「ダビデ王によるダイジェスト詩篇」April 22, 2025
詩篇144篇は、ダビデ王によるダイジェスト詩篇。
詩篇18篇をはじめとするダビデの詩篇が要約され、
一つの詩篇としてまとめられている。
主は戦いのために私たちの手と指を鍛えられる方。
幸いなことよ 主を自らの神とする民は。
詩篇144篇 ダビデによる。
わが岩なる主が ほめたたえられますように。
戦いのために私の手を
戦のために私の指を鍛えられる方が。
主は私の恵み 私の砦
私のやぐら 私の救い主
私の盾 私の避け所
私の民を私に服させる方。
主よ 人とは何ものなのでしょう。
あなたがこれを知っておられるとは。
人の子とはいったい何ものなのでしょう。
あなたがこれを顧みられるとは。
人は息にすぎず
その日々は影のように過ぎ去ります。主よ
あなたの天を押し曲げて降りて来てください。
山々に触れて 噴煙を上げさせてください。
稲妻を放って 彼らを散らし
あなたの矢を放って 彼らをかき乱してください。
いと高き所からあなたの御手を伸べ
大水から また異国人の手から
私を解き放ち 救い出してください。
彼らの口は噓を言い
その右の手は偽りの右手です。
神よ あなたに私は新しい歌を歌い
十弦の琴に合わせて ほめ歌を歌います。
神は王たちに救いを与え
神のしもべダビデを悪の剣から解き放たれます。
私を異国人の手から解き放ち
救い出してください。
彼らの口は噓を言い
その右の手は偽りの右手です。私たちの息子らが 若いうちから
よく育てられた植木のようになりますように。
私たちの娘らが 宮殿にふさわしく刻まれた
隅の柱のようになりますように。
私たちの倉は
もろもろの産物で満ちますように。
私たちの羊の群れは 私たちの野で
幾千幾万となりますように。
私たちの牛が子牛をよくはらみ
早産も流産もなく
哀れな叫び声が 私たちの町にありませんように。幸いなことよ このようになる民は。
幸いなことよ 主を自らの神とする民は。