日々の霊的戦いのための詩篇 April 17, 2025

「日々の霊的戦いのための詩篇」April 17, 2025

2025-04-17

詩篇140篇は、日々の霊的戦いのための詩篇。
ダビデには、日ごとに戦いを仕掛けてくる者たちがいた。
学校や職場などで、あなたも日毎に守られますように。

詩篇140篇 指揮者のために。ダビデの賛歌。
主よ 私をよこしまな人から助け出し
暴虐を行う者から守ってください。
彼らは心の中で悪を企み
日ごとに戦いを仕掛けてきます。
蛇のようにその舌を鋭くし
唇の下には まむしの毒があります。 セラ

主よ 悪しき者の手から私を守り
暴虐を行う者からお守りください。
彼らは私の足をつまずかせようと企んでいます。
高ぶる者は 私に罠を仕掛け
綱で網を広げ
道端に落とし穴を設けました。 セラ

私は主に申し上げます。
「あなたは私の神。
主よ 私の願いの声を聞いてください。
私の主 神 私の救いの力よ。
あなたは私が武器を取る日に
私の頭をおおってくださいました。
主よ 悪者の願いをかなえさせず
その企みを遂げさせないでください。
彼らは高ぶっています。 セラ

私を取り囲んでいる者たちの頭。
これを自らの唇の害悪がおおいますように。
燃える炭火が彼らの上に降りかかりますように。
彼らが火の中に 深い淵に落とされ
立ち上がれないようにしてください。
そしる者が地上で栄えませんように。
わざわいがすぐにも
暴虐を行う者を捕らえるようにしてください。」
私は知っています。
主が苦しむ者の訴えを支持し
貧しい者のために さばきを行われることを。
まことに 正しい人はあなたの御名に感謝し
直ぐな人はあなたの御前に住むでしょう。

なぜ主が私のすべてを知っておられるのか April 16, 2025

「なぜ主が私のすべてを知っておられるのか」April 16, 2025

詩篇139篇は、
なぜ主が私のすべてを知っておられるのかを歌う。
JESUSがあなたのすべてを知っておられる理由も同じ。
JESUSこそ 私たちの内臓を造り
母の胎の内で私たちを組み立てられた造り主です。

詩篇139篇 指揮者のために。ダビデの賛歌。
主よ あなたは私を探り 知っておられます。
あなたは 私の座るのも立つのも知っておられ
遠くから私の思いを読み取られます。
あなたは私が歩くのも伏すのも見守り
私の道のすべてを知り抜いておられます。
ことばが私の舌にのぼる前に なんと主よ
あなたはそのすべてを知っておられます。
あなたは前からうしろから私を取り囲み
御手を私の上に置かれました。
そのような知識は私にとって
あまりにも不思議
あまりにも高くて 及びもつきません。

私はどこへ行けるでしょう。
あなたの御霊から離れて。
どこへ逃れられるでしょう。
あなたの御前を離れて。
たとえ 私が天に上っても
そこにあなたはおられ
私がよみに床を設けても
そこにあなたはおられます。
私が暁の翼を駆って
海の果てに住んでも
そこでも あなたの御手が私を導き
あなたの右の手が私を捕らえます。
たとえ私が 「おお闇よ 私をおおえ。
私の周りの光よ 夜となれ」と言っても
あなたにとっては 闇も暗くなく
夜は昼のように明るいのです。
暗闇も光も同じことです。

あなたこそ 私の内臓を造り
母の胎の内で私を組み立てられた方です。
私は感謝します。
あなたは私に奇しいことをなさって
恐ろしいほどです。
私のたましいは それをよく知っています。
私が隠れた所で造られ
地の深い所で織り上げられたとき
私の骨組みはあなたに隠れてはいませんでした。
あなたの目は胎児の私を見られ
あなたの書物にすべてが記されました。
私のために作られた日々が
しかも その一日もないうちに。

神よ あなたの御思いを知るのは
なんと難しいことでしょう。
そのすべては なんと多いことでしょう。
数えようとしても
それは砂よりも数多いのです。
私が目覚めるとき
私はなおも あなたとともにいます。

神よ どうか悪者を殺してください。
人の血を流す者どもよ 私から遠ざかれ。
彼らは敵意をもってあなたに語り
あなたの敵は みだりに御名を口にします。
主よ
私はあなたを憎む者たちを 憎まないでしょうか。
あなたに立ち向かう者を 嫌わないでしょうか。
私は憎しみの限りを尽くして彼らを憎みます。
彼らは私の敵となりました。

神よ 私を探り 私の心を知ってください。
私を調べ 私の思い煩いを知ってください。
私のうちに 傷のついた道があるかないかを見て
私をとこしえの道に導いてください。

すべてを成し遂げてくださる主 詩篇138篇 April 15, 2025

「すべてを成し遂げてくださる主 詩篇138篇」April 15, 2025

詩篇138篇は、ダビデによる讃美歌。
ダビデは旧約聖書の中の代表的なシンガーソングライター。
すべてを成し遂げてくださる主によって、
私たちの日常生活も賛美で満ち溢れますように。

詩篇138篇 ダビデによる。
1 心を尽くして 私はあなたに感謝をささげます。
 御使いたちの前で あなたをほめ歌います。
2 私は あなたの聖なる宮に向かってひれ伏し
 恵みとまことのゆえに 御名に感謝します。
 あなたがご自分のすべての御名のゆえに
 あなたのみことばを高く上げられたからです。
3 私が呼んだその日に あなたは私に答え
 私のたましいに力を与えて強くされました。

4 主よ
 地のすべての王はあなたに感謝するでしょう。
 彼らがあなたの口のみことばを聞いたからです。
5 彼らは主の道について歌うでしょう。
 主の栄光が大きいからです。
6 まことに 主は高くあられますが
 低い者を顧みてくださいます。
 しかし高ぶる者を 遠くから見抜かれます。
7 私が苦しみの中を歩いても
 あなたは私を生かしてくださいます。
 私の敵の怒りに向かって御手を伸ばし
 あなたの右の手が私を救ってくださいます。
8 主は私のためにすべてを成し遂げてくださいます。
 主よ あなたの恵みはとこしえにあります。
 あなたの御手のわざをやめないでください。

バビロンの流れのほとりで 詩篇137篇 April 14, 2025

「バビロンの流れのほとりで 詩篇137篇」April 14, 2025

詩篇137篇は、世界史でも有名な
バビロン捕囚の中で紡がれたブルースだ。
この詩は、エルサレムが陥落し、
遠く異国バビロンに強制連行された者たちの涙で滲んでいる。

1 バビロンの川のほとり
 そこに私たちは座り
  シオンを思い出して泣いた。
2 街中の柳の木々に
 私たちは竪琴を掛けた。
3 それは 私たちを捕らえて来た者たちが
 そこで私たちに歌を求め
 私たちを苦しめる者たちが
 余興に 「シオンの歌を一つ歌え」と言ったからだ。
4 どうして私たちが異国の地で
 主の歌を歌えるだろうか。

5 エルサレムよ
 もしも 私があなたを忘れてしまうなら
 この右手もその巧みさを忘れるがよい。
6 もしも 私があなたを思い出さず
 エルサレムを至上の喜びとしないなら
 私の舌は上あごについてしまえばよい。

7 主よ 思い出してください。
 エルサレムの日に
「破壊せよ 破壊せよ。その基までも」と言った
 エドムの子らを。
8 娘バビロンよ 荒らされるべき者よ。
 幸いなことよ
  おまえが私たちにしたことに 仕返しする人は。
9 幸いなことよ
 おまえの幼子たちを捕らえ 岩に打ちつける人は。

「ハレルヤ詩篇135篇」April 12, 2025

「ハレルヤ詩篇135篇」April 12, 2025

「ハレルヤ」という言葉は、
「ハレルー」(賛美せよ)と「ヤー」(主)で、
「あなたがたは主を賛美せよ」という意味のヘブル語。
ハレルヤは最もシンプルな讃美のことば。
詩篇135篇はハレルヤで始まりハレルヤで終わる。
なぜ主を賛美するのか。その理由を豊かに歌いながら。

詩篇135篇
ハレルヤ 主の御名をほめたたえよ。
ほめたたえよ 主のしもべたち。
主の家で仕え
私たちの神の家の大庭で仕える者よ。
ハレルヤ 主はまことにいつくしみ深い。
主の御名にほめ歌を歌え。その御名は実に麗しい。
主は ヤコブをご自分のために選び
イスラエルを ご自分の宝として選ばれた。

まことに 私は知っている。主は大いなる方
私たちの主はすべての神々にまさっておられる。
主は望むところをことごとく行われる。
天と地で 海とすべての深淵で。
主は 地の果てから雲を上らせ
雨のために稲妻を造り
その倉から風を出される。

主はエジプトの初子を
人から家畜に至るまで打たれた。
エジプトよ おまえの真っただ中に
主はしるしと奇跡を送られた。
ファラオとそのすべてのしもべらに。
主は多くの国々を打ち
力ある王たちを殺された。
アモリ人の王シホン バシャンの王オグ
カナンのすべての王国を。
主は彼らの地をゆずりとして与えられた。
御民イスラエルにゆずりとして。

主よ あなたの御名はとこしえに
主よ あなたの呼び名は代々に至ります。
まことに 主はご自分の民をさばき
そのしもべらをあわれまれます。

異邦の民の偶像は銀や金。
人の手のわざにすぎない。
口があっても語れず
目があっても見えない。
耳があっても聞こえず
また その口には息がない。
これを造る者も
これに信頼する者もみな これと同じ。

イスラエルの家よ 主をほめたたえよ。
アロンの家よ 主をほめたたえよ。
レビの家よ 主をほめたたえよ。
主を恐れる者たちよ 主をほめたたえよ。
シオンで 主がほめたたえられるように。
エルサレムに住まわれる方が。
ハレルヤ。

旅の終わりを飾る極上の讃美 April 11, 2025

「旅の終わりを飾る極上の讃美」April 11, 2025

詩篇134篇は、15番目の都上りの歌。
旅の終わりを飾る極上の讃美。
讃美は至上の音楽(Praise is the Supreme Music)。
讃美は音楽のキング(Praise is the King of Music)。
そしてやはり、シオンは祝福の通り道。

詩篇134篇 都上りの歌。
さあ 主をほめたたえよ。
主のすべてのしもべたち
夜ごとに主の家で仕える者たちよ。
聖所に向かってあなたがたの手を上げ
主をほめたたえよ。
天地を造られた主が
シオンからあなたを祝福されるように。

深い淵から April 7, 2025

「深い淵から」April 7, 2025

詩篇130篇は、11番目の都上りの讃美歌。
深い淵から主なる神を呼び求める祈り。
どん底にもある確かな神の御手の中で、
主を待ち望む讃美歌。

詩篇130篇 都上りの歌。
主よ 深い淵から私はあなたを呼び求めます。
主よ 私の声を聞いてください。
私の願いの声に耳を傾けてください。
主よ あなたがもし 不義に目を留められるなら
主よ だれが御前に立てるでしょう。
しかし あなたが赦してくださるゆえに
あなたは人に恐れられます。

私は主を待ち望みます。
私のたましいは待ち望みます。
主のみことばを私は待ちます。
私のたましいは 夜回りが夜明けを
まことに 夜回りが夜明けを待つのにまさって
主を待ちます。

イスラエルよ 主を待て。
主には恵みがあり
豊かな贖いがある。
主は すべての不義から
イスラエルを贖い出される。