主の祈り 自己中心から神中心へ December 2, 2024

「主の祈り 自己中心から神中心へ」December 2, 2024

The Bibleには、「主の祈り」と呼ばれる祈りがある。
主イエス・JESUSが弟子たちに教えてくださった祈り。
実は、「主の祈り」をひっくり返すと、
以下のような「罪人の自己中心な祈り」になる。

私の名前があがめられますように。
私を中心とした私の国が来ますように。
私が心に思い描き、願っていることが、実現しますように。
私は、自分の力と知恵によって、今日も糧を得よう。
だれでも私に罪を犯すものがあるなら、
 決してその者を赦さないで、報復をしよう。
わたしは自分の力で、試みと悪から自分を救い出そう。
国と力と栄え、世界に満ちるものはすべて、私のものだ。

この的外れな、「罪人の自己中心な祈り」を意識しながら、
見事に的を射た「主の祈り」を祈ることを心がけよう。

天にましますわれらの父よ。
願わくは御名をあがめさせたまえ。
御国をきたらせたまえ。
みこころの天になるごとく、地にもなさせたまえ。
われらの日用の糧を、今日も与えたまえ。
われらに罪を犯す者を、われらが赦すごとく、
           われらの罪をも赦したまえ。
われらを試みにあわせず、悪より救いいだしたまえ。
国と力と栄えとは、限りなくなんじのものなればなり。
アーメン
(マタイ福音書6章、ルカ福音書11章参照)

礼拝メッセージ「栄光は神に」

礼拝メッセージ「栄光は神に」

聖書箇所:使徒の働き12章18ー25節

するとたちまち、主の使いがヘロデを打った。ヘロデが神に栄光を帰さなかったからである。彼は虫にかまれて息が絶えた。使徒の働き12章23節

ヘロデが神に打たれて即死した理由は、神に栄光を帰さなかったからです。実はこれこそ、私たち全人類が犯した「死に至る罪」です。なぜ人が死ぬようになったのか。それは、「取って食べるその時、あなたは必ず死ぬ」と警告されていた善悪の知識の木から取って食べたからです。それは以下のような、死に向かう方向転換でした。

神を基準とせず自分を基準とする。神を神とせず自分を神とする。神を主とせず自分が主となる。神中心でなく自己中心になる。栄光を自分に帰す。

しかしイザヤ書53章には、そのような私たちの身代わりに、神に打たれた主イエスのことが記されています。主イエスはあなたの罪のために十字架で死なれ、復活して今も生きておられます。

この主イエスを受け入れて向きを変える。それは以下のような、いのちに至る悔い改めです。自分を基準とせず神を基準とする。自分を神とせず神を神とする。自分を主とせず神を主とする。自己中心でなく神中心になる。栄光を自分にではなく神に帰す。