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礼拝メッセージ「後悔する神」
聖書箇所:創世記6章1-8節
主は、地上に人の悪が増大し、その心に計ることがみな、いつも悪いことだけに傾くのをご覧になった。それで主は、地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められた。そして主は仰せられた。「わたしが創造した人を地の面から消し去ろう。人をはじめ、家畜やはうもの、空の鳥に至るまで。わたしは、これらを造ったことを残念に思うからだ。」創世記6章5-7節
外面的美しさやかっこよさ、自分の好みなどによって、大切な結婚相手を決めてしまう。実はそのような結婚から、人間の悪が増大し、悪への傾倒が始まると聖書は語っています。そのような結婚がもたらす悪は、とても深刻です。お互いを傷つけ合うだけでなく、子どもたちや家族を深く傷つけ、次の世代へと悪が増大していきます。
私たちを形造られた神は、愛です。ですから私たち人間がどんなに罪深い自分勝手な歩みを続けたとしても、忍耐をもって、悔い改めの機会を与えてくださいます。長い間、神は人の責任を負い、人をかばい続けてくださるのです(創世記6章3節参照)。
けれども、神の忍耐は永遠ではありません。待ち続けてもなお悔い改めないなら、やがて神は後悔なさり、裁きを行うことを決断されます。
昔、ノアの時代に、箱舟が造られていた間、神が忍耐して待っておられたときに、従わなかった霊たちのことです。わずか八人の人々が、この箱舟の中で、水を通って救われたのです。(1ペテロ3章20節)
苦しみの中におられる方々のための告白…A CREED FOR THOSE WHO HAVE SUFFERED
苦しみの中におられる方々のための告白…A CREED FOR THOSE WHO HAVE SUFFERED
I asked God for strength, that I might achieve
I was made weak, that I might learn humbly to obey…
I asked for health, that I might do greater things
I was given infirmity, that I might do better things…
I asked for riches, that I might be happy
I was given poverty, that I might be wise…
I asked for power, that I might have the praise of men
I was given weakness, that I might feel the need of God…
I asked for all things, that I might enjoy life
I was given life, that I might enjoy all things…
I got nothing that I asked for — but everything I had hoped for
Almost despite myself, my unspoken prayers were answered.
I am among all men, most richly blessed!
(Author unknown)
This creed is hung on a wall at a waiting room of Institute of Rehabilitation Medicine, 400 East 34th Street NYC
この詩は、青銅の盾に刻まれて、ニューヨーク市イーストリバー沿いの東400丁目、34番街にある物理療法リバビリテーション研究所の受付の壁にかけられている。作者不明。以下、野町試訳。
私は神様に強さを求めました。成し遂げるために。
でも私は、弱い者とされました。従うための謙遜を学ぶためにと。
私は健康を求めました。より偉大なことをするために。
でも私は、病弱を戴いたのです。より良きことができるようにと。
私は富を求めました。幸せになるために。
でも私は、貧しさを授かりました。賢い者であるようにと。
私は力を求めました。世の人々の称賛を得るために。
でも私は、弱さを授かりました。絶えず神に寄りすがる必要を覚えるためにと。
私はあらゆるものを求めました。人生を楽しむために。
でも私は、命を授かったのです。すべてのことを喜び楽しめるようにと。
私が求めたものは何一つとして与えられませんでした。
けれども、私の願いは、すべて神に聞き届けられたのです。
私は神の意に添わぬ者であるにも拘わらず、
心の中の言い表せない祈りは、すべて叶えられたのです。
私はすべての人の中で、最も豊かに祝福されたのです。
礼拝メッセージ「この子は慰め」
聖書箇所:創世記5章25-32節
レメクは百八十二年生きて、ひとりの男の子を生んだ。彼はその子をノアと名づけて言った。「主がこの地をのろわれたゆえに、私たちは働き、この手で苦労しているが、この私たちに、この子は慰めを与えてくれるであろう。」創世記5章28-29節
創世記5章に記録されているアダムの歴史、私たち人間の歴史には、神とともに歩んだ人物が2名紹介されています。1人は先週見たエノク、そしてもう1人は、今週見たいノアです。
ノアという名前には、「慰められる」という意味があります。神の祝福に背を向けた故に、働いても苦労の多い人生の中で、この子は慰め(ノア)を与えてくれるであろう。ノアの父レメクが、そのような思いを込めて、その子をノアと名付けました。
ノアの父レメクは、ノアを生んで後、さらに593年生き、息子、娘たちを生みます。そして聖書は、「レメクの一生は777年であった。こうして彼は死んだ。」と語っています。
創世記4章に登場したカインの子孫であるレメクは、77倍の復讐を要求し、慰めのない中で死を迎えたことでしょう。
一方、同じ名前ですが、セツの子孫でありノアの父であるレメクの一生は、777年でした。7という完全数が3つ並ぶ年齢。おそらくノアの父レメクには、息子ノアによって、慰めの多い人生が与えられたことでしょう。
礼拝メッセージ「神とともに歩む」
聖書箇所:創世記5章1-24節
エノクは六十五年生きて、メトシェラを生んだ。エノクはメトシェラを生んで後、三百年、神とともに歩んだ。そして、息子、娘たちを生んだ。エノクの一生は三百六十五年であった。エノクは神とともに歩んだ。神が彼を取られたので、彼はいなくなった。創世記5章21-24節
聖なるテクスト(聖書)が語っているアダムの歴史、それは私たち人間の歴史です。
神が私たちを創造された時、神に似せて造られ、男と女とに創造されました。私たちが創造された日に、神は私たちを祝福し、その名を人(アダム)と呼ばれました。
アダムからセツ、セツからエノシュ、エノシュからケナン、ケナンからマハラルエル、マハラルエルからエレデ、エレデからエノクが生まれます。エノクについて、聖書はスポットライトをあて、上記のみことばのように紹介しています。
聖書の行間を想像することになりますが、65歳で子どもを預かるまでのエノクの歩みはどうだったのでしょうか。神とともに歩んでいたかも知れませんし、あまり神とともに歩んでなかったかも知れません。
けれども、受験、就職、結婚、子どもの誕生、病気、事故、転職、退職、その他様々な出来事を通して、もっと近く、神とともに歩むように、インマヌエルと呼ばれる神が私たちを導かれることは確かなことです。
成人祝福礼拝メッセージ「祈りのある日常」
成人祝福礼拝メッセージ「祈りのある日常」(クリックで聴けます)
聖書箇所:創世記4章17-26節
アダムは、さらに、その妻を知った。彼女は男の子を産み、その子をセツと名づけて言った。「カインがアベルを殺したので、彼の代わりに、神は私にもうひとりの子を授けられたから。」セツにもまた男の子が生まれた。彼は、その子をエノシュと名づけた。そのとき、人々は主の御名によって祈ることを始めた。創世記4章25-26節
人殺しの罪を犯したカインの子孫から、レメクという人が現れます。創世記4章23―24節に、以下のような重苦しいレメクの言葉が記録されています。
『さて、レメクはその妻たちに言った。「アダとツィラよ。私の声を聞け。レメクの妻たちよ。私の言うことに耳を傾けよ。私の受けた傷のためには、ひとりの人を、私の受けた打ち傷のためには、ひとりの若者を殺した。カインに七倍の復讐があれば、レメクには七十七倍。」』
一方アダム・エバ夫妻は、もうひとり男の子を授かり、セツと名づけます。セツが家庭を持ちエノシュが生まれた時から、人々は祈りのある日常を生きるようになりました。
祈りのある日常、それは神の愛と赦しに生かされる日常です。神はあなたを罪の鎖から解き放つために、身代わりに十字架で死なれ、3日目によみがえられ、今も生きておられ、孤独のとなりにおられます。
祈りのある日常、やがてそれは神を愛し隣人を愛する日常となり、神と隣人を愛する年月となります。
新年礼拝メッセージ「待ち伏せする罪」
聖書箇所:詩篇103章1-22節
そこで、主は、カインに仰せられた。「なぜ、あなたは憤っているのか。なぜ、顔を伏せているのか。あなたが正しく行ったのであれば、受け入れられる。ただし、あなたが正しく行っていないのなら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治めるべきである。」創世記4章6-7節
以下の質問をよく考え、答えを書いてみてください。
★なぜ兄カインは弟アベルを殺したのでしょうか?
★神はえこひいきをなさる方でしょうか?
★待ち伏せする罪とは何でしょうか?
★待ち伏せする罪を治める(罪に打ち勝つ)ためには、どうすればいいのでしょうか?