私はアブラハムのしもべです November 19, 2025

「私はアブラハムのしもべです」November 19, 2025

そこでラバンは言った。「どうぞ、おいでください。主に祝福された方。なぜ外に立っておられるのですか。私は、お宿と、らくだのための場所を用意しております。」それで、その人は家の中に入った。らくだの荷が解かれ、らくだに藁と飼料が与えられ、彼の足と、一緒にいた従者たちの足を洗う水も与えられた。それから、彼の前に食事が出されたが、彼は「私の用件を話すまでは、いただきません」と言った。「お話しください」と言われて、彼は言った。「私はアブラハムのしもべです。主は私の主人を大いに祝福されましたので、主人は富んでおります。主は主人に、羊や牛、銀や金、男女の奴隷、らくだやろばをお与えになりました。私の主人の妻サラは、年をとってから主人に男の子を産み、主人はこの子に自分の全財産を譲っておられます。私の主人は、こう言って、私に誓わせました。『私が住んでいるこの地のカナン人の娘たちの中から、私の息子の妻を迎えてはならない。あなたは、私の父の家、私の親族のところへ行って、私の息子に妻を迎えなさい。』そこで私は主人に申しました。『もしかしたら、その娘さんは私について来ないかもしれません。』すると主人は答えました。『私は主の前に歩んできた。その主が御使いをあなたと一緒に遣わし、あなたの旅を成功させてくださる。あなたは、私の親族、私の父の家から、私の息子に妻を迎えなさい。次のようなときは、あなたは私との誓いから解かれる。あなたが私の親族のところに行ったときに、もし彼らがあなたに娘を与えないなら、そのとき、あなたは私との誓いから解かれる。』 創世記24章31−41節

ラバンはアブラハムのしもべを家に招きます。しもべは食事を前にして、「私の用件を話すまでは、いただきません」と宣言し、自己紹介からこれまでの経緯を一気に語ります。今日はその前半に耳を傾けましょう。

「私はアブラハムのしもべです。主は私の主人を大いに祝福されましたので、主人は富んでおります。主は主人に、羊や牛、銀や金、男女の奴隷、らくだやろばをお与えになりました。私の主人の妻サラは、年をとってから主人に男の子を産み、主人はこの子に自分の全財産を譲っておられます。私の主人は、こう言って、私に誓わせました。『私が住んでいるこの地のカナン人の娘たちの中から、私の息子の妻を迎えてはならない。あなたは、私の父の家、私の親族のところへ行って、私の息子に妻を迎えなさい。』

そこで私は主人に申しました。『もしかしたら、その娘さんは私について来ないかもしれません。』すると主人は答えました。『私は主の前に歩んできた。その主が御使いをあなたと一緒に遣わし、あなたの旅を成功させてくださる。あなたは、私の親族、私の父の家から、私の息子に妻を迎えなさい。次のようなときは、あなたは私との誓いから解かれる。あなたが私の親族のところに行ったときに、もし彼らがあなたに娘を与えないなら、そのとき、あなたは私との誓いから解かれる。』

主が自分の旅を成功させてくださったかどうか November 18, 2025

「主が自分の旅を成功させてくださったかどうか」November 18, 2025

この人は、主が自分の旅を成功させてくださったかどうかを知ろうと、黙って彼女を見つめていた。らくだが水を飲み終わったとき、その人は、重さ一ベカの金の飾り輪と、彼女の腕のために、重さ十シェケルの二つの金の腕輪を取り、尋ねた。「あなたは、どなたの娘さんですか。どうか私に言ってください。あなたの父上の家には、私どもが泊めていただける場所があるでしょうか。」彼女は答えた。「私は、ミルカがナホルに産んだ子ベトエルの娘です。」また言った。「藁も飼料も、私たちのところには、たくさんあります。それに、お泊まりになる場所も。」その人は、ひざまずき、主を礼拝して、こう言った。「私の主人アブラハムの神、主がほめたたえられますように。主は、私の主人に対する恵みとまことをお捨てになりませんでした。主は道中、この私を導いてくださいました。主人の兄弟の家にまで。」その娘は走って行って、母の家の者に、これらのことを告げた。リベカには兄がいて、その名をラバンといった。ラバンは外へ出て、泉のそばにいるその人のもとへ走って行った。彼は、飾り輪と、妹の腕にある腕輪を見、また、「あの人が私にこう言われました」と言った妹リベカのことばを聞くとすぐに、その人のところに行った。すると見よ、その人は泉のそば、らくだのそばに立っていた。 創世記24章21−30節

アブラハムのしもべは、主が自分の旅を成功させてくださったかどうかを知ろうと、リベカをじっと見つめていました。らくだが水を飲み終わったとき、その人は尋ねます。「あなたは、どなたの娘さんですか・・・」彼女は答えます。「私は、ミルカがナホルに産んだ子ベトエルの娘です。・・・」

その人はひざまずき、主を礼拝して言いました。「私の主人アブラハムの神、主がほめたたえられますように。主は、私の主人に対する恵みとまことをお捨てになりませんでした。主は道中、この私を導いてくださいました。主人の兄弟の家にまで。」

その娘は走って行って、母の家の者に告げます。リベカにはラバンという名前の兄がいました。ラバンは、妹の腕にある腕輪と飾り輪を見、「あの人が私にこう言われました」と言った妹リベカのことばを聞くとすぐ、その人のところに走りました。