「雷の子が愛の人に」November 19, 2024

「雷の子が愛の人に」November 19, 2024

ゼベダイの子ヤコブと、ヤコブの兄弟ヨハネ、この二人にはボアネルゲ、すなわち、雷の子という名をつけられた。(新約聖書 マルコの福音書3章17節)

JESUSの12弟子の一人にヨハネ(JOHN)がいる。
JESUSは、彼にボアネルゲというニックネームをつけた。
ボアネルゲとは、雷の子という意味だ。
すごく短気で、すぐにブチキレて雷を落とす。
瞬間湯沸かし器のように、すぐ怒り心頭に発する。
たぶん彼の父親に似てしまったのだろう。

JESUSは、そのようなヨハネを12弟子の一人として特別愛され、
約3年間、一緒に連れ歩いて訓練された。
十字架行進を続けているアーサー・ホーランド牧師のような、
ウーバー・チャペル、動く神学校だ。

JESUSが逮捕された時には、ヨハネも逃げてしまった。
しかしヨハネは、JESUSが十字架で苦しんでいる時、
JESUSの母マリアのそばでじっと見守っていた。
その時JESUSは、母マリアをヨハネに託された。

3日目に復活されたJESUSに再会し、
ペンテコステに約束の真理の御霊・聖霊・助け主を受けたヨハネ。
彼は無学な普通の人、荒削りの漁師であったが、
権力によらず、能力によらず、神の霊によって、
大胆なJESUSの証人として豊かに用いられていった。

やがてヨハネは、ヨハネの手紙第1〜第3、ヨハネの福音書、
そしてヨハネの黙示録を書き記した。
彼が記した文章には、「愛」という言葉が数え切れないほど使われている。

かつて活版印刷でヨハネの手紙を印刷する際、「愛」という活字が足りなくなり、
「愛がたりません!」と印刷屋が叫んだと言われる。
JESUSに愛され続けた結果、雷の子が愛の人に変えられ、
それほどに「愛が満ちあふれた!」のだ。

時間がかかるが、JESUSの愛を受け続けるなら、
あなたも私も、やがて愛の人に変えられるという希望がここにある。