ヤコブは自分の衣を引き裂き January 5, 2026

「ヤコブは自分の衣を引き裂き」January 5, 2026

さて、ルベンが穴のところに帰って来ると、なんと、ヨセフは穴の中にいなかった。ルベンは自分の衣を引き裂き、兄弟たちのところに戻って来て言った。「あの子がいない。ああ私は、私は、どこへ行けばよいのか。」彼らはヨセフの長服を取り、雄やぎを屠って、長服をその血に浸した。そして、そのあや織りの長服を父のところに送り届けて、言った。「これを見つけました。あなたの子の長服かどうか、お調べください。」父はそれを調べて言った。「わが子の長服だ。悪い獣が食い殺したのだ。ヨセフは確かに、かみ裂かれたのだ。」ヤコブは自分の衣を引き裂き、粗布を腰にまとい、何日も、その子のために嘆き悲しんだ。彼の息子、娘たちがみな来て父を慰めたが、彼は慰められるのを拒んで言った。「私は嘆き悲しみながら、わが子のところに、よみに下って行きたい。」こうして父はヨセフのために泣いた。あのミディアン人たちは、エジプトでファラオの廷臣、侍従長ポティファルにヨセフを売った。創世記37章29ー36節

ルベンが穴のところに帰って来ると、なんと、ヨセフは穴の中にいません。ルベンは自分の衣を引き裂き、兄弟たちのところに戻って来て言います。「あの子がいない。ああ私は、私は、どこへ行けばよいのか。」

彼らはヨセフの長服を取り、雄やぎを屠って、長服をその血に浸します。そして、そのあや織りの長服を父のところに送り届けて、言います。「これを見つけました。あなたの子の長服かどうか、お調べください。」父はそれを調べて言います。「わが子の長服だ。悪い獣が食い殺したのだ。ヨセフは確かに、かみ裂かれたのだ。」

ヤコブは自分の衣を引き裂き、粗布を腰にまとい、何日も、その子のために嘆き悲しみます。彼の息子、娘たちがみな来て父を慰めたが、慰められるのを拒んで言います。「私は嘆き悲しみながら、わが子のところに、よみに下って行きたい。」あのミディアン人たちは、エジプトでファラオの廷臣、侍従長ポティファルにヨセフを売ります。

イスラエルは、息子たちのだれよりもヨセフを愛していた January 2, 2026

「イスラエルは、息子たちのだれよりもヨセフを愛していた」January 2, 2026

さて、ヤコブは父の寄留の地、カナンの地に住んでいた。これはヤコブの歴史である。 ヨセフは十七歳のとき、兄たちとともに羊の群れを飼っていた。彼はまだ手伝いで、父の妻ビルハの子らやジルパの子らとともにいた。ヨセフは彼らの悪いうわさを彼らの父に告げた。イスラエルは、息子たちのだれよりもヨセフを愛していた。ヨセフが年寄り子だったからである。それで彼はヨセフに、あや織りの長服を作ってやっていた。ヨセフの兄たちは、父が兄弟たちのだれよりも彼を愛しているのを見て、彼を憎み、穏やかに話すことができなかった。さて、ヨセフは夢を見て、それを兄たちに告げた。すると彼らは、ますます彼を憎むようになった。ヨセフは彼らに言った。「私が見たこの夢について聞いてください。見ると、私たちは畑で束を作っていました。すると突然、私の束が起き上がり、まっすぐに立ちました。そしてなんと、兄さんたちの束が周りに来て、私の束を伏し拝んだのです。」兄たちは彼に言った。「おまえが私たちを治める王になるというのか。私たちを支配するというのか。」彼らは、夢や彼のことばのことで、ますます彼を憎むようになった。再びヨセフは別の夢を見て、それを兄たちに話した。彼は、「また夢を見ました。見ると、太陽と月と十一の星が私を伏し拝んでいました」と言った。ヨセフが父や兄たちに話すと、父は彼を叱って言った。「いったい何なのだ、おまえの見た夢は。私や、おまえの母さん、兄さんたちが、おまえのところに進み出て、地に伏しておまえを拝むというのか。」兄たちは彼をねたんだが、父はこのことを心にとどめていた。創世記37章1ー11節

ヤコブ・イスラエル家族の破れ口が赤裸々に語られます。父イスラエルは、息子たちのだれよりもヨセフを愛します。ヨセフが年寄り子であり、最愛の妻ラケルが産んだ息子だったからです。彼はヨセフに、あや織りの長服を作ります。ヨセフの兄たちは、父が兄弟たちのだれよりも彼を愛しているのを見て、彼を憎み、穏やかに話すことができません。

ヨセフは夢を見て、兄たちに告げます。「私が見たこの夢について聞いてください。見ると、私たちは畑で束を作っていました。すると突然、私の束が起き上がり、まっすぐに立ちました。そしてなんと、兄さんたちの束が周りに来て、私の束を伏し拝んだのです。」兄たちは「おまえが私たちを治める王になるというのか。私たちを支配するというのか。」と言って、ますますヨセフを憎みます。

再びヨセフは別の夢を見て、それも兄たちに話します。「また夢を見ました。見ると、太陽と月と十一の星が私を伏し拝んでいました」。ヨセフが父や兄たちに話すと、父は彼を叱ります。「いったい何なのだ、おまえの見た夢は。私や、おまえの母さん、兄さんたちが、おまえのところに進み出て、地に伏しておまえを拝むというのか。」兄たちは彼をねたんだが、父はこのことを心にとどめていました。

エドムの地で王として治めた者は次のとおりである January 1, 2026

「エドムの地で王として治めた者は次のとおりである」January 1, 2026

アナの子は次のとおり。ディションと、アナの娘オホリバマ。ディションの子は次のとおり。ヘムダン、エシュバン、イテラン、ケラン。エツェルの子は次のとおり。ビルハン、ザアワン、アカン。ディシャンの子は次のとおり。ウツ、アラン。フリ人の首長は次のとおり。首長ロタン、首長ショバル、首長ツィブオン、首長アナ、首長ディション、首長エツェル、首長ディシャン。これらは、セイルの地での首長ごとに挙げた、フリ人の首長である。イスラエルの子らを王が治める以前、エドムの地で王として治めた者は次のとおりである。ベオルの子ベラはエドムで治めた。彼の町の名はディンハバであった。ベラが死ぬと、ボツラ出身のゼラフの子ヨバブが代わりに王となった。ヨバブが死ぬと、テマン人の地から出たフシャムが代わりに王となった。フシャムが死ぬと、モアブの野でミディアン人を打ち破った、ベダデの子ハダドが代わりに王となった。その町の名はアウィテであった。ハダドが死ぬと、マスレカ出身のサムラが代わりに王となった。サムラが死ぬと、レホボテ・ハ・ナハル出身のシャウルが代わりに王となった。シャウルが死ぬと、アクボルの子バアル・ハナンが代わりに王となった。アクボルの子バアル・ハナンが死ぬと、ハダルが代わりに王となった。彼の町の名はパウであった。妻の名はメヘタブエルで、メ・ザハブの娘マテレデの娘であった。エサウから出た首長の名は、その氏族とその場所ごとにその名を挙げると次のとおり。首長ティムナ、首長アルワ、首長エテテ、首長オホリバマ、首長エラ、首長ピノン、首長ケナズ、首長テマン、首長ミブツァル、首長マグディエル、首長イラム。これらはエドムの首長であり、所有地で住んでいた場所ごとに挙げたものである。エドム人の先祖はエサウである。創世記36章25ー43節

アブラハムの子イサクの息子たち。エサウとヤコブ。生まれる前から兄エサウではなく弟ヤコブが選ばれていたわけですが、兄エサウ、すなわちエドムの子孫たちは、次々とこの世での勝ち組、地上の成功者となり、歴代の首長や王となって地を治めます。創世記36章は、エサウ、すなわちエドムの子孫たちの地上的繁栄に満ち溢れています。

これに対して、神に選ばれた弟ヤコブ、すなわち神がともにおられるイスラエルの子孫たちはどうでしょうか。この後37章以降に語られますが、次々とこの世での負け組、地上の敗者のような、苦しみの多い人生を歩みます。

しかし、この地上の人生がすべてではありません。地上の人生はリハーサルで、本番は死の向こうにあります。人生は一時的な預かりもので、神から預けられたものをどう活用したかが問われるテストです。もし神がいなければ、人生は無意味です。しかし神が生きておられ、新しい年、あなたを圧倒的な勝利者、真の成功者へと導かれます。

ヤコブはスコテへ移動し December 24, 2025

「ヤコブはスコテへ移動し」December 24, 2025

エサウが、「さあ、旅を続けて行こう。私があなたのすぐ前を行くから」と言うと、ヤコブは彼に言った。「あなた様もご存じのように、子どもたちは弱く、乳を飲ませている羊や牛は私が世話をしています。一日でも、ひどく追い立てると、この群れはすべて死んでしまいます。あなた様は、しもべより先にお進みください。私は、前を行く家畜や子どもたちの歩みに合わせて、ゆっくり旅を続け、あなた様のもと、セイルへ参ります。」それで、エサウは言った。「では、私と一緒にいる者の何人かを、あなたのもとに残しておくことにしよう。」ヤコブは言った。「とんでもないことです。私はご主人様のご好意を十分に受けております。」エサウは、その日、セイルへ帰って行った。一方、ヤコブはスコテへ移動し、そこで自分のために家を建て、家畜のためには小屋を作った。それゆえ、その場所の名はスコテと呼ばれた。こうしてヤコブは、パダン・アラムからの帰途、カナンの地にあるシェケムの町に無事に着き、その町の手前で宿営した。そして、天幕を張った野の一画を、シェケムの父ハモルの息子たちの手から百ケシタで買い取った。彼はそこに祭壇を築き、それをエル・エロヘ・イスラエルと呼んだ。創世記33章12ー20節

エサウとヤコブの対話が続きます。「さあ、旅を続けて行こう。私があなたのすぐ前を行くから」「あなた様もご存じのように、子どもたちは弱く、乳を飲ませている羊や牛は私が世話をしています。一日でも、ひどく追い立てると、この群れはすべて死んでしまいます。あなた様は、しもべより先にお進みください。私は・・・ゆっくり旅を続け、あなた様のもと、セイルへ参ります。」

「では、私と一緒にいる者の何人かを、あなたのもとに残しておくことにしよう。」「とんでもないことです。私はご主人様のご好意を十分に受けております。」それでエサウは、その日セイルへ帰って行きました。

ヤコブはセイルではなくスコテへ移動し、自分のために家を建て、家畜のために小屋を作ります。ヤコブは、パダン・アラムからの帰途、カナンの地にあるシェケムの町に無事に着き、その町の手前で宿営します。天幕を張った野の一画を、シェケムの父ハモルの息子たちの手から買い取り、祭壇を築きます。

ヤコブは自ら彼らの先に立って進んだ December 23, 2025

「ヤコブは自ら彼らの先に立って進んだ」December 23, 2025

ヤコブが目を上げて見ると、見よ、エサウがやって来た。四百人の者が一緒であった。そこで、ヤコブは子どもたちを、レアとラケルと二人の女奴隷の群れに分け、女奴隷たちとその子どもたちを先頭に、レアとその子どもたちをその後に、ラケルとヨセフを最後に置いた。ヤコブは自ら彼らの先に立って進んだ。彼は兄に近づくまで、七回地にひれ伏した。エサウは迎えに走って来て、彼を抱きしめ、首に抱きついて口づけし、二人は泣いた。エサウは目を上げ、女たちや子どもたちを見て、「この人たちは、あなたの何なのか」と尋ねた。ヤコブは、「神があなた様のしもべに恵んでくださった子どもたちです」と答えた。すると、女奴隷とその子どもたちが進み出て、ひれ伏した。次に、レアも、その子どもたちと進み出て、ひれ伏した。最後に、ヨセフとラケルが進み出て、ひれ伏した。するとエサウは、「私が出会ったあの一群すべては、いったい何のためのものか」と尋ねた。ヤコブは「あなた様のご好意を得るためのものです」と答えた。エサウは、「私には十分ある。弟よ、あなたのものは、あなたのものにしておきなさい」と言った。ヤコブは答えた。「いいえ。もしお気に召すなら、どうか私の手から贈り物をお受け取りください。私は兄上のお顔を見て、神の御顔を見ているようです。兄上は私を喜んでくださいましたから。どうか、兄上のために持参した、この祝いの品をお受け取りください。神が私を恵んでくださったので、私はすべてのものを持っていますから。」ヤコブがしきりに勧めたので、エサウは受け取った。創世記33章1ー11節

ついに兄エサウとの再会です。四百人の者が一緒でした。ヤコブは子どもたちを、レアとラケルと二人の女奴隷の群れに分け、女奴隷たちとその子どもたちを先頭に、レアとその子どもたちをその後に、ラケルとヨセフを最後に置きます。ヤコブは、自ら先頭に立って進みます。彼は兄に近づくまで、七回地にひれ伏しました。エサウは迎えに走り寄り、彼を抱きしめ、首に抱きついて口づけし、二人は泣きます。

エサウは目を上げ、「この人たちは、あなたの何なのか」と尋ね、ヤコブは、「神があなた様のしもべに恵んでくださった子どもたちです」と答えます。すると、女奴隷とその子どもたちが進み出て、ひれ伏します。次に、レアとその子どもたちと進み出てひれ伏し、最後に、ヨセフとラケルが進み出てひれ伏しました。エサウはヤコブと言葉を交わします。

「私が出会ったあの一群すべては、いったい何のためのものか」「あなた様のご好意を得るためのものです」「私には十分ある。弟よ、あなたのものは、あなたのものにしておきなさい」「いいえ。もしお気に召すなら、どうか私の手から贈り物をお受け取りください。私は兄上のお顔を見て、神の御顔を見ているようです。・・・」ヤコブがしきりに勧めたので、エサウは受け取ります。

もうヤコブとは呼ばれない。イスラエルだ December 22, 2025

「もうヤコブとは呼ばれない。イスラエルだ」December 22, 2025

ヤコブが一人だけ後に残ると、ある人が夜明けまで彼と格闘した。その人はヤコブに勝てないのを見てとって、彼のももの関節を打った。ヤコブのももの関節は、その人と格闘しているうちに外れた。すると、その人は言った。「わたしを去らせよ。夜が明けるから。」ヤコブは言った。「私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ。」その人は言った。「あなたの名は何というのか。」彼は言った。「ヤコブです。」その人は言った。「あなたの名は、もうヤコブとは呼ばれない。イスラエルだ。あなたが神と、また人と戦って、勝ったからだ。」ヤコブは願って言った。「どうか、あなたの名を教えてください。」すると、その人は「いったい、なぜ、わたしの名を尋ねるのか」と言って、その場で彼を祝福した。そこでヤコブは、その場所の名をペヌエルと呼んだ。「私は顔と顔を合わせて神を見たのに、私のいのちは救われた」という意味である。彼がペヌエルを通り過ぎたころ、太陽は彼の上に昇ったが、彼はそのもものために足を引きずっていた。こういうわけで、イスラエルの人々は今日まで、ももの関節の上の、腰の筋を食べない。ヤコブが、ももの関節、腰の筋を打たれたからである。創世記32章24ー32節

ヤコブが一人だけ残ると、ある人が夜明けまで彼と格闘します。その人はヤコブに勝てないのを見て、彼のももの関節を打ち、ももの関節が外れます。その人は言います。「わたしを去らせよ。夜が明けるから。」格闘は続きます。「私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ。」

「あなたの名は何というのか。」「ヤコブです。」「あなたの名は、もうヤコブとは呼ばれない。イスラエルだ。あなたが神と、また人と戦って、勝ったからだ。」「どうか、あなたの名を教えてください。」すると、その人は「いったい、なぜ、わたしの名を尋ねるのか」と言って、その場で彼を祝福しました。

ヤコブは、その場所の名をペヌエルと呼びます。「私は顔と顔を合わせて神を見たのに、私のいのちは救われた」という意味です。ペヌエルを通り過ぎたころに太陽が昇り、彼はもものために足を引きずっていました。イスラエルの人々は今日まで、ももの関節の上の、腰の筋を食べません。ヤコブが、ももの関節を打たれたからです。

ヤコブは非常に恐れ、不安になった December 20, 2025

「ヤコブは非常に恐れ、不安になった」December 20, 2025

さて、ヤコブが旅を続けていると、神の使いたちが彼に現れた。ヤコブは彼らを見たとき、「ここは神の陣営だ」と言って、その場所の名をマハナイムと呼んだ。ヤコブは、セイルの地、エドムの野にいる兄のエサウに、前もって使いを送った。ヤコブは彼らに命じた。「私の主人エサウにこう伝えなさい。『あなた様のしもべヤコブがこう申しております。私はラバンのもとに寄留し、今に至るまでとどまっていました。私には牛、ろば、羊、それに男女の奴隷がおります。それで私の主人であるあなた様にお知らせして、ご好意を得ようと使いをお送りしました。』」使者は、ヤコブのもとに帰って来て言った。「兄上エサウ様のもとに行って参りました。あの方も、あなたを迎えにやって来られます。四百人があの方と一緒にいます。」ヤコブは非常に恐れ、不安になった。それで彼は、一緒にいる人々や、羊や牛やらくだを二つの宿営に分けた。「たとえエサウが一つの宿営にやって来て、それを打っても、もう一つの宿営は逃れられるだろう」と考えたのである。ヤコブは言った。「私の父アブラハムの神、私の父イサクの神よ。私に『あなたの地、あなたの生まれた地に帰れ。わたしはあなたを幸せにする』と言われた主よ。私は、あなたがこのしもべに与えてくださった、すべての恵みとまことを受けるに値しない者です。私は一本の杖しか持たないで、このヨルダン川を渡りましたが、今は、二つの宿営を持つまでになりました。どうか、私の兄エサウの手から私を救い出してください。兄が来て、私を、また子どもたちとともにその母親たちまでも打ちはしないかと、私は恐れています。あなたは、かつて言われました。『わたしは必ずあなたを幸せにし、あなたの子孫を、多くて数えきれない海の砂のようにする』と。」創世記32章1ー12節

ヤコブが旅を続けていると、神の使いたちが現れ、「ここは神の陣営だ」と、ヤコブはその場所をマハナイムと呼びます。ヤコブは兄エサウに使いを送ります。「私の主人エサウにこう伝えなさい。『あなた様のしもべヤコブがこう申しております。私はラバンのもとに寄留し、今に至るまでとどまっていました。私には牛、ろば、羊、それに男女の奴隷がおります。それで私の主人であるあなた様にお知らせして、ご好意を得ようと使いをお送りしました。』」

使者は、ヤコブのもとに帰って来て報告します。「兄上エサウ様のもとに行って参りました。あの方も、あなたを迎えにやって来られます。四百人があの方と一緒にいます。」ヤコブは非常に恐れ、不安になります。それで彼は、一緒にいる人々や、羊や牛やらくだを二つの宿営に分けます。「たとえエサウが一つの宿営にやって来て、それを打っても、もう一つの宿営は逃れられるだろう」と考えたからです。

ヤコブは祈ります。「私の父アブラハムの神、私の父イサクの神よ。私に『あなたの地、あなたの生まれた地に帰れ。わたしはあなたを幸せにする』と言われた主よ。私は、あなたがこのしもべに与えてくださった、すべての恵みとまことを受けるに値しない者です。私は一本の杖しか持たないで、このヨルダン川を渡りましたが、今は、二つの宿営を持つまでになりました。どうか、私の兄エサウの手から私を救い出してください。兄が来て、私を、また子どもたちとともにその母親たちまでも打ちはしないかと、私は恐れています。あなたは、かつて言われました。『わたしは必ずあなたを幸せにし、あなたの子孫を、多くて数えきれない海の砂のようにする』と。」