瞳のように私を守り May 15, 2025

「瞳のように私を守り」May 15, 2025

詩篇17篇は、ダビデの祈り。
瞳のように私を守り
御翼の陰にかくまってください。
私を襲う悪しき者から
私を取り巻く貪欲な敵から。

主よ 聞いてください 正しい訴えを。
耳に留めてください 私の叫びを。
耳に入れてください 私の祈りを。
これらは欺きの唇から出たものではありません。
あなたの御前で 私のためのさばきが行われ
御目が 正しいことに注がれますように。
あなたは私の心を調べ
夜 私を問いただされました。
私を炉で試されましたが 何も見つかりません。
私は 口の過ちを犯さないように心がけました。
人としての行いは あなたの唇のことばに従い
無法者が行く道を避けました。
私の歩みは あなたの道を堅く守り
私の足は揺るぎませんでした。

神よ 私はあなたを呼び求めました。
あなたは私に答えてくださるからです。
私に耳を傾けて 私のことばを聞いてください。
あなたの右の手で 奇しい恵みをお示しください。
向かい立つ者どもから 身を避ける者を救う方。
瞳のように私を守り
御翼の陰にかくまってください。
私を襲う悪しき者から
私を取り巻く貪欲な敵から。
彼らは 鈍い心を固く閉ざし
その口をもって高慢に語ります。
彼らは私たちの跡をつけ 今 取り囲み
目を据えて 地に投げ倒そうとしています。
それはまるで かみ裂くことに飢えた獅子
待ち伏せしている若い獅子のようです。
主よ 立ち上がり
彼の前に進み行き 打ちのめしてください。
あなたの剣で 悪しき者から
私のたましいを助け出してください。
主よ 御手をもって人々から
相続分が地上のいのちであるこの世の人々から
私のたましいを助け出してください。
あなたの蓄えで 彼らの腹は満たされ
子たちは満ち足り
その余りを さらにその幼子らに残します。
しかし私は 義のうちに御顔を仰ぎ見
目覚めるとき 御姿に満ち足りるでしょう。

ダビデのミクタム May 14, 2025

「ダビデのミクタム」May 14, 2025

詩篇16篇は、ダビデのミクタムと紹介されている。
ダビデが紡いだ金色の輝きを放つメシア預言として、
使徒の働き2章25節以降、ペテロのメッセージの中で引用されている。

25 ダビデは、この方について次のように言っています。『私はいつも、主を前にしています。主が私の右におられるので、私は揺るがされることはありません。26 それゆえ、私の心は喜び、私の舌は喜びにあふれます。私の身も、望みの中に住まいます。27 あなたは、私のたましいをよみに捨て置かず、あなたにある敬虔な者に 滅びをお見せにならないからです。28 あなたは私に、いのちの道を知らせてくださいます。あなたの御前で、私を喜びで満たしてくださいます。』29 兄弟たち。父祖ダビデについては、あなたがたに確信をもって言うことができます。彼は死んで葬られ、その墓は今日に至るまで私たちの間にあります。30 彼は預言者でしたから、自分の子孫の一人を自分の王座に就かせると、神が誓われたことを知っていました。31 それで、後のことを予見し、キリストの復活について、『彼はよみに捨て置かれず、そのからだは朽ちて滅びることがない』と語ったのです。32 このイエスを、神はよみがえらせました。私たちはみな、そのことの証人です。33 ですから、神の右に上げられたイエスが、約束された聖霊を御父から受けて、今あなたがたが目にし、耳にしている聖霊を注いでくださったのです。

神よ 私をお守りください。
私はあなたに身を避けています。
私は主に申し上げます。
「あなたこそ 私の主。
私の幸いは あなたのほかにはありません。」

地にある聖徒たちには威厳があり
私の喜びはすべて 彼らの中にあります。
ほかの神に走った者の痛みは 増し加わります。
私は 彼らが献げる血の酒を注がず
その名を口にいたしません。
主は私への割り当て分 また杯。
あなたは 私の受ける分を堅く保たれます。

割り当ての地は定まりました。私の好む所に。
実にすばらしい 私へのゆずりの地です。
私はほめたたえます。助言を下さる主を。
実に 夜ごとに内なる思いが私を教えます。
私はいつも 主を前にしています。
主が私の右におられるので
私は揺るがされることがありません。

それゆえ 私の心は喜び
私の胸は喜びにあふれます。
私の身も安らかに住まいます。
あなたは 私のたましいをよみに捨て置かず
あなたにある敬虔な者に
滅びをお見せにならないからです。
あなたは私に
いのちの道を知らせてくださいます。
満ち足りた喜びが あなたの御前にあり
楽しみが あなたの右にとこしえにあります。

損になっても 誓ったことは変えない May 13, 2025

「損になっても 誓ったことは変えない」May 13, 2025

詩篇15篇はダビデの賛歌。
「主よ だれが あなたの幕屋に宿るのでしょうか。
 だれが あなたの聖なる山に住むのでしょうか。」
この質問に答える内容が歌詞になっている。
印象深いのは、損になっても 誓ったことは変えないという人。

主よ だれが あなたの幕屋に宿るのでしょうか。
だれが あなたの聖なる山に住むのでしょうか。
全き者として歩み 義を行い
心の中の真実を語る人。
舌をもって中傷せず
友人に悪を行わず
隣人へのそしりを口にしない人。
その目は 主に捨てられた者を蔑み
主を恐れる者を 彼は尊ぶ。
損になっても 誓ったことは変えない。
利息をつけて金を貸すことはせず
潔白な人を不利にする賄賂を受け取らない。
このように行う人は 決して揺るがされない。

善を行う者はいない。だれ一人いない。 May 12, 2025

「善を行う者はいない。だれ一人いない。」May 12, 2025

ダビデによる詩篇14篇。
新約聖書ローマ人への手紙3章10−12節に、
パウロが引用しまとめている。

「義人はいない。一人もいない。
 悟る者はいない。
 神を求める者はいない。
 すべての者が離れて行き
 だれもかれも無用の者となった。
 善を行う者はいない。
 だれ一人いない。 」

愚か者は心の中で「神はいない」と言う。
彼らは腐っていて 忌まわしいことを行う。
善を行う者はいない。
主は天から人の子らを見下ろされた。
悟る者 神を求める者がいるかどうかと。
すべての者が離れて行き
だれもかれも無用の者となった。
善を行う者はいない。
だれ一人いない。

不法を行う者は みな知らないのか。
彼らは わたしの民を食らいながらパンを食べ
主を呼び求めない。
見よ 彼らは大いに恐れた。
神は 正しい一族とともにおられるからだ。
おまえたちは 苦しむ者の計画を
踏みにじろうとするだろう。
しかし 主が彼の避け所である。

ああ イスラエルの救いがシオンから来るように。
主が御民を元どおりにされるとき
ヤコブは楽しめ。イスラエルは喜べ。

安定した信仰者と思われるダビデも May 11, 2025

「安定した信仰者と思われるダビデも」May 11, 2025

詩篇13篇もダビデの賛歌。
安定した信仰者と思われるダビデも、
霊的戦いが続く日常の中、
主に遠慮することなく率直に祈っている。
そして祈りの中で手応えをいただき、
祈りの中で勝利を得ている。

主よ いつまでですか。
あなたは私を永久にお忘れになるのですか。
いつまで 御顔を私からお隠しになるのですか。
いつまで 私は自分のたましいのうちで
思い悩まなければならないのでしょう。
私の心には 一日中 悲しみがあります。
いつまで 敵が私の上におごり高ぶるのですか。
私に目を注ぎ 私に答えてください。
私の神 主よ。
私の目を明るくしてください。
私が死の眠りにつかないように。
「彼に勝った」と 私の敵が言わないように。
私がぐらつくことを 逆らう者が喜ばないように。
私はあなたの恵みに拠り頼みます。
私の心はあなたの救いを喜びます。
私は主に歌を歌います。
主が私に良くしてくださいましたから。

今 わたしは立ち上がる May 10, 2025

「今 わたしは立ち上がる」May 10, 2025

詩篇12篇において、主は言われる。
「苦しむ人が踏みにじられ
貧しい人が嘆くから
今 わたしは立ち上がる。
わたしは彼を その求める救いに入れよう。」

主よ お救いください。
敬虔な人は後を絶ち
誠実な人は 人の子らの中から消え去りました。
人は互いにむなしいことを話し
へつらいの唇と 二心で話します。
主が へつらいの唇と傲慢の舌を
ことごとく断ち切ってくださいますように。
彼らはこう言っています。
「われらはこの舌で勝つことができる。
この唇はわれらのものだ。
だれが われらの主人なのか。」

主は言われます。
「苦しむ人が踏みにじられ 貧しい人が嘆くから
今 わたしは立ち上がる。
わたしは彼を その求める救いに入れよう。」
主のことばは 混じり気のないことば。
土の炉で七度試され 純化された銀。
主よ あなたは彼らを守られます。
今の代からとこしえまでも 彼らを保たれます。
人の子の間で
卑しいことがあがめられているときには
悪しき者が いたるところで横行します。

言葉による霊的攻撃を受けた時に May 9, 2025

「言葉による霊的攻撃を受けた時に」May 9, 2025

詩篇11篇は、
言葉による霊的攻撃を受けた時に、
ダビデが紡いだ言葉。
あなたも言葉による霊的攻撃を受けた時には、
速やかにこの詩篇を覚え、リカバリーして欲しい。

主に私は身を避ける。
どうして あなたがたは私のたましいに言うのか。
「鳥のように 自分の山に飛んで行け。
それ見よ 悪者どもが弓を張り
弦に矢をつがえ
暗がりで 心の直ぐな人を射抜こうとしている。
拠り所が壊されたら
正しい者に何ができるだろうか。」

主は その聖なる宮におられる。
主は その王座が天にある。
その目は見通し
そのまぶたは人の子らを調べる。
主は正しい者と悪者を調べる。
そのみこころは 暴虐を好む者を憎む。
主は悪者どもの上に網を下す。
火と硫黄
燃える風が彼らへの杯。
主は正しく 正義を愛される。
直ぐな人は御顔を仰ぎ見る。