御力の箱をシオンに運び上る歌 April 9, 2025

「御力の箱をシオンに運び上る歌」April 9, 2025

詩篇132篇は、13番目の都上りの讃美歌。
主の臨在、御力の箱・契約の箱をシオンに運び上る歌。
主はシオンを選び、
それをご自分のとこしえの住まいとして望まれた。

詩篇132篇 都上りの歌。
主よ ダビデのために
彼のすべての苦しみを思い出してください。
彼は主に誓い
ヤコブの力強き方に誓いを立てました。
「私は決して 私の家の天幕に入りません。
私のために備えられた寝床にも上がりません。
私の目に眠りを与えません。
私のまぶたにまどろみさえ。
主のために 一つの場所を
ヤコブの力強き方のために 御住まいを
私が見出すまでは。」

今や私たちは エフラテでそれを聞き
ヤアルの野でそれを見出した。
さあ 主の住まいに行き
主の足台のもとにひれ伏そう。

主よ 立ち上がってください。
あなたの安息の場所にお入りください。
あなたと あなたの御力の箱も。
あなたの祭司たちが義をまとい
あなたにある敬虔な者たちが喜び歌いますように。
あなたのしもべダビデのために
あなたに油注がれた者を退けないでください。

主はダビデに誓われた。
それは 主が取り消すことのない真実。
「あなたの身から出る子を あなたの位に就かせる。
もし あなたの子らが わたしの契約と
わたしが教えるさとしを守るなら
彼らの子らも とこしえにあなたの位に就く。」

主はシオンを選び
それをご自分の住まいとして望まれた。
「これはとこしえに わたしの安息の場所。
ここにわたしは住む。
わたしがそれを望んだから。
わたしは豊かにシオンの食物を祝福し
その貧しい者をパンで満ち足らせる。
その祭司たちに救いをまとわせる。
その敬虔な者たちは高らかに喜び歌う。
そこにわたしはダビデのために
一つの角を生えさせる。
わたしに油注がれた者のために
ともしびを整える。
わたしは彼の敵に恥をまとわせる。
しかし 彼の上には王冠が光り輝く。」

乳離れした子のように April 8, 2025

「乳離れした子のように」April 8, 2025

詩篇131篇は、12番目の都上りの讃美歌。
子どものように自分を低くするダビデによる。
JESUSが言われた天国で一番偉い人のイメージと重なる。

詩篇131篇 都上りの歌。ダビデによる。
主よ 私の心はおごらず
私の目は高ぶりません。
及びもつかない大きなことや奇しいことに
私は足を踏み入れません。
まことに私は
私のたましいを和らげ 静めました。
乳離れした子が
母親とともにいるように
乳離れした子のように
私のたましいは私とともにあります。

イスラエルよ
今よりとこしえまで 主を待ち望め。

深い淵から April 7, 2025

「深い淵から」April 7, 2025

詩篇130篇は、11番目の都上りの讃美歌。
深い淵から主なる神を呼び求める祈り。
どん底にもある確かな神の御手の中で、
主を待ち望む讃美歌。

詩篇130篇 都上りの歌。
主よ 深い淵から私はあなたを呼び求めます。
主よ 私の声を聞いてください。
私の願いの声に耳を傾けてください。
主よ あなたがもし 不義に目を留められるなら
主よ だれが御前に立てるでしょう。
しかし あなたが赦してくださるゆえに
あなたは人に恐れられます。

私は主を待ち望みます。
私のたましいは待ち望みます。
主のみことばを私は待ちます。
私のたましいは 夜回りが夜明けを
まことに 夜回りが夜明けを待つのにまさって
主を待ちます。

イスラエルよ 主を待て。
主には恵みがあり
豊かな贖いがある。
主は すべての不義から
イスラエルを贖い出される。

彼らがイスラエルに勝てなかった理由 April 6, 2025

「彼らがイスラエルに勝てなかった理由」April 6, 2025

詩篇129篇は、10番目の都上りの讃美歌。
シオンを憎む者たちを覚えて、
彼らがイスラエルに勝てなかった理由を歌う讃美歌。

詩篇129篇 都上りの歌。
「彼らは 私が若いころからひどく私を苦しめた。」
さあ イスラエルは言え。
「彼らは 私が若いころからひどく私を苦しめた。
しかし 彼らは私に勝てなかった。
耕す者たちは私の背に鋤をあて
長いあぜを作ったが。」
主は正しくあられ
悪しき者の綱を断ち切られた。

シオンを憎む者はみな
恥を受けて退け。
彼らは 伸びないうちに枯れる
屋根の草のようになれ。
そのようなものを刈り取る者はつかまず
束ねる者も抱えることはない。
通りがかりの人も
「あなたがたに主の祝福があるように。
主の名によって祝福あれ」
と言うことはない。

動かざることシオンの山の如し April 2, 2025

「動かざることシオンの山の如し」April 2, 2025

詩篇125篇は、六つ目の都上りの讃美歌。
もしあなたが主(JESUS)に信頼し、
JESUSを人生の土台とするなら、
あなたの人生は、動かざることシオンの山の如しとされる。

詩篇125篇 都上りの歌。
主に信頼する人々はシオンの山のようだ。
揺るぐことなく とこしえにながらえる。
エルサレムを山々が取り囲んでいるように
主は御民を 今よりとこしえまでも囲まれる。
それは 悪の杖が
正しい人の割り当て地の上にとどまることがなく
正しい人が不正なことに
手を伸ばさないようにするためだ。
主よ 善良な人々や心の直ぐな人々に
いつくしみを施してください。
主は 曲がった道にそれる者どもを
不法を行う者どもとともに追い出される。
イスラエルの上に平和があるように。

もしも主が私たちの味方でなかったなら April 1, 2025

「もしも主が私たちの味方でなかったなら」April 1, 2025

詩篇124篇は、五つ目の都上りの讃美歌。
もしも 主が私たちの味方でなかったなら、
今頃どうなっていたのかを思い巡らす中で、
天地を造られた主に向かって賛美が溢れ出す。

詩篇124篇 都上りの歌。ダビデによる。
「もしも 主が私たちの味方でなかったなら。」
さあ イスラエルは言え。

「もしも 主が私たちの味方でなかったなら
人々が敵対してきたとき
そのとき 彼らは私たちを生きたまま
丸吞みにしていたであろう。
彼らの怒りが私たちに向かって燃え上がったとき
そのとき 大水は私たちを押し流し
濁流は私たちを越えて行ったであろう。
そのとき 荒れ狂う水は
私たちを越えて行ったであろう。」

ほむべきかな 主。
主は私たちを 彼らの歯の餌食にされなかった。
鳥のように 私たちのたましいは
仕掛けられた罠から助け出された。
罠は破られ 私たちは助け出された。
私たちの助けは
天地を造られた主の御名にある。

主に向かって目を上げ続ける讃美歌 March 31, 2025

「主に向かって目を上げ続ける讃美歌」March 31, 2025

詩篇123篇は、四つ目の都上りの讃美歌。
主が私たちをあわれんでくださるまで、
決してあきらめず、粘り強く、
主に向かって目を上げ続ける讃美歌。

詩篇123篇 都上りの歌。
あなたに向かって 私は目を上げます。
天の御座に着いておられる方よ。
まことに しもべたちの目が主人の手に向けられ
仕える女の目が女主人の手に向けられるように
私たちの目は私たちの神 主に向けられています。
主が私たちをあわれんでくださるまで。

あわれんでください 主よ あわれんでください。
私たちは蔑みでいっぱいです。
私たちのたましいは 安逸を貪る者たちの嘲りと
高ぶる者たちの蔑みでいっぱいです。