「あなたは生きていてよい!」August 6, 2025

「あなたは生きていてよい!」August 6, 2025

詩篇100篇は、感謝の賛歌。
人間は猿から進化したのではない。
造り主なる神が、あなたを人間として、
愛するために造られた。
そして、「あなたは生きていてよい!」
と造り主が今もあなたに語っておられる。
そこにあふれる感謝の源がある。

全地よ 主に向かって喜びの声をあげよ。
喜びをもって主に仕えよ。
喜び歌いつつ御前に来たれ。
知れ。主こそ神。
主が 私たちを造られた。
私たちは主のもの 主の民 その牧場の羊。
感謝しつつ 主の門に
賛美しつつ その大庭に入れ。
主に感謝し 御名をほめたたえよ。
主はいつくしみ深く
その恵みはとこしえまで
その真実は代々に至る。

「儚い人生の中、確かな歩みをするための祈り」July 27, 2025

「儚い人生の中、確かな歩みをするための祈り」July 27, 2025

詩篇90篇は、神の人モーセの祈り。
御怒りによって死すべき人が、
儚い人生の中、確かな歩みをするための祈り。

主よ 代々にわたって
あなたは私たちの住まいです。
山々が生まれる前から
地と世界を あなたが生み出す前から
とこしえからとこしえまで
あなたは神です。

あなたは人をちりに帰らせます。
「人の子らよ 帰れ」と言われます。
まことに あなたの目には
千年も 昨日のように過ぎ去り
夜回りのひと時ほどです。
あなたが押し流すと 人は眠りに落ちます。
朝には 草のように消えています。
朝 花を咲かせても 移ろい
夕べには しおれて枯れています。

私たちはあなたの御怒りによって消え失せ
あなたの憤りにおじ惑います。
あなたは私たちの咎を御前に
私たちの秘め事を 御顔の光の中に置かれます。
私たちのすべての日は
あなたの激しい怒りの中に消え去り
私たちは 自分の齢を
一息のように終わらせます。
私たちの齢は七十年。
健やかであっても八十年。
そのほとんどは 労苦とわざわいです。
瞬く間に時は過ぎ 私たちは飛び去ります。
だれが御怒りの力を
あなたの激しい怒りの力を知っているでしょう。
ふさわしい恐れを持つほどに。
どうか教えてください。自分の日を数えることを。
そうして私たちに 知恵の心を得させてください。

帰って来てください。主よ いつまでなのですか。
あなたのしもべたちを あわれんでください。
朝ごとに
あなたの恵みで私たちを満ち足らせてください。
私たちのすべての日に
喜び歌い 楽しむことができるように。
どうか喜ばせてください。
私たちが 苦しめられた日々と
わざわいにあった年月に応じて。

みわざを あなたのしもべらに
ご威光を 彼らの子らの上に現してください。
私たちの神 主の慈愛が
私たちの上にありますように。
私たちのために 私たちの手のわざを
確かなものにしてください。
どうか 私たちの手のわざを
確かなものにしてください。

全地に創造主の御名が力強く満ちている May 6, 2025

「全地に創造主の御名が力強く満ちている」May 6, 2025

詩篇8篇は、ダビデの賛歌。
ダビデは、全地に創造主の御名が力強く満ちていることを覚え、
創造主を高らかに賛美する。
天も、月も、星も、創造主の作品。
空の鳥も、海の魚も、動物も、人間も、
進化したわけではなく造られた被造物。
そして人間に託された使命は、全被造物をケアすること。

主よ 私たちの主よ
あなたの御名は全地にわたり
なんと力に満ちていることでしょう。
あなたのご威光は天でたたえられています。
幼子たち 乳飲み子たちの口を通して
あなたは御力を打ち立てられました。
あなたに敵対する者に応えるため
復讐する敵を鎮めるために。
あなたの指のわざである あなたの天
あなたが整えられた月や星を見るに
人とは何ものなのでしょう。
あなたが心に留められるとは。
人の子とはいったい何ものなのでしょう。
あなたが顧みてくださるとは。
あなたは 人を御使いより
わずかに欠けがあるものとし
これに栄光と誉れの冠を
かぶらせてくださいました。
あなたの御手のわざを人に治めさせ
万物を彼の足の下に置かれました。
羊も牛もすべて また野の獣も
空の鳥 海の魚 海路を通うものも。
主よ 私たちの主よ
あなたの御名は全地にわたり
なんと力に満ちていることでしょう。

詩篇119篇 テト March 12, 2025

「詩篇119篇 テト」March 12, 2025

pain

天地万物の創造主、あなたの造り主なる神は、
苦しみを用いて、あなたに幸せな人生を歩ませる。

詩篇119篇はヘブル語いろは歌。
65節から72節は
テト(ヘブル語アルファベット9文字目)の歌。
行頭にテトで始まる単語が並ぶ。
キーワードは「苦しみ」、
キーフレーズは、
「苦しみにあったことは 私にとって幸せでした。
それにより 私はあなたのおきてを学びました。」

主よ あなたはみことばのとおりに
あなたのしもべに良くしてくださいました。
良い判断と知識を私に教えてください。
私はあなたの仰せを信じています。
苦しみにあう前には 私は迷い出ていました。
しかし今は あなたのみことばを守ります。
あなたは いつくしみ深く 良くしてくださるお方です。
どうか あなたのおきてを私に教えてください。
高ぶる者は 私を偽りで塗り固めましたが
私は 心を尽くしてあなたの戒めを守ります。
彼らの心は脂肪のように鈍感です。
しかし 私はあなたのみおしえを喜んでいます。
苦しみにあったことは 私にとって幸せでした。
それにより 私はあなたのおきてを学びました。

あなたの御口のみおしえは 私にとって
幾千もの金銀にまさります。

ヘブル語聖書詩篇119テト

荒野に導かれて February 9, 2025

「荒野に導かれて」February 9, 2025

韓国のクリスチャンアーティストHisWillの曲に、
「荒野をとおって(광야를 지나며)」という歌がある。
以下に歌詞を引用する。

なぜ闇の中に 深き闇に 
ひとりで捨てられたのか
私はなぜ 寂しくなり
低くなり 頼りなくなったのか
荒野 荒野にいる

主だけ助けになり 
主だけ光になり
主だけ友になれる 荒野
主を離れて とても生きられない
荒野 荒野にいる

主に用いられるように
きよめられるように
主に送られた所 荒野
御霊によって 生まれ変えられる 
荒野 荒野にいる

心を明け渡して
華やかな夢も 主の手にささげる
主の御旨が わが主だけが
私に現れるように
荒野をとおって

実はJESUSも、荒野をとおられた。
神がJESUSを荒野に導かれた目的は、
荒野を通って十字架の死に至る従順を学び、
神のみこころを成し遂げるためだった。

そして神が私たちを荒野に導かれる目的は、
荒野を通って自分を捨ててJESUSに従う従順を学び、
神のみこころを成し遂げるため。

進化ではなく創造 January 11, 2025

「進化ではなく創造」January 11, 2025

はじめに神が天と地を創造された。地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。神は仰せられた。「光、あれ。」すると光があった。神は光を良しと見られた。神は光と闇を分けられた。神は光を昼と名づけ、闇を夜と名づけられた。夕があり、朝があった。第一日。

神は仰せられた。「大空よ、水の真っただ中にあれ。水と水の間を分けるものとなれ。」神は大空を造り、大空の下にある水と大空の上にある水を分けられた。すると、そのようになった。神は大空を天と名づけられた。夕があり、朝があった。第二日。

神は仰せられた。「天の下の水は一つの所に集まれ。乾いた所が現れよ。」すると、そのようになった。神は乾いた所を地と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神はそれを良しと見られた。神は仰せられた。「地は植物を、種のできる草や、種の入った実を結ぶ果樹を、種類ごとに地の上に芽生えさせよ。」すると、そのようになった。地は植物を、すなわち、種のできる草を種類ごとに、また種の入った実を結ぶ木を種類ごとに生じさせた。神はそれを良しと見られた。夕があり、朝があった。第三日。

神は仰せられた。「光る物が天の大空にあれ。昼と夜を分けよ。定められた時々のため、日と年のためのしるしとなれ。また天の大空で光る物となり、地の上を照らすようになれ。」すると、そのようになった。神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼を治めさせ、小さいほうの光る物には夜を治めさせた。また星も造られた。神はそれらを天の大空に置き、地の上を照らさせ、また昼と夜を治めさせ、光と闇を分けるようにされた。神はそれを良しと見られた。夕があり、朝があった。第四日。・・・(旧約聖書創世記1章1ー19節)

The Bibleの最初のページを開くと、
進化ではなく創造が語られる。

天地万物・森羅万象が、そしてあなたが、
進化ではなく創造によって、
偶然ではなく創造主によって、
無意味ではなく意味と目的をもって、
存在へと招かれ、生かされ、愛されている。

デザイナー、クリエイター、メーカーである神が、
万物を細部に至るまでトータルデザインし、
それまでなかったものを一つ一つ存在へと招き、
設計図通りに順序正しく組み立ててくださった。

宇宙を見つめると、
驚くほど秩序があり、規則正しく、そして美しい。
地球の大きさ(直径約1万2700km)は絶妙だ。
このサイズでなければ、大気が存在できない。
太陽と地球の距離(光速で8分ほど)も絶妙だ。
近すぎると灼熱になり、遠すぎると氷河期になる。
すべてがちょうどいいかげん。
すべてが偶然にそうなるだろうか?

小宇宙と呼ばれる人体を見つめると、
驚くばかりの機能、システムデザインがある。
体温が上がりそうになると汗によって熱を逃し、
下がりそうになると毛穴を塞いで体温を一定に保つ。
小さな傷は自然に治ってしまう。
目が見えること、耳が聞こえること、
心臓や呼吸が止まらないこと、
血管がつまらないこと、
美味しいものを美味しく食べれること、
自分でトイレに行けたりお風呂に入れること。
いつもの生活って、おどろくばかりの奇跡です!

意義と安全 December 18, 2024

「意義と安全」December 18, 2024

人間の行動心理において、
人を行動に駆り立てる動機や原動力において、
意義と安全という2つのキーワードがある。

意義とは、
あなたがそこにいる意味、
そこにいるあなたの存在価値。

安全とは、
あなたがそこにいていいという安全、
あなたが安心していれる居場所。

造り主である神から離れた時、
人間は意義と安全を失ってしまった。

だから努力や頑張り、良い行いによって、
必死で他者から意義と安全を得ようとする。
常に人の目と人の評価を気にし、
人前で自分のために、
一所懸命パフォーマンスをして疲れ果てる。

あなたの造り主であるJESUSは、
そんなあなたに、
The Bibleによって、完全な意義と安全を与えてくださる。

自分の栄光のためにパフォーマンスをする者を、
神の栄光のためにパフォーマンスをする者に、
新しく造り変えてくださる。

わたしの目には、あなたは高価で尊い。
わたしはあなたを愛している。
(旧約聖書 イザヤ書43章4節)

空の鳥を見なさい。
種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。
それでも、あなたがたの天の父は養っていてくださいます。
あなたがたはその鳥よりも、ずっと価値があるではありませんか。
(新約聖書 マタイの福音書6章26節)

二羽の雀は一アサリオンで売られているではありませんか。
そんな雀の一羽でさえ、
あなたがたの父の許しなしに地に落ちることはありません。
あなたがたの髪の毛さえも、すべて数えられています。
ですから恐れてはいけません。
あなたがたは多くの雀よりも価値があるのです。
(新約聖書 マタイの福音書10章29ー31節)

だれが、神に選ばれた者たちを訴えるのですか。
神が義と認めてくださるのです。
だれが、私たちを罪ありとするのですか。
死んでくださった方、
いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、
神の右の座に着き、しかも私たちのために、
とりなしていてくださるのです。
(新約聖書 ローマ人への手紙8章33−34節)

あなたがたは世の光です。
山の上にある町は隠れることができません。
また、明かりをともして升の下に置いたりはしません。
燭台の上に置きます。
そうすれば、家にいるすべての人を照らします。
このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。
人々があなたがたの良い行いを見て、
天におられるあなたがたの父をあがめるようになるためです。
(新約聖書 マタイの福音書5章14−16節)