エデンの園から追放する前後に September 12, 2025

「エデンの園から追放する前後に」September 12, 2025

人は妻の名をエバと呼んだ。彼女が、生きるものすべての母だからであった。神である主は、アダムとその妻のために、皮の衣を作って彼らに着せられた。神である主はこう言われた。「見よ。人はわれわれのうちのひとりのようになり、善悪を知るようになった。今、人がその手を伸ばして、いのちの木からも取って食べ、永遠に生きることがないようにしよう。」神である主は、人をエデンの園から追い出し、人が自分が取り出された大地を耕すようにされた。こうして神は人を追放し、いのちの木への道を守るために、ケルビムと、輪を描いて回る炎の剣をエデンの園の東に置かれた。創世記3章20ー24節

神である主は、アダムとエバをエデンの園から追放する前に、皮の衣を作って彼らに着せてくださいました。皮の衣を作るためには、動物のいのちを犠牲にする必要がありました。やがて愛する神のひとり子JESUSのいのちを犠牲にして、すべての罪を覆う義の衣を作って人に着せてくださる父なる神の愛がここにあります。

さらに、神から離れた悲惨な状態で永遠に生きることがないように、神は人を追放した後、いのちの木への道を守るために、ケルビムと、輪を描いて回る炎の剣をエデンの園の東に置かれました。

彼はおまえの頭を打ち、おまえは彼のかかとを打つ September 11, 2025

「彼はおまえの頭を打ち、おまえは彼のかかとを打つ」September 11, 2025

2025-09-11

神である主は蛇に言われた。「おまえは、このようなことをしたので、どんな家畜よりも、どんな野の生き物よりものろわれる。おまえは腹這いで動き回り、一生、ちりを食べることになる。わたしは敵意を、おまえと女の間に、おまえの子孫と女の子孫の間に置く。彼はおまえの頭を打ち、おまえは彼のかかとを打つ。」女にはこう言われた。「わたしは、あなたの苦しみとうめきを大いに増す。あなたは苦しんで子を産む。また、あなたは夫を恋い慕うが、彼はあなたを支配することになる。」また、人に言われた。「あなたが妻の声に聞き従い、食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べたので、大地は、あなたのゆえにのろわれる。あなたは一生の間、苦しんでそこから食を得ることになる。大地は、あなたに対して茨とあざみを生えさせ、あなたは野の草を食べる。あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついにはその大地に帰る。あなたはそこから取られたのだから。あなたは土のちりだから、土のちりに帰るのだ。」創世記3章14ー19節

神は、蛇の姿をした悪魔に対して、「おまえは、このようなことをしたので、どんな家畜よりも、どんな野の生き物よりものろわれる。・・・わたしは敵意を、おまえと女の間に、おまえの子孫と女の子孫の間に置く。彼(JESUS)はおまえの頭を打ち、おまえは彼(JESUS)のかかとを打つ。」と、メシア預言を語られました。JESUSが十字架によって、悪魔の頭を打ち砕いてくださる預言です。

女に対しては、「わたしは、あなたの苦しみとうめきを大いに増す。あなたは苦しんで子を産む。また、あなたは夫を恋い慕うが、彼はあなたを支配することになる。」と語られました。

人に対しては、「あなたが妻の声に聞き従い、食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べたので、大地(アダマー)は、あなたのゆえにのろわれる。あなたは一生の間、苦しんでそこから食を得ることになる。大地(アダマー)は、あなたに対して茨とあざみを生えさせ、あなたは野の草を食べる。あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついにはその大地(アダマー)に帰る。あなたはそこから取られたのだから。あなた(アダム)は土のちり(アダマー)だから、土のちり(アダマー)に帰るのだ。」と語られました。食べてはならないと神が命じておいた木から食べることで、いのちの源である神から離れたことが、死をもたらしました。

主の御顔を避けて September 10, 2025

「主の御顔を避けて」September 10, 2025

こうして、ふたりの目は開かれ、自分たちが裸であることを知った。そこで彼らは、いちじくの葉をつづり合わせて、自分たちのために腰の覆いを作った。そよ風の吹くころ、彼らは、神である主が園を歩き回られる音を聞いた。それで人とその妻は、神である主の御顔を避けて、園の木の間に身を隠した。神である主は、人に呼びかけ、彼に言われた。「あなたはどこにいるのか。」彼は言った。「私は、あなたの足音を園の中で聞いたので、自分が裸であるのを恐れて、身を隠しています。」主は言われた。「あなたが裸であることを、だれがあなたに告げたのか。あなたは、食べてはならない、とわたしが命じた木から食べたのか。」人は言った。「私のそばにいるようにとあなたが与えてくださったこの女が、あの木から取って私にくれたので、私は食べたのです。」神である主は女に言われた。「あなたは何ということをしたのか。」女は言った。「蛇が私を惑わしたのです。それで私は食べました。」創世記3章7ー13節

狡猾な悪魔の誘惑に負けたふたりは、食べてはならないと神が命じた善悪の知識の木から食べました。目が開かれたふたりは、自分たちが裸であることを知り、腰の覆いを作ります。そして人とその妻は、神である主の御顔を避けて、身を隠します。

神に呼びかけられ、問いかけられると、人は反射的に言い訳します。「私のそばにいるようにとあなたが与えてくださったこの女が、あの木から取って私にくれたので、私は食べたのです。」妻に責任転嫁しているように聞こえます。

しかし、「私のそばにいるようにとあなたが与えてくださったこの女が!」と語っています。人は神である主に、すべての責任をなすりつけ、自己正当化を試みました。女も「蛇が私を惑わしたのです。それで私は食べました。」と言い張ります。ふたりの姿は、本当の姿を映し出す鏡・The Bibleに映った私たちの姿です。

悪魔の悪賢さ September 9, 2025

「悪魔の悪賢さ」September 9, 2025

さて蛇は、神である主が造られた野の生き物のうちで、ほかのどれよりも賢かった。蛇は女に言った。「園の木のどれからも食べてはならないと、神は本当に言われたのですか。」女は蛇に言った。「私たちは園の木の実を食べてもよいのです。しかし、園の中央にある木の実については、『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。あなたがたが死ぬといけないからだ』と神は仰せられました。」すると、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。それを食べるそのとき、目が開かれて、あなたがたが神のようになって善悪を知る者となることを、神は知っているのです。」そこで、女が見ると、その木は食べるのに良さそうで、目に慕わしく、またその木は賢くしてくれそうで好ましかった。それで、女はその実を取って食べ、ともにいた夫にも与えたので、夫も食べた。創世記3章1ー6節

創世記3章は、悪魔の悪賢さを語ります。蛇の姿で現れた悪魔は、まず誘導尋問によって、神に対する悪いイメージを女に植え付けます。つられて女が隙を見せると、悪魔はすかさず真っ赤な嘘を吐いて女に噛みつき、心に猛毒を注入します。

2章16−17節で神である主が語られたみことば、「あなたは園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは、食べてはならない。その木から食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」と比較してください。主は最高に良いお方なのに、悪魔は、主を最悪な存在へとおとしめるのです。

クローズアップ人間 September 4, 2025

「クローズアップ人間」September 4, 2025

2025-09-04

これは、天と地が創造されたときの経緯である。
神である主が、地と天を造られたときのこと。
地にはまだ、野の灌木もなく、野の草も生えていなかった。
神である主が、地の上に雨を降らせていなかったからである。
また、大地を耕す人もまだいなかった。
ただ、豊かな水が地から湧き上がり、大地の全面を潤していた。
神である主は、その大地のちりで人を形造り、
その鼻にいのちの息を吹き込まれた。
それで人は生きるものとなった。創世記2章4−7節

創世記1章では、天地創造の全体像が描かれています。
そして2章では、人間がクローズアップされ、
神のかたちに造られた人間の詳細が、3つの側面から描かれます。

神は土地のちり・土(アダマー)で人(アダム)を形造られました。
土地のちり・土(アダマー)の成分は、
炭素、カルシウム、窒素、リン、鉄などです。
そして土に豊かな水を加えると、人体の成分とほぼ同じになります。

そして神は、土(アダマー)で形造った人間(アダム)の鼻に、
いのちの息(神の御霊=ホーリー・スピリット)を吹き込まれました。
それで人は生きるものとなったのです!
これが実体的側面から見た、神のかたちに造られた人間の詳細です。

The Bibleは語る。休むことは罪じゃない! September 3, 2025

「The Bibleは語る。休むことは罪じゃない!」September 3, 2025

こうして天と地とその万象が完成した。
神は第七日に、なさっていたわざを完成し、
第七日に、なさっていたすべてのわざをやめられた。
神は第七日を祝福し、この日を聖なるものとされた。
その日に神が、なさっていたすべての創造のわざをやめられたからである。
創世記2章1−3節

The Bibleは語る。休むことは罪じゃない!
The Bibleは語る。一週間に1日も休まないことが罪!
神は率先して、6日間働いた後、第七日にすべてのわざをやめられた。
The Bibleは語る。休むことは罪じゃない!

さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう September 2, 2025

「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう」September 2, 2025

神は仰せられた。「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地の上を這うすべてのものを支配するようにしよう。」神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。「生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地の上を這うすべての生き物を支配せよ。」

神は仰せられた。「見よ。わたしは、地の全面にある、種のできるすべての草と、種の入った実のあるすべての木を、今あなたがたに与える。あなたがたにとってそれは食物となる。また、生きるいのちのある、地のすべての獣、空のすべての鳥、地の上を這うすべてのもののために、すべての緑の草を食物として与える。」すると、そのようになった。神はご自分が造ったすべてのものを見られた。見よ、それは非常に良かった。夕があり、朝があった。第六日。 創世記1章26−31節

第六日の後半、最後に神は、私たち人間を創造されます。
これまでのすべては、私たち人間を創造するための準備期間でした。

人間だけが特別に、神のかたちとして創造されました。
神からいのちと身体、時間と空間を預かり、
神と隣人との関係の中で、共に生きるように造られ、
神から目的と使命、そして存在価値が与えられました。

あなたは偶然の産物ではありません。
あなたは唯一無二の神の作品です。
神はあなたを「大切なきみ」として愛しておられます。