なぜ柴が燃え尽きないのだろう February 23, 2026

「なぜ柴が燃え尽きないのだろう」February 23, 2026

モーセは、ミディアンの祭司、しゅうとイテロの羊を飼っていた。彼はその群れを荒野の奥まで導いて、神の山ホレブにやって来た。すると主の使いが、柴の茂みのただ中の、燃える炎の中で彼に現れた。彼が見ると、なんと、燃えているのに柴は燃え尽きていなかった。モーセは思った。「近寄って、この大いなる光景を見よう。なぜ柴が燃え尽きないのだろう。」主は、彼が横切って見に来るのをご覧になった。神は柴の茂みの中から彼に「モーセ、モーセ」と呼びかけられた。彼は「はい、ここにおります」と答えた。神は仰せられた。「ここに近づいてはならない。あなたの履き物を脱げ。あなたの立っている場所は聖なる地である。」さらに仰せられた。「わたしはあなたの父祖の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。」モーセは顔を隠した。神を仰ぎ見るのを恐れたからである。主は言われた。「わたしは、エジプトにいるわたしの民の苦しみを確かに見、追い立てる者たちの前での彼らの叫びを聞いた。わたしは彼らの痛みを確かに知っている。わたしが下って来たのは、エジプトの手から彼らを救い出し、その地から、広く良い地、乳と蜜の流れる地に、カナン人、ヒッタイト人、アモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人のいる場所に、彼らを導き上るためである。今、見よ、イスラエルの子らの叫びはわたしに届いた。わたしはまた、エジプト人が彼らを虐げている有様を見た。今、行け。わたしは、あなたをファラオのもとに遣わす。わたしの民、イスラエルの子らをエジプトから導き出せ。」出エジプト記3章1ー10節

モーセは、ミディアンの祭司、しゅうとイテロの羊を飼っていました。彼はその群れを荒野の奥まで導いて、神の山ホレブにやって来ます。すると主の使いが、柴の茂みのただ中の、燃える炎の中で彼に現れます。彼が見ると、なんと、燃えているのに柴は燃え尽きていないのです。モーセは思います。「近寄って、この大いなる光景を見よう。なぜ柴が燃え尽きないのだろう。」

主は、彼が横切って見に来るのをご覧になり、柴の茂みの中から彼に「モーセ、モーセ」と呼びかけられ、彼は「はい、ここにおります」と答えます。神は仰せられます。「ここに近づいてはならない。あなたの履き物を脱げ。あなたの立っている場所は聖なる地である。」「わたしはあなたの父祖の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。」モーセは顔を隠します。神を仰ぎ見るのを恐れたからです。

主は言われます。「わたしは、エジプトにいるわたしの民の苦しみを確かに見、追い立てる者たちの前での彼らの叫びを聞いた。わたしは彼らの痛みを確かに知っている。わたしが下って来たのは、エジプトの手から彼らを救い出し、その地から、広く良い地、乳と蜜の流れる地に、カナン人、ヒッタイト人、アモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人のいる場所に、彼らを導き上るためである。今、見よ、イスラエルの子らの叫びはわたしに届いた。わたしはまた、エジプト人が彼らを虐げている有様を見た。今、行け。わたしは、あなたをファラオのもとに遣わす。わたしの民、イスラエルの子らをエジプトから導き出せ。」

モーセは心を決めて、この人のところに住むことにした February 22, 2026

「モーセは心を決めて、この人のところに住むことにした」February 22, 2026

ファラオはこのことを聞いて、モーセを殺そうと捜した。しかし、モーセはファラオのもとから逃れ、ミディアンの地に着き、井戸の傍らに座った。さて、ミディアンの祭司に七人の娘がいた。彼女たちは父の羊の群れに水を飲ませに来て、水を汲み、水ぶねに満たしていた。そのとき、羊飼いたちが来て、彼女たちを追い払った。するとモーセは立ち上がって、娘たちを助けてやり、羊の群れに水を飲ませた。彼女たちが父レウエルのところに帰ったとき、父は言った。「どうして今日はこんなに早く帰って来たのか。」娘たちは答えた。「一人のエジプト人が、私たちを羊飼いたちの手から助けてくれました。そのうえ、その人は私たちのために水汲みまでして、羊の群れに飲ませてくれました。」父は娘たちに言った。「その人はどこにいるのか。どうして、その人を置いてきてしまったのか。食事を差し上げたいので、その人を呼んで来なさい。」モーセは心を決めて、この人のところに住むことにした。そこで、その人は娘のツィポラをモーセに与えた。彼女は男の子を産んだ。モーセはその子をゲルショムと名づけた。「私は異国にいる寄留者だ」と言ったからである。それから何年もたって、エジプトの王は死んだ。イスラエルの子らは重い労働にうめき、泣き叫んだ。重い労働による彼らの叫びは神に届いた。神は彼らの嘆きを聞き、アブラハム、イサク、ヤコブとの契約を思い起こされた。神はイスラエルの子らをご覧になった。神は彼らをみこころに留められた。出エジプト記2章15ー25節

モーセがエジプト人を殺したのを聞いたファラオは、モーセを殺そうと捜します。しかし、モーセは逃れてミディアンの地に着き、井戸の傍らに座ります。ミディアンの祭司に七人の娘がいました。彼女たちは父の羊の群れに水を飲ませに来て、水を汲み、水ぶねに満たしています。そのとき、羊飼いたちが来て、彼女たちを追い払います。モーセは立ち上がり、娘たちを助け、羊の群れに水を飲ませます。

彼女たちが父レウエルのところに帰ったとき、父は娘たちと話します。「どうして今日はこんなに早く帰って来たのか。」「一人のエジプト人が、私たちを羊飼いたちの手から助けてくれました。そのうえ、その人は私たちのために水汲みまでして、羊の群れに飲ませてくれました。」「その人はどこにいるのか。どうして、その人を置いてきてしまったのか。食事を差し上げたいので、その人を呼んで来なさい。」

モーセは心を決め、この人のところに住みます。その人は娘のツィポラをモーセに与え、彼女は男の子を産み、モーセはゲルショムと名づけます。「私は異国にいる寄留者だ」と言ったからです。やがてエジプトの王は死にました。イスラエルの子らは重い労働にうめき、泣き叫びます。彼らの叫びは神に届きました。神は彼らの嘆きを聞き、アブラハム、イサク、ヤコブとの契約を思い起こされます。神はイスラエルの子らをご覧になり、みこころに留められました。

こうして日がたち、モーセは大人になった February 21, 2026

「こうして日がたち、モーセは大人になった」February 21, 2026

こうして日がたち、モーセは大人になった。彼は同胞たちのところへ出て行き、その苦役を見た。そして、自分の同胞であるヘブル人の一人を、一人のエジプト人が打っているのを見た。彼はあたりを見回し、だれもいないのを確かめると、そのエジプト人を打ち殺し、砂の中に埋めた。次の日、また外に出てみると、見よ、二人のヘブル人が争っていた。モーセは、悪いほうに「どうして自分の仲間を打つのか」と言った。彼は言った。「だれがおまえを、指導者やさばき人として私たちの上に任命したのか。おまえは、あのエジプト人を殺したように、私も殺そうというのか。」そこでモーセは恐れて、きっとあのことが知られたのだと思った。出エジプト記2章10ー14節

やがてモーセは、エジプトの王女のもとで大人になります。彼は同胞たちのところへ出て行き、その苦役を見ました。そして、自分の同胞であるヘブル人の一人を、一人のエジプト人が打っているのを見ます。彼はあたりを見回し、だれもいないのを確かめると、そのエジプト人を打ち殺し、砂の中に埋めます。

次の日、また外に出てみると、二人のヘブル人が争っていました。モーセは、悪いほうに「どうして自分の仲間を打つのか」と問います。彼は言います。「だれがおまえを、指導者やさばき人として私たちの上に任命したのか。おまえは、あのエジプト人を殺したように、私も殺そうというのか。」そこでモーセは恐れて、きっとあのことが知られたのだと思います。

水の中から、私がこの子を引き出したから February 20, 2026

「水の中から、私がこの子を引き出したから」February 20, 2026

さて、レビの家のある人がレビ人の娘を妻に迎えた。彼女は身ごもって男の子を産み、その子がかわいいのを見て、三か月間その子を隠しておいた。しかし、それ以上隠しきれなくなり、その子のためにパピルスのかごを取り、それに瀝青と樹脂を塗って、その子を中に入れ、ナイル川の岸の葦の茂みの中に置いた。その子の姉は、その子がどうなるかと思って、離れたところに立っていた。すると、ファラオの娘が水浴びをしようとナイルに下りて来た。侍女たちはナイルの川辺を歩いていた。彼女は葦の茂みの中にそのかごがあるのを見つけ、召使いの女を遣わして取って来させた。それを開けて、見ると、子どもがいた。なんと、それは男の子で、泣いていた。彼女はその子をかわいそうに思い、言った。「これはヘブル人の子どもです。」その子の姉はファラオの娘に言った。「私が行って、あなた様にヘブル人の中から乳母を一人呼んで参りましょうか。あなた様に代わって、その子に乳を飲ませるために。」ファラオの娘が「行って来ておくれ」と言ったので、少女は行き、その子の母を呼んで来た。ファラオの娘は母親に言った。「この子を連れて行き、私に代わって乳を飲ませてください。私が賃金を払いましょう。」それで彼女はその子を引き取って、乳を飲ませた。その子が大きくなったとき、母はその子をファラオの娘のもとに連れて行き、その子は王女の息子になった。王女はその子をモーセと名づけた。彼女は「水の中から、私がこの子を引き出したから」と言った。出エジプト記2章1ー10節

さて、レビの家のある人がレビ人の娘を妻に迎えます。彼女は身ごもって男の子を産み、その子がかわいいのを見て、三か月間その子を隠します。隠しきれなくなり、パピルスのかごを取り、瀝青と樹脂を塗って、その子を中に入れ、ナイル川の岸の葦の茂みの中に置きます。その子の姉は、その子がどうなるかと心配し、離れたところに立ちます。すると、ファラオの娘が水浴びをしようとナイルに下りて来ます。彼女は葦の茂みの中にそのかごがあるのを見つけ、召使いの女を遣わして取って来させます。開けると、なんと男の子が泣いています。

彼女はその子をかわいそうに思い、言います。「これはヘブル人の子どもです。」その子の姉はファラオの娘に言います。「私が行って、あなた様にヘブル人の中から乳母を一人呼んで参りましょうか。あなた様に代わって、その子に乳を飲ませるために。」ファラオの娘が「行って来ておくれ」と言ったので、少女は行き、その子の母を呼んで来ます。ファラオの娘は母親に言います。「この子を連れて行き、私に代わって乳を飲ませてください。私が賃金を払いましょう。」それで彼女はその子を引き取って、乳を飲ませます。その子が大きくなったとき、母はその子をファラオの娘のもとに連れて行き、その子は王女の息子になります。王女はその子をモーセと名づけます。彼女は「水の中から、私がこの子を引き出したから」と言います。

助産婦たちは神を恐れたので February 19, 2026

2026-02-19

「助産婦たちは神を恐れたので」February 19, 2026

しかし、苦しめれば苦しめるほど、この民はますます増え広がったので、人々はイスラエルの子らに恐怖を抱くようになった。それでエジプト人は、イスラエルの子らに過酷な労働を課し、漆喰やれんが作りの激しい労働や、畑のあらゆる労働など、彼らに課す過酷なすべての労働で、彼らの生活を苦しいものにした。また、エジプトの王は、ヘブル人の助産婦たちに命じた。一人の名はシフラ、もう一人の名はプアであった。彼は言った。「ヘブル人の女の出産を助けるとき、産み台の上を見て、もし男の子なら、殺さなければならない。女の子なら、生かしておけ。」しかし、助産婦たちは神を恐れ、エジプトの王が命じたとおりにはしないで、男の子を生かしておいた。そこで、エジプトの王はその助産婦たちを呼んで言った。「なぜこのようなことをして、男の子を生かしておいたのか。」助産婦たちはファラオに答えた。「ヘブル人の女はエジプト人の女とは違います。彼女たちは元気で、助産婦が行く前に産んでしまうのです。」神はこの助産婦たちに良くしてくださった。そのため、この民は増えて非常に強くなった。助産婦たちは神を恐れたので、神は彼女たちの家を栄えさせた。ファラオは自分のすべての民に次のように命じた。「生まれた男の子はみな、ナイル川に投げ込まなければならない。女の子はみな、生かしておかなければならない。」出エジプト記1章12ー22節

苦しめれば苦しめるほど、イスラエルの民はますます増え広がり、エジプトの人々はイスラエルの子らに恐怖を抱きます。それでエジプト人は、イスラエルの子らに過酷な労働を課し、漆喰やれんが作りの激しい労働、畑のあらゆる労働など、過酷なすべての労働で、彼らの生活を苦しめます。

エジプトの王は、ヘブル人の助産婦たち、シフラとプアに命じます。「ヘブル人の女の出産を助けるとき、産み台の上を見て、もし男の子なら、殺さなければならない。女の子なら、生かしておけ。」しかし、助産婦たちは神を恐れ、エジプトの王が命じたとおりにせず、男の子を生かしておきます。エジプトの王はその助産婦たちを呼んで言います。「なぜこのようなことをして、男の子を生かしておいたのか。」

助産婦たちは答えます。「ヘブル人の女はエジプト人の女とは違います。彼女たちは元気で、助産婦が行く前に産んでしまうのです。」神はこの助産婦たちに良くしてくださり、この民は増えて非常に強くなります。助産婦たちは神を恐れ、神は彼女たちの家を栄えさせます。ファラオは自分のすべての民に命じます。「生まれた男の子はみな、ナイル川に投げ込まなければならない。女の子はみな、生かしておかなければならない。」

ヨセフのことを知らない新しい王がエジプトに起こった February 18, 2026

デイリー・バイブル・メッセージ 出エジプト記
「ヨセフのことを知らない新しい王がエジプトに起こった」February 18, 2026

さて、ヤコブとともに、それぞれ自分の家族を連れてエジプトに来た、イスラエルの息子たちの名は次のとおりである。ルベン、シメオン、レビ、ユダ。イッサカル、ゼブルン、ベニヤミン。ダンとナフタリ。ガドとアシェル。ヤコブの腰から生まれ出た者の総数は七十名であった。ヨセフはすでにエジプトにいた。それから、ヨセフもその兄弟たちも、またその時代の人々もみな死んだ。イスラエルの子らは多くの子を生んで、群れ広がり、増えて非常に強くなった。こうしてその地は彼らで満ちた。やがて、ヨセフのことを知らない新しい王がエジプトに起こった。彼は民に言った。「見よ。イスラエルの民はわれわれよりも多く、また強い。さあ、彼らを賢く取り扱おう。彼らが多くなり、いざ戦いというときに敵側についてわれわれと戦い、この地から出て行くことがないように。」そこで、彼らを重い労役で苦しめようと、彼らの上に役務の監督を任命した。また、ファラオのために倉庫の町ピトムとラメセスを建てた。出エジプト記1章1ー11節

創世記を終えたので、今日から出エジプト記に耳を傾けます。ヤコブとともに、それぞれ自分の家族を連れてエジプトに来た、イスラエルの息子たちの名は次のとおりです。ルベン、シメオン、レビ、ユダ。イッサカル、ゼブルン、ベニヤミン。ダンとナフタリ。ガドとアシェル。ヤコブの腰から生まれ出た者の総数は七十名でした。ヨセフはすでにエジプトにいました。時が過ぎ、ヨセフもその兄弟たちも、またその時代の人々もみな死にました。

イスラエルの子らは多くの子を生んで、群れ広がり、増えて非常に強くなります。エジプトの地はイスラエルの民で満ちます。そしてヨセフのことを知らない新しい王がエジプトに起こり、民に言います。「見よ。イスラエルの民はわれわれよりも多く、また強い。さあ、彼らを賢く取り扱おう。彼らが多くなり、いざ戦いというときに敵側についてわれわれと戦い、この地から出て行くことがないように。」そこで、彼らを重い労役で苦しめようと、彼らの上に役務の監督を任命します。また、ファラオのために倉庫の町ピトムとラメセスを建てます。

神はそれを、良いことのための計らいとしてくださいました February 17, 2026

「神はそれを、良いことのための計らいとしてくださいました」February 17, 2026

ヨセフは父を葬った後、兄弟たち、および、父を葬るために一緒に上って来たすべての者たちとともに、エジプトに戻った。ヨセフの兄弟たちは、自分たちの父が死んだのを見たとき、「ヨセフはわれわれを恨んで、われわれが彼に犯したすべての悪に対して、仕返しをするかもしれない」と言った。そこで、彼らはヨセフに言い送った。「あなたの父は死ぬ前に命じられました。『ヨセフにこう言いなさい。おまえの兄弟たちは、実に、おまえに悪いことをしたが、兄弟たちの背きと罪を赦してやりなさい、と。』今、どうか、父の神のしもべたちの背きを赦してください。」ヨセフは彼らのこのことばを聞いて泣いた。彼の兄弟たちも来て、彼の前にひれ伏して言った。「ご覧ください。私たちはあなたの奴隷です。」ヨセフは言った。「恐れることはありません。どうして、私が神の代わりになることができるでしょうか。あなたがたは私に悪を謀りましたが、神はそれを、良いことのための計らいとしてくださいました。それは今日のように、多くの人が生かされるためだったのです。ですから、もう恐れることはありません。私は、あなたがたも、あなたがたの子どもたちも養いましょう。」このように、ヨセフは彼らを安心させ、優しく語りかけた。ヨセフとその一族はエジプトに住み、ヨセフは百十歳まで生きた。ヨセフはエフライムの子孫を三代まで見た。マナセの子マキルの子どもたちも生まれて、ヨセフの膝に抱かれた。ヨセフは兄弟たちに言った。「私は間もなく死にます。しかし、神は必ずあなたがたを顧みて、あなたがたをこの地から、アブラハム、イサク、ヤコブに誓われた地へ上らせてくださいます。」ヨセフはイスラエルの子らに誓わせて、「神は必ずあなたがたを顧みてくださいます。そのとき、あなたがたは私の遺骸をここから携え上ってください」と言った。ヨセフは百十歳で死んだ。彼らはヨセフをエジプトでミイラにし、棺に納めた。創世記50章14ー26節

ヨセフは父を葬った後、すべての者たちとともにエジプトに戻ります。ヨセフの兄弟たちは、「ヨセフはわれわれを恨んで、われわれが彼に犯したすべての悪に対して、仕返しをするかもしれない」と言い、ヨセフに言い送ります。「あなたの父は死ぬ前に命じられました。『ヨセフにこう言いなさい。おまえの兄弟たちは、実に、おまえに悪いことをしたが、兄弟たちの背きと罪を赦してやりなさい、と。』今、どうか、父の神のしもべたちの背きを赦してください。」

このことばを聞いてヨセフは泣きます。彼の兄弟たちも、彼の前にひれ伏して言います。「ご覧ください。私たちはあなたの奴隷です。」ヨセフは言います。「恐れることはありません。どうして、私が神の代わりになることができるでしょうか。あなたがたは私に悪を謀りましたが、神はそれを、良いことのための計らいとしてくださいました。それは今日のように、多くの人が生かされるためだったのです。ですから、もう恐れることはありません。私は、あなたがたも、あなたがたの子どもたちも養いましょう。」このように、ヨセフは彼らを安心させ、優しく語りかけます。

ヨセフとその一族はエジプトに住み、ヨセフは百十歳まで生きました。ヨセフはエフライムの子孫を三代まで見ます。マナセの子マキルの子どもたちも生まれて、ヨセフの膝に抱かれました。ヨセフは兄弟たちに言います。「私は間もなく死にます。しかし、神は必ずあなたがたを顧みて、あなたがたをこの地から、アブラハム、イサク、ヤコブに誓われた地へ上らせてくださいます。」ヨセフはイスラエルの子らに誓わせて、「神は必ずあなたがたを顧みてくださいます。そのとき、あなたがたは私の遺骸をここから携え上ってください」と言います。ヨセフは百十歳で死にました。彼らはヨセフをエジプトでミイラにし、棺に納めました。