「ハレルヤ詩篇135篇」April 12, 2025

「ハレルヤ詩篇135篇」April 12, 2025

「ハレルヤ」という言葉は、
「ハレルー」(賛美せよ)と「ヤー」(主)で、
「あなたがたは主を賛美せよ」という意味のヘブル語。
ハレルヤは最もシンプルな讃美のことば。
詩篇135篇はハレルヤで始まりハレルヤで終わる。
なぜ主を賛美するのか。その理由を豊かに歌いながら。

詩篇135篇
ハレルヤ 主の御名をほめたたえよ。
ほめたたえよ 主のしもべたち。
主の家で仕え
私たちの神の家の大庭で仕える者よ。
ハレルヤ 主はまことにいつくしみ深い。
主の御名にほめ歌を歌え。その御名は実に麗しい。
主は ヤコブをご自分のために選び
イスラエルを ご自分の宝として選ばれた。

まことに 私は知っている。主は大いなる方
私たちの主はすべての神々にまさっておられる。
主は望むところをことごとく行われる。
天と地で 海とすべての深淵で。
主は 地の果てから雲を上らせ
雨のために稲妻を造り
その倉から風を出される。

主はエジプトの初子を
人から家畜に至るまで打たれた。
エジプトよ おまえの真っただ中に
主はしるしと奇跡を送られた。
ファラオとそのすべてのしもべらに。
主は多くの国々を打ち
力ある王たちを殺された。
アモリ人の王シホン バシャンの王オグ
カナンのすべての王国を。
主は彼らの地をゆずりとして与えられた。
御民イスラエルにゆずりとして。

主よ あなたの御名はとこしえに
主よ あなたの呼び名は代々に至ります。
まことに 主はご自分の民をさばき
そのしもべらをあわれまれます。

異邦の民の偶像は銀や金。
人の手のわざにすぎない。
口があっても語れず
目があっても見えない。
耳があっても聞こえず
また その口には息がない。
これを造る者も
これに信頼する者もみな これと同じ。

イスラエルの家よ 主をほめたたえよ。
アロンの家よ 主をほめたたえよ。
レビの家よ 主をほめたたえよ。
主を恐れる者たちよ 主をほめたたえよ。
シオンで 主がほめたたえられるように。
エルサレムに住まわれる方が。
ハレルヤ。

音楽バイブル January 14, 2025

「音楽バイブル」January 14, 2025

The Bibleは音楽バイブルでもある。
だからThe Bibleに耳を傾けると、
メロディ、リズム、ハーモニーが聞こえてくる。

例えば創世記1章。
「はじめに神が天と地を創造された」
と基調の旋律・メロディーが奏でられ、
「神は仰せられた〜」と神ご自身によって、
力強く主旋律が歌われる。

「夕があり、朝があった。」というフレーズによって、
サンセットとサンライズによって、
恵みの2拍子が奏でられる。
さらに「夕があり、朝があった。」は、
6回繰り返された後、1回休符が入る。
「働く6日間の後、訪れる安息日」。
1日という恵みのリズム、
1週間という恵みのリズムが見事に聞き取れる。

「神はそれを良しと見られた」
「見よ。それらは非常に良かった」
というフレーズによって、
美しい調和・ハーモニーが聞こえてくる。

さらにThe Bibleには、
色々な種類の楽器が登場する。
角笛、フルート、トランペット、
琴、竪琴、タンバリン、弦楽器、シンバルなど。

そしてもちろん、The Bibleには、歌の歌詞も登場する。
詩篇1篇から150篇までは、
ほとんどが歌として歌われ、様々な楽器で演奏される。

声や楽器が奏でる音楽は、空気を震わせ空間に拡がる。
空間的音響を立体的に聞き取って電気信号に変える耳。
電気信号を情報処理し、音楽として頭の中で響かせる脳。
それらすべてをトータルにデザインされた創造主。
創造主なる神の素晴らしさをほめたたえるためにこそ、音楽は存在する。

ハレルヤ。
神の聖所で 神をほめたたえよ。
御力の大空で 神をほめたたえよ。
その大能のみわざのゆえに
神をほめたたえよ。
その比類なき偉大さにふさわしく
神をほめたたえよ。
角笛を吹き鳴らして 神をほめたたえよ。
琴と竪琴に合わせて 神をほめたたえよ。
タンバリンと踊りをもって 神をほめたたえよ。
弦をかき鳴らし笛を吹いて 神をほめたたえよ。
音の高いシンバルで 神をほめたたえよ。
鳴り響くシンバルで 神をほめたたえよ。
息のあるものはみな
主をほめたたえよ。
ハレルヤ。
(旧約聖書 詩篇150篇1−6節)

時代の流れの中、世界中で、
様々なジャンルやスタイルの音楽が生まれている。
クラッシック、フォーク、ポップ、ロック、ブルース、
童謡、演歌、ジャズ、ソウル、ヒップホップ、メタル、
ボサノヴァ、レゲエ、サンバ、ワルツ、タンゴ、
ブラックゴスペル、アンビエント、ボカロ、AI音楽など。
生まれ育った中で聞いてきた音楽があり、
それぞれ自分に合ったスタイルの音楽がある。
すべてのスタイルが、賛美のために用いられますように!

パイプオルガン、オルガン、チェンバロ、
ピアノ、電子ピアノ、シンセサイザー、
ギター、ベースギター、ウクレレ、マンドリン、
ドラムス、カホン、パーカッション、タンバリン、
リコーダー、オカリナ、ケーナ、
ハーモニカ、フルート、サックス、
トランペット、ホルン、クラリネット、
バイオリン、チェロ、コントラバス、
琴、三味線、三線、大正琴、馬頭琴、二胡・・・。
すべての楽器が、賛美のために用いられますように!

礼拝メッセージ「ハレルヤコーラス」

礼拝メッセージ「ハレルヤコーラス」(クリックで聴けます)

聖書箇所:ヨハネの黙示録19章1ー21節

また、私は大群衆の声、大水の音、激しい雷鳴のようなものが、こう言うのを聞いた。「ハレルヤ。万物の支配者である、われらの神である主は王となられた。私たちは喜び楽しみ、神をほめたたえよう。小羊の婚姻の時が来て、花嫁はその用意ができたのだから。花嫁は、光り輝く、きよい麻布の衣を着ることを許された。その麻布とは、聖徒たちの正しい行いである。」黙示録19章6-8節

ヘンデルのハレルヤコーラスで有名なハレルヤという言葉は、次のような意味が込められたヘブル語です。

ハレルヤ=ハ レ ル  + ヤー(YHWH)
    =ほめたたえよ + 主なる神を

ハレルヤは旧約聖書の詩篇において多用されています。けれども新約聖書の中では、黙示録19章でしか使われていません。なぜ未来に人々がハレルヤということばを用いて主なる神を賛美するのでしょうか。その理由は上記のみことばに語られています。

未来に大群衆(マスクワイア)がハレルヤと神を高らかに賛美する理由。それは、やがての未来に、主イエスが全地の王となられ、キリストと教会の喜ばしいウエディングの時が来たからです。

主イエスこそ、クリスマスに天から飼い葉桶に降りて来られ、私たちの罪のために十字架で死なれ、死と悪魔に勝利して墓から復活され、再び来られ王となられる主なる神、メサイア・キリストです。