンの低地全体を見渡すと、主がソドムとゴモラを滅ぼされる前であったので、その地はツォアルに至るまで、主の園のように、またエジプトの地のように、どこもよく潤っていた。ロトは、自分のためにヨルダンの低地全体を選んだ。そしてロトは東へ移動した。こうして彼らは互いに別れた。アブラムはカナンの地に住んだ。一方、ロトは低地の町々に住み、ソドムに天幕を移した。創世記13章1ー12節

ただ主の恵みによって、妻サライと共にエジプトを後にしたアブラムは、家畜と銀と金を非常に豊かに持っていました。アブラムはベテルまで旅を続けて、ベテルとアイの間にある、最初に天幕を張った場所まで戻って来ました。彼が以前に築いた祭壇の場所です。信仰の原点に戻ったアブラムは、そこで主の御名を呼び求めました。

ロトもまた、多くの羊の群れや牛の群れ、天幕を所有するようになりました。お互い所有するものが多すぎて、一緒に住めなくなったアブラムは、ロトに提言します。「私とあなたの間、また私の牧者たちとあなたの牧者たちの間に、争いがないようにしよう。私たちは親類同士なのだから。全地はあなたの前にあるではないか。私から別れて行ってくれないか。あなたが左なら、私は右に行こう。あなたが右なら、私は左に行こう。」

ロトは、自分のためにヨルダンの低地全体を選び、東へ移動しました。さらにロトは低地の町々に住み、ついにソドムに天幕を移します。アブラムはカナンの地に別れて住みました。

サライは愛しても愛しても人の妻 October 9, 2025

「サライは愛しても愛しても人の妻」October 9, 2025

アブラムがエジプトにやって来たとき、エジプト人はサライを見て、非常に美しいと思った。ファラオの高官たちが彼女を見て、ファラオに彼女を薦めたので、サライはファラオの宮廷に召し入れられた。アブラムにとって、物事は彼女のゆえにうまく運んだ。それで彼は、羊の群れ、牛の群れ、ろば、それに男奴隷と女奴隷、雌ろば、らくだを所有するようになった。しかし、主はアブラムの妻サライのことで、ファラオとその宮廷を大きなわざわいで打たれた。そこで、ファラオはアブラムを呼び寄せて言った。「あなたは私に何ということをしたのか。彼女があなたの妻であることを、なぜ私に告げなかったのか。なぜ、『私の妹です』と言ったのか。だから、私は彼女を自分の妻として召し入れたのだ。さあ今、あなたの妻を連れて、立ち去るがよい。」ファラオがアブラムについて家来に命じたので、彼らは彼を、妻と、所有するすべてのものと一緒に送り出した。創世記12章14ー20節

美しすぎるサライを、ファラオの高官たちが見つけたので、サライはエジプトの王ファラオの宮廷に召し入れられます。アブラムにとって、物事は彼女のゆえにうまく運びました。アブラムは、羊の群れ、牛の群れ、ろば、それに男奴隷と女奴隷、雌ろば、らくだを所有するようになったのです。サライは愛しても愛しても人の妻・・・。

もしこの時、主なる神が介入されなければ、主なる神の壮大なご計画は台無しでした。この後の聖書が書かれることもなかったでしょう。しかしただハレルヤです!いつくしみ深い主なる神は、私たちの破れ口をすべておおい、きれいさっぱり尻拭いしてくださるのですから。