ヤコブは彼女を愛していたので December 8, 2025

「ヤコブは彼女を愛していたので」December 8, 2025

そしてヤコブはラケルに口づけし、声をあげて泣いた。ヤコブはラケルに、自分は彼女の父の甥であり、リベカの子であることを告げた。彼女は走って行って、父にそのことを告げた。ラバンは妹の子ヤコブのことを聞くとすぐ、彼を迎えに走って行って、彼を抱きしめて口づけした。そして彼を自分の家に連れて帰った。ヤコブはラバンに事の次第をすべて話した。ラバンは彼に「あなたは本当に私の骨肉だ」と言った。ヤコブは彼のところに一か月滞在した。ラバンはヤコブに言った。「あなたが私の親類だからといって、ただで私に仕えることもないだろう。どういう報酬が欲しいのか、言ってもらいたい。」ラバンには二人の娘がいた。姉の名はレア、妹の名はラケルであった。レアは目が弱々しかったが、ラケルは姿も美しく、顔だちも美しかった。ヤコブはラケルを愛していた。それで、「私はあなたの下の娘ラケルのために、七年間あなたにお仕えします」と言った。ラバンは、「娘を他人にやるよりは、あなたにやるほうがよい。私のところにとどまっていなさい」と言った。ヤコブはラケルのために七年間仕えた。ヤコブは彼女を愛していたので、それもほんの数日のように思われた。 創世記29章11ー20節

ヤコブはラケルに口づけし、声をあげて泣きます。彼はラケルに、自分は彼女の父の甥であり、リベカの子であることを告げます。彼女は走って行って父に告げます。ラバンは妹の子ヤコブのことを聞くとすぐ、彼を迎えに走り、抱きしめて口づけし、自分の家に連れ帰ります。

ヤコブはラバンに事の次第をすべて話しました。ラバンは彼に「あなたは本当に私の骨肉だ」と言います。ヤコブは一か月滞在しました。ラバンはヤコブに提案します。「あなたが私の親類だからといって、ただで私に仕えることもないだろう。どういう報酬が欲しいのか、言ってもらいたい。」

ラバンには二人の娘がいました。姉のレアと妹のラケルです。ヤコブは、「私はあなたの下の娘ラケルのために、七年間あなたにお仕えします」と言います。ラバンは、「娘を他人にやるよりは、あなたにやるほうがよい。」と言い、ヤコブはラケルのために七年間仕えます。ヤコブは彼女を愛していたので、ほんの数日のようでした。

ラケルが父の羊の群れを連れてやって来た December 7, 2025

「ラケルが父の羊の群れを連れてやって来た」December 7, 2025

ヤコブは旅を続けて、東の人々の国へ行った。ふと彼が見ると、野に井戸があった。ちょうどその傍らに、三つの羊の群れが伏していた。その井戸から群れに水を飲ませることになっていたからである。その井戸の口の上にある石は大きかった。群れがみなそこに集められたら、その石を井戸の口から転がして、羊に水を飲ませ、その石を再び井戸の口の元の場所に戻すことになっていた。ヤコブがその人たちに「兄弟たちよ、あなたがたはどこの方ですか」と尋ねると、彼らは「私たちはハランの者です」と答えた。それでヤコブが「あなたがたはナホルの子ラバンをご存じですか」と尋ねると、彼らは「よく知っています」と答えた。ヤコブは彼らに尋ねた。「その人は元気ですか。」すると彼らは、「元気です。ほら、娘のラケルが羊を連れてやって来ます」と言った。ヤコブは言った。「ご覧なさい。日はまだ高いし、群れを集める時間でもありません。羊に水を飲ませて、草を食べさせに戻ってはどうですか。」すると彼らは言った。「そうはできません。群れがみな集められて、井戸の口から石を転がすまでは。それから、羊に水を飲ませるのです。」ヤコブがまだ彼らと話しているとき、ラケルが父の羊の群れを連れてやって来た。彼女は羊を飼っていたのである。ヤコブは、母の兄ラバンの娘ラケルと、母の兄ラバンの羊の群れを見ると、すぐ近寄って行って、井戸の口の上の石を転がし、母の兄ラバンの羊の群れに水を飲ませた。創世記29章1ー10節

ヤコブは旅を続け、東の国へ行きます。ふと見ると井戸があり、三つの羊の群れが伏していました。井戸の口の上にある石は大きく、群れがみなそこに集められたら、その石を転がして羊に水を飲ませ、再び戻すことになっていました。

ヤコブは人々と会話します。「兄弟たちよ、あなたがたはどこの方ですか」「ハランの者です」「ナホルの子ラバンをご存じですか」「よく知っています」「その人は元気ですか。」「元気です。ほら、娘のラケルが羊を連れてやって来ます」「ご覧なさい。日はまだ高いし、群れを集める時間でもありません。羊に水を飲ませて、草を食べさせに戻ってはどうですか。」「できません。群れがみな集められて、井戸の口から石を転がすまでは。」

ヤコブが彼らと話しているとき、ラケルが父の羊の群れを連れてやって来ました。ヤコブは、母の兄ラバンの娘ラケルと羊の群れを見ると、すぐ近寄り、井戸の口の上の石を転がし、母の兄ラバンの羊の群れに水を飲ませました。

今あるはただ主の恵み November 26, 2025

「今あるはただ主の恵み」November 26, 2025

さて、アブラハムの時代にあった先の飢饉とは別に、この国にまた飢饉が起こった。それでイサクは、ゲラルのペリシテ人の王アビメレクのもとへ行った。主はイサクに現れて言われた。「エジプトへは下ってはならない。わたしがあなたに告げる地に住みなさい。あなたはこの地に寄留しなさい。わたしはあなたとともにいて、あなたを祝福する。あなたとあなたの子孫に、わたしがこれらの国々をすべて与える。こうしてわたしは、あなたの父アブラハムに誓った誓いを果たす。そしてわたしは、あなたの子孫を空の星のように増し加え、あなたの子孫に、これらの国々をみな与える。あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。これは、アブラハムがわたしの声に聞き従い、わたしの命令と掟とおしえを守って、わたしへの務めを果たしたからである。」こうしてイサクはゲラルに住んでいたが、その土地の人々が彼の妻のことを尋ねた。すると彼は「あれは私の妹です」と答えた。この土地の人々がリベカのことで自分を殺しはしないかと思って、「私の妻です」と言うのを恐れたのであった。彼女が美しかったからである。イサクは長くそこに滞在していた。ある日のこと、ペリシテ人の王アビメレクが窓から見下ろしていると、なんと、イサクがその妻リベカを愛撫しているのが見えた。アビメレクは、イサクを呼び寄せて言った。「本当のところ、あの女はあなたの妻ではないか。なぜ、あなたは『あれは私の妹です』と言ったのか。」イサクは「彼女のことで殺されはしないかと思ったからです」と答えた。アビメレクは言った。「何ということをしてくれたのか。もう少しで、民の一人があなたの妻と寝て、あなたはわれわれに罪責をもたらすところだった。」そこでアビメレクは、すべての民に命じて言った。「この人と、この人の妻に触れる者は、必ず殺される。」 創世記26章1ー11節

アブラハムの息子イサクは、父と同じような弱さを抱えていたようです。それゆえにイサクは、飢饉を避けた疎開先ゲラルで、アブラハムと同じ過ちを犯します。現地の人々が美人リベカのことで自分を殺しはしないかと思って、「私の妻です」と言うのを恐れ、「あれは私の妹です」と答えたのでした。

やがてペリシテ人の王アビメレクによって、二人は夫婦であることが発覚します。アビメレクは、イサクを呼び寄せて話します。「本当のところ、あの女はあなたの妻ではないか。なぜ、あなたは『あれは私の妹です』と言ったのか。」「彼女のことで殺されはしないかと思ったからです」「何ということをしてくれたのか。もう少しで、民の一人があなたの妻と寝て、あなたはわれわれに罪責をもたらすところだった。」

アビメレクは、すべての民に命じました。「この人と、この人の妻に触れる者は、必ず殺される。」当時は、夫を殺して妻を奪い取るという略奪婚が多かったことが伺えます。今あるはただ主の恵みです。

はい、行きます November 21, 2025

「はい、行きます」November 21, 2025

アブラハムのしもべは、彼らのことばを聞くやいなや、地にひれ伏して主を礼拝した。そして、このしもべは銀や金の品物や衣装を取り出して、リベカに与えた。また、彼女の兄や母にも貴重な品々を贈った。このしもべと、ともにいた従者たちは、食べたり飲んだりして、そこに泊まった。朝になって彼らが起きると、そのしもべは「私の主人のところへ帰らせてください」と言った。彼女の兄と母は、「娘をしばらく、十日間ほど私たちのもとにとどまらせて、その後で行かせるようにしたいのですが」と言った。しもべは彼らに、「私が遅れないようにしてください。主が私の旅を成功させてくださったのですから。主人のところへ行けるように、私を帰らせてください」と言った。彼らは答えた。「娘を呼び寄せて、娘の言うことを聞いてみましょう。」彼らはリベカを呼び寄せて、「この人と一緒に行くか」と尋ねた。すると彼女は「はい、行きます」と答えた。そこで彼らは、妹リベカとその乳母を、アブラハムのしもべとその従者たちと一緒に送り出した。彼らはリベカを祝福して言った。「われらの妹よ、あなたは幾千万にも増えるように。あなたの子孫は敵の門を勝ち取るように。」リベカとその侍女たちは立ち上がり、らくだに乗って、その人の後について行った。こうして、しもべはリベカを連れ帰った。一方イサクは、ベエル・ラハイ・ロイ地方から帰って来ていた。彼はネゲブの地に住んでいたのであった。イサクは夕暮れ近く、野に散歩に出かけた。彼が目を上げて見ると、ちょうど、らくだが近づいて来ていた。リベカも目を上げ、イサクを見ると、らくだから降り、しもべに尋ねた。「野を歩いて私たちを迎えに来る、あの方はどなたですか。」しもべは答えた。「あの方が私の主人です。」そこで、リベカはベールを手に取って、身をおおった。しもべは、自分がしてきたことを残らずイサクに話した。イサクは、その母サラの天幕にリベカを連れて行き、リベカを迎えて妻とし、彼女を愛した。イサクは、母の亡き後、慰めを得た。創世記24章52−67節

父ベトエルと兄ラバンの快諾を得たアブラハムのしもべは、地にひれ伏して主を礼拝します。品物や衣装を取り出してリベカに与え、兄や母にも贈り物をします。そして彼らは食事をし、そこに泊まります。

朝起きると、しもべは「私の主人のところへ帰らせてください」と願います。彼女の兄と母は、「娘をしばらく、十日間ほどとどまらせ、その後で行かせるようにしたい」と言います。しもべは、「私が遅れないようにしてください。主が私の旅を成功させてくださったのですから。」と願います。彼らがリベカを呼び寄せ、「この人と一緒に行くか」と尋ねると、彼女は「はい、行きます」と即答しました。

そこで彼らは、妹リベカとその乳母を、アブラハムのしもべとその従者たちと一緒に送り出します。彼らはリベカを祝福して言いました。「われらの妹よ、あなたは幾千万にも増えるように。あなたの子孫は敵の門を勝ち取るように。」

主からこのことが出たのですから November 20, 2025

「主からこのことが出たのですから」November 20, 2025

2025-11-20

今日、私は泉のそばに来て言いました。『私の主人アブラハムの神、主よ。私がここまで来た旅を、もしあなたが成功させてくださるのなら──。ご覧ください。私は泉のそばに立っています。若い娘が水を汲みに出て来たなら、私は「あなたの水がめから少し水を飲ませてください」と言います。その人が私に、「どうぞ、お飲みください。あなたのらくだにも水を汲みましょう」と言ったなら、その娘さんこそ、主が私の主人の息子のために定められた方です。』私が心の中で言い終わらないうちに、なんと、リベカさんが水がめを肩に載せて出て来たのです。そして、泉に下りて行き、水を汲みました。それで私が『どうか水を飲ませてください』と言うと、急いで水がめを肩から降ろし、『お飲みください。あなたのらくだにも水を飲ませましょう』と言われたので、私は飲みました。らくだにも水を飲ませてくださいました。私が尋ねて、『あなたは、どなたの娘さんですか』と言いますと、『ミルカがナホルに産んだ子ベトエルの娘です』と答えました。そこで私は、彼女の鼻に飾り輪をつけ、彼女の腕に腕輪をはめました。そして私はひざまずき、主を礼拝し、私の主人アブラハムの神、主をほめたたえました。主は、私の主人の親族の娘さんを主人の息子に迎えるために、私を確かな道に導いてくださったのです。それで今、あなたがたが私の主人に恵みとまことを施してくださるのなら、私にそう言ってください。もしそうでなければ、そうでないと私に言ってください。それによって、私は右か左に向かうことになります。」ラバンとベトエルは答えた。「主からこのことが出たのですから、私たちはあなたに良し悪しを言うことはできません。ご覧ください。リベカはあなたの前におります。どうぞお連れください。主が言われたとおりに、あなたのご主人の息子さんの妻となりますように。」創世記24章42−51節

・・・主は、私の主人の親族の娘さんを主人の息子に迎えるために、私を確かな道に導いてくださったのです。それで今、あなたがたが私の主人に恵みとまことを施してくださるのなら、私にそう言ってください。もしそうでなければ、そうでないと私に言ってください。それによって、私は右か左に向かうことになります。」

一部始終を語ったアブラハムのしもべは、すべてを主に委ね、リベカの父ベトエルと兄ラバンの応答を待ちます。彼らはこう答えました。「主からこのことが出たのですから、私たちはあなたに良し悪しを言うことはできません。ご覧ください。リベカはあなたの前におります。どうぞお連れください。主が言われたとおりに、あなたのご主人の息子さんの妻となりますように。」

アブラハムが語った通り、主はみこころの結婚相手へとしもべを導き、旅を成功させてくださったのでした。

私はアブラハムのしもべです November 19, 2025

「私はアブラハムのしもべです」November 19, 2025

そこでラバンは言った。「どうぞ、おいでください。主に祝福された方。なぜ外に立っておられるのですか。私は、お宿と、らくだのための場所を用意しております。」それで、その人は家の中に入った。らくだの荷が解かれ、らくだに藁と飼料が与えられ、彼の足と、一緒にいた従者たちの足を洗う水も与えられた。それから、彼の前に食事が出されたが、彼は「私の用件を話すまでは、いただきません」と言った。「お話しください」と言われて、彼は言った。「私はアブラハムのしもべです。主は私の主人を大いに祝福されましたので、主人は富んでおります。主は主人に、羊や牛、銀や金、男女の奴隷、らくだやろばをお与えになりました。私の主人の妻サラは、年をとってから主人に男の子を産み、主人はこの子に自分の全財産を譲っておられます。私の主人は、こう言って、私に誓わせました。『私が住んでいるこの地のカナン人の娘たちの中から、私の息子の妻を迎えてはならない。あなたは、私の父の家、私の親族のところへ行って、私の息子に妻を迎えなさい。』そこで私は主人に申しました。『もしかしたら、その娘さんは私について来ないかもしれません。』すると主人は答えました。『私は主の前に歩んできた。その主が御使いをあなたと一緒に遣わし、あなたの旅を成功させてくださる。あなたは、私の親族、私の父の家から、私の息子に妻を迎えなさい。次のようなときは、あなたは私との誓いから解かれる。あなたが私の親族のところに行ったときに、もし彼らがあなたに娘を与えないなら、そのとき、あなたは私との誓いから解かれる。』 創世記24章31−41節

ラバンはアブラハムのしもべを家に招きます。しもべは食事を前にして、「私の用件を話すまでは、いただきません」と宣言し、自己紹介からこれまでの経緯を一気に語ります。今日はその前半に耳を傾けましょう。

「私はアブラハムのしもべです。主は私の主人を大いに祝福されましたので、主人は富んでおります。主は主人に、羊や牛、銀や金、男女の奴隷、らくだやろばをお与えになりました。私の主人の妻サラは、年をとってから主人に男の子を産み、主人はこの子に自分の全財産を譲っておられます。私の主人は、こう言って、私に誓わせました。『私が住んでいるこの地のカナン人の娘たちの中から、私の息子の妻を迎えてはならない。あなたは、私の父の家、私の親族のところへ行って、私の息子に妻を迎えなさい。』

そこで私は主人に申しました。『もしかしたら、その娘さんは私について来ないかもしれません。』すると主人は答えました。『私は主の前に歩んできた。その主が御使いをあなたと一緒に遣わし、あなたの旅を成功させてくださる。あなたは、私の親族、私の父の家から、私の息子に妻を迎えなさい。次のようなときは、あなたは私との誓いから解かれる。あなたが私の親族のところに行ったときに、もし彼らがあなたに娘を与えないなら、そのとき、あなたは私との誓いから解かれる。』

主が自分の旅を成功させてくださったかどうか November 18, 2025

「主が自分の旅を成功させてくださったかどうか」November 18, 2025

この人は、主が自分の旅を成功させてくださったかどうかを知ろうと、黙って彼女を見つめていた。らくだが水を飲み終わったとき、その人は、重さ一ベカの金の飾り輪と、彼女の腕のために、重さ十シェケルの二つの金の腕輪を取り、尋ねた。「あなたは、どなたの娘さんですか。どうか私に言ってください。あなたの父上の家には、私どもが泊めていただける場所があるでしょうか。」彼女は答えた。「私は、ミルカがナホルに産んだ子ベトエルの娘です。」また言った。「藁も飼料も、私たちのところには、たくさんあります。それに、お泊まりになる場所も。」その人は、ひざまずき、主を礼拝して、こう言った。「私の主人アブラハムの神、主がほめたたえられますように。主は、私の主人に対する恵みとまことをお捨てになりませんでした。主は道中、この私を導いてくださいました。主人の兄弟の家にまで。」その娘は走って行って、母の家の者に、これらのことを告げた。リベカには兄がいて、その名をラバンといった。ラバンは外へ出て、泉のそばにいるその人のもとへ走って行った。彼は、飾り輪と、妹の腕にある腕輪を見、また、「あの人が私にこう言われました」と言った妹リベカのことばを聞くとすぐに、その人のところに行った。すると見よ、その人は泉のそば、らくだのそばに立っていた。 創世記24章21−30節

アブラハムのしもべは、主が自分の旅を成功させてくださったかどうかを知ろうと、リベカをじっと見つめていました。らくだが水を飲み終わったとき、その人は尋ねます。「あなたは、どなたの娘さんですか・・・」彼女は答えます。「私は、ミルカがナホルに産んだ子ベトエルの娘です。・・・」

その人はひざまずき、主を礼拝して言いました。「私の主人アブラハムの神、主がほめたたえられますように。主は、私の主人に対する恵みとまことをお捨てになりませんでした。主は道中、この私を導いてくださいました。主人の兄弟の家にまで。」

その娘は走って行って、母の家の者に告げます。リベカにはラバンという名前の兄がいました。ラバンは、妹の腕にある腕輪と飾り輪を見、「あの人が私にこう言われました」と言った妹リベカのことばを聞くとすぐ、その人のところに走りました。