すべての営みに時がある January 15, 2025

「すべての営みに時がある」January 15, 2025

旧約聖書の中に、伝道者の書がある。
ダビデの息子ソロモンが書いた知恵の書。
山あり谷ありの人生における、知恵に満ちている。
その中から、時に関するみことばを紹介したい。

すべてのことには定まった時期があり、
天の下のすべての営みに時がある。
生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。
植えるのに時があり、植えた物を抜くのに時がある。
殺すのに時があり、癒やすのに時がある。
崩すのに時があり、建てるのに時がある。
泣くのに時があり、笑うのに時がある。
嘆くのに時があり、踊るのに時がある。
石を投げ捨てるのに時があり、石を集めるのに時がある。
抱擁するのに時があり、抱擁をやめるのに時がある。
求めるのに時があり、あきらめるのに時がある。
保つのに時があり、投げ捨てるのに時がある。
裂くのに時があり、縫うのに時がある。
黙っているのに時があり、話すのに時がある。
愛するのに時があり、憎むのに時がある。
戦いの時があり、平和の時がある。
働く者は労苦して何の益を得るだろうか。
私は、神が人の子らに従事するようにと
与えられた仕事を見た。
神のなさることは、すべて時にかなって美しい。
神はまた、人の心に永遠を与えられた。
しかし人は、神が行うみわざの
始まりから終わりまでを見極めることができない。
(旧約聖書 伝道者の書3章1ー11節)

音楽バイブル January 14, 2025

「音楽バイブル」January 14, 2025

The Bibleは音楽バイブルでもある。
だからThe Bibleに耳を傾けると、
メロディ、リズム、ハーモニーが聞こえてくる。

例えば創世記1章。
「はじめに神が天と地を創造された」
と基調の旋律・メロディーが奏でられ、
「神は仰せられた〜」と神ご自身によって、
力強く主旋律が歌われる。

「夕があり、朝があった。」というフレーズによって、
サンセットとサンライズによって、
恵みの2拍子が奏でられる。
さらに「夕があり、朝があった。」は、
6回繰り返された後、1回休符が入る。
「働く6日間の後、訪れる安息日」。
1日という恵みのリズム、
1週間という恵みのリズムが見事に聞き取れる。

「神はそれを良しと見られた」
「見よ。それらは非常に良かった」
というフレーズによって、
美しい調和・ハーモニーが聞こえてくる。

さらにThe Bibleには、
色々な種類の楽器が登場する。
角笛、フルート、トランペット、
琴、竪琴、タンバリン、弦楽器、シンバルなど。

そしてもちろん、The Bibleには、歌の歌詞も登場する。
詩篇1篇から150篇までは、
ほとんどが歌として歌われ、様々な楽器で演奏される。

声や楽器が奏でる音楽は、空気を震わせ空間に拡がる。
空間的音響を立体的に聞き取って電気信号に変える耳。
電気信号を情報処理し、音楽として頭の中で響かせる脳。
それらすべてをトータルにデザインされた創造主。
創造主なる神の素晴らしさをほめたたえるためにこそ、音楽は存在する。

ハレルヤ。
神の聖所で 神をほめたたえよ。
御力の大空で 神をほめたたえよ。
その大能のみわざのゆえに
神をほめたたえよ。
その比類なき偉大さにふさわしく
神をほめたたえよ。
角笛を吹き鳴らして 神をほめたたえよ。
琴と竪琴に合わせて 神をほめたたえよ。
タンバリンと踊りをもって 神をほめたたえよ。
弦をかき鳴らし笛を吹いて 神をほめたたえよ。
音の高いシンバルで 神をほめたたえよ。
鳴り響くシンバルで 神をほめたたえよ。
息のあるものはみな
主をほめたたえよ。
ハレルヤ。
(旧約聖書 詩篇150篇1−6節)

時代の流れの中、世界中で、
様々なジャンルやスタイルの音楽が生まれている。
クラッシック、フォーク、ポップ、ロック、ブルース、
童謡、演歌、ジャズ、ソウル、ヒップホップ、メタル、
ボサノヴァ、レゲエ、サンバ、ワルツ、タンゴ、
ブラックゴスペル、アンビエント、ボカロ、AI音楽など。
生まれ育った中で聞いてきた音楽があり、
それぞれ自分に合ったスタイルの音楽がある。
すべてのスタイルが、賛美のために用いられますように!

パイプオルガン、オルガン、チェンバロ、
ピアノ、電子ピアノ、シンセサイザー、
ギター、ベースギター、ウクレレ、マンドリン、
ドラムス、カホン、パーカッション、タンバリン、
リコーダー、オカリナ、ケーナ、
ハーモニカ、フルート、サックス、
トランペット、ホルン、クラリネット、
バイオリン、チェロ、コントラバス、
琴、三味線、三線、大正琴、馬頭琴、二胡・・・。
すべての楽器が、賛美のために用いられますように!

日本に関するThe Bibleの預言 January 13, 2025

「日本に関するThe Bibleの預言」January 13, 2025

わたしは彼らの中にしるしを置き、
彼らのうちの逃れた者たちを諸国に遣わす。
すなわち、タルシシュ、プル、弓を引く者ルデ、
トバル、ヤワン、そして、
わたしのうわさを聞いたことも、
わたしの栄光を見たこともない遠い島々に。
彼らはわたしの栄光を諸国の民に告げ知らせる。
(旧約聖書 イザヤ書66章19節)

The Bibleが語る世界の中心はエルサレム。
JESUS CHRISTの福音は、エルサレムから、
ユダヤとサマリアの全土、そして地の果てへと届けられる。
エルサレムから見た地の果て、遠い島々。
そこに日本も含まれる。

北海道、本州、四国、九州。
歯舞群島、伊豆諸島、小笠原諸島、
佐渡島、隠岐諸島、瀬戸内海の島々、
対馬諸島、五島列島、天草諸島、大隅諸島、
トカラ列島、奄美群島、沖縄諸島、慶良間諸島、
大東諸島、宮古諸島、八重山諸島、尖閣諸島などなど。
合わせて14,125の遠い島々日本。

やがて遠い島々である日本に必ずリバイバルが起こり、
日本から諸国の民に福音は届けられる。
さらにJESUSが再臨される前に、
最終的にはエルサレム、イスラエル、ユダヤ人へと福音は届けられる。

賜物の形 SHAPE January 12, 2025

「賜物の形 SHAPE」January 12, 2025

それぞれが賜物を受けているのですから、
神の様々な恵みの良い管理者として、
その賜物を用いて互いに仕え合いなさい。
(新約聖書ペテロの手紙第一4章10節)

         
JESUSがあなたに預けている賜物が少なくとも5つある。
5つの賜物の形(SHAPE)を一つ一つ覚えると、
あなたでしかできないことが浮かび上がってくる。

1、状況・立場(Situation)
今あなたが置かれている状況や立場は、
あなたでしかできないことと結びついた賜物です。
計り知れない神のご計画の中で、今あなたは訳あってそこに置かれています。
そしてそのただ中にJESUSがおられます。

2、心の鼓動・志・情熱(Heart)
あなたが抱く興味、関心、好奇心、情熱は、
あなたでしかできないことと結びついた賜物です。
どうしてもやりたいことは、求めなければ与えられません。
求めて与えられたら、道を探しながら勇気をもってやり始めることです。
七転び八起きでも、
興味のあることなら、驚くほど苦にならないでしょう。
好きこそ物の上手なれ。

3、能力(Abilities)
あなたの能力や才能はすべて天からの才であり、
あなたでしかできないことと結びついた賜物です。
最初から上手にできる人はいません。
そして努力は天才に勝ります。

4、個性(Personality)
あなたの唯一無二な個性、性格、気質は、
あなたでしかできないことと結びついた賜物です。
変えることのできないあなたのパーソナリティをJESUSは用います。
生まれた時から、あなたはオンリーワンです。

5、経験(Experience)
あなたがこれまで味わった経験はすべて、
あなたでしかできないことと結びついた賜物です。
特に痛みや苦しみ、挫折や涙の経験が豊かに用いられます。

進化ではなく創造 January 11, 2025

「進化ではなく創造」January 11, 2025

はじめに神が天と地を創造された。地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。神は仰せられた。「光、あれ。」すると光があった。神は光を良しと見られた。神は光と闇を分けられた。神は光を昼と名づけ、闇を夜と名づけられた。夕があり、朝があった。第一日。

神は仰せられた。「大空よ、水の真っただ中にあれ。水と水の間を分けるものとなれ。」神は大空を造り、大空の下にある水と大空の上にある水を分けられた。すると、そのようになった。神は大空を天と名づけられた。夕があり、朝があった。第二日。

神は仰せられた。「天の下の水は一つの所に集まれ。乾いた所が現れよ。」すると、そのようになった。神は乾いた所を地と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神はそれを良しと見られた。神は仰せられた。「地は植物を、種のできる草や、種の入った実を結ぶ果樹を、種類ごとに地の上に芽生えさせよ。」すると、そのようになった。地は植物を、すなわち、種のできる草を種類ごとに、また種の入った実を結ぶ木を種類ごとに生じさせた。神はそれを良しと見られた。夕があり、朝があった。第三日。

神は仰せられた。「光る物が天の大空にあれ。昼と夜を分けよ。定められた時々のため、日と年のためのしるしとなれ。また天の大空で光る物となり、地の上を照らすようになれ。」すると、そのようになった。神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼を治めさせ、小さいほうの光る物には夜を治めさせた。また星も造られた。神はそれらを天の大空に置き、地の上を照らさせ、また昼と夜を治めさせ、光と闇を分けるようにされた。神はそれを良しと見られた。夕があり、朝があった。第四日。・・・(旧約聖書創世記1章1ー19節)

The Bibleの最初のページを開くと、
進化ではなく創造が語られる。

天地万物・森羅万象が、そしてあなたが、
進化ではなく創造によって、
偶然ではなく創造主によって、
無意味ではなく意味と目的をもって、
存在へと招かれ、生かされ、愛されている。

デザイナー、クリエイター、メーカーである神が、
万物を細部に至るまでトータルデザインし、
それまでなかったものを一つ一つ存在へと招き、
設計図通りに順序正しく組み立ててくださった。

宇宙を見つめると、
驚くほど秩序があり、規則正しく、そして美しい。
地球の大きさ(直径約1万2700km)は絶妙だ。
このサイズでなければ、大気が存在できない。
太陽と地球の距離(光速で8分ほど)も絶妙だ。
近すぎると灼熱になり、遠すぎると氷河期になる。
すべてがちょうどいいかげん。
すべてが偶然にそうなるだろうか?

小宇宙と呼ばれる人体を見つめると、
驚くばかりの機能、システムデザインがある。
体温が上がりそうになると汗によって熱を逃し、
下がりそうになると毛穴を塞いで体温を一定に保つ。
小さな傷は自然に治ってしまう。
目が見えること、耳が聞こえること、
心臓や呼吸が止まらないこと、
血管がつまらないこと、
美味しいものを美味しく食べれること、
自分でトイレに行けたりお風呂に入れること。
いつもの生活って、おどろくばかりの奇跡です!

父に関するThe Bibleのみことば January 10, 2025

「父に関するThe Bibleのみことば」January 10, 2025

今日は昨年9月に天に召された私の父の誕生日なので、
父に関するThe Bibleのみことばを紹介したい。

The Bibleが教えてくれる信仰は、
天と地にあるすべての家族の、
「家族」という呼び名の元である御父の前に、
膝をかがめて祈る信仰。

すべての家族の土台としての天の父。
その天の父の無条件の愛に根ざし、
その無限の愛に基礎を置いて生きていく信仰。

こういうわけで、私は膝をかがめて、
天と地にあるすべての家族の、
「家族」という呼び名の元である御父の前に祈ります。
どうか御父が、その栄光の豊かさにしたがって、
内なる人に働く御霊により、
力をもってあなたがたを強めてくださいますように。
信仰によって、あなたがたの心のうちに
キリストを住まわせてくださいますように。
そして、愛に根ざし、愛に基礎を置いているあなたがたが、
すべての聖徒たちとともに、
その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを
理解する力を持つようになり、
人知をはるかに超えたキリストの愛を
知ることができますように。
そのようにして、神の満ちあふれる豊かさにまで、
あなたがたが満たされますように。
どうか、私たちのうちに働く御力によって、
私たちが願うところ、思うところのすべてを
はるかに超えて行うことのできる方に、
教会において、またキリスト・イエスにあって、
栄光が、世々限りなく、とこしえまでもありますように。
アーメン。(新約聖書エペソ人への手紙3章14−21節)

杉戸キリスト教会牧師 野町真理

なぜ旧約聖書に全人類が耳を傾ける必要があるのか January 9, 2025

「なぜ旧約聖書に全人類が耳を傾ける必要があるのか」January 9, 2025

聞け、イスラエルよ。主は私たちの神。主は唯一である。
あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして、
あなたの神、主を愛しなさい。(申命記6章4−5節)

イスラエル民族は、全世界のすべての民族の代表です。
旧約聖書を読み、イスラエルの歴史を見ていくということは、
いわば、本当の自分を映し出す鏡の前に立たせられ、
見たくない本当の自分の姿を見させられるということです。

そして、この事実が、
「なぜイスラエルの歴史が中心的に記されている旧約聖書に、
 全人類が耳を傾ける必要があるのか」という疑問に対する答えです。

旧約聖書には、すべての民族に対する神のことばが記されています。
しかし、「聞け、イスラエルよ。」と語られているように、
ほとんどの紙面を割いて旧約聖書に記されているのは、
やはりイスラエル民族に対する神のことばです。

すべての民族の創造主である唯一まことの神も、イスラエルの神。
アブラハムに約束された祝福も、十戒も、神の民イスラエルのもの。

イスラエルは、ただ神のあわれみによって神の民として選ばれ、
神の民として愛され、神の民として育まれました。
しかし、旧約聖書が語る神の民イスラエルの歴史は、
罪と恥と裏切りに満ちています。

ただ神のあわれみによって神の民として選ばれ、
これ以上ないほど神に愛されたイスラエルは、
ことごとく自らの神に逆らい続け、
恵み深い神に反逆し続けました。

主なる神によって自由にされたにもかかわらず、
まことの神だけを神として愛する道から外れ、
ほかの神々と共に歩み続けた故に、
エルサレムが焼け野原になり、
イスラエルは異国バビロンへ強制連行され、
バビロンの流れのほとりで捕囚として70年歩んだ歴史を、
旧約聖書は赤裸々に語ります。

仮に日本民族が神の民として選ばれていたとしても、
イスラエルとまったく同じように、
うなじのこわい民としてほかの神々を持ち、
神の愛を裏切り続けたでしょう。
また、救い主として来られたJESUSを拒み、
イスラエルとまったく同じように、
十字架につけてこの世から抹殺したでしょう。
日本のキリスト教会の歴史を見るなら、そのことは明らかです。

日本のキリスト教会にも、まことの神だけを神として愛することを止め、
天皇を現人神として拝み、天照大神(太陽)を拝んだという歴史があります。
日本におけるキリスト教会の将来のために、
また、私たちJESUSの弟子が、
祝福の基、世の光、地の塩としての使命に生きるために、
JESUSの十字架と復活による赦しの宣言をしっかりと聴き取り、
赦された過去をしっかりと心に刻むことから始めましょう。