だから貧しい者は切に祈る May 8, 2025

2025-05-08

「だから貧しい者は切に祈る」May 8, 2025

詩篇10篇は、9篇から続いている。
悪しき者は、「神はいない」と宣言し、
弱い者いじめをし、しゃばには弱肉強食がはびこる。
だから貧しい者は切に主に祈る。
「主よ 立ち上がってください。
 神よ 御手を上げてください。
 どうか 貧しい者を忘れないでください。」と。
祈る者は知っている。正直者は決してバカを見ないことを。

主よ なぜ あなたは遠く離れて立ち
苦しみのときに 身を隠されるのですか。

悪しき者は高ぶって 苦しむ人に追い迫ります。
彼らが自分の企みに捕らえられますように。
悪しき者は自分自身の欲望を誇り
貪欲な者は主を呪い 侮ります。
悪しき者は高慢を顔に表し 神を求めません。
「神はいない。」これが彼の思いのすべてです。
彼の道はいつも栄え
あなたのさばきは高すぎて 彼の目に入りません。
敵という敵を 彼は吹き飛ばしてしまいます。
彼は心の中で言っています。
「私は揺るがされることがなく
代々にわたって わざわいにあわない。」

彼の口は 呪いと欺きと虐げに満ち
舌の裏にあるのは 害悪と不法です。
彼は村外れの待ち伏せ場に座り
隠れた所で 咎なき者を殺します。
彼の目は不幸な人をひそかに狙っています。
茂みの中の獅子のように 隠れ場で待ち伏せます。
苦しむ人を 捕らえようと待ち伏せ
苦しむ人を 網にかけて捕らえてしまいます。
彼の強さに 不幸な人は
砕かれ 崩れ 倒れます。
彼は心の中で言っています。
「神は忘れているのだ。顔を隠して
永久に見ることはないのだ。」
主よ 立ち上がってください。
神よ 御手を上げてください。
どうか 貧しい者を忘れないでください。
何のために 悪しき者は神を侮るのでしょうか。
彼は心の中で
あなたが追及することはないと言っています。

あなたは見ておられました。
労苦と苦痛を じっと見つめておられました。
それを御手の中に収めるために。
不幸な人は あなたに身をゆだねます。
みなしごは あなたがお助けになります。
悪しき者と邪悪な者の腕を折り
その悪を探し出して
一つも残らないようにしてください。

主は世々にわたって 永遠の王。
国々は主の地から滅び失せました。
主よ あなたは貧しい者たちの願いを
聞いてくださいます。
あなたは彼らの心を強くし
耳を傾けてくださいます。
みなしごと虐げられた者を
かばってくださいます。
地から生まれた人間が もはや
彼らをおびえさせることがないように。

主よ 立ち上がってください May 1, 2025

2025-05-01

「主よ 立ち上がってください」May 1, 2025

詩篇3篇はダビデの賛歌。
ダビデがその子アブサロムから逃れたときに、
この歌が生み出された。
ピンチに主に向かって叫ぶなら、
ピンチがチャンスになり、
この歌があなたの持ち歌になる。

詩篇3篇
主よ なんと私の敵が多くなり
私に向かい立つ者が多くいることでしょう。
多くの者が私のたましいのことを言っています。
「彼には神の救いがない」と。 セラ
しかし 主よ あなたこそ
私の周りを囲む盾
私の栄光 私の頭を上げる方。
私は声をあげて主を呼び求める。
すると 主はその聖なる山から私に答えてくださる。 セラ
私は身を横たえて眠り また目を覚ます。
主が私を支えてくださるから。
私は幾万の民をも恐れない。
彼らが私を取り囲もうとも。
主よ 立ち上がってください。
私の神よ お救いください。
あなたは私のすべての敵の頬を打ち
悪しき者の歯を砕いてくださいます。
救いは主にあります。
あなたの民に あなたの祝福がありますように。 セラ

主よ 立ち上がってください! February 3, 2025

「主よ 立ち上がってください!」February 3, 2025

詩篇の中には、
「主よ 立ち上がってください!」
という祈りがある。

戦いは主のものであり、
私たちは無力だからこそ、
この祈りを日々の祈りとしよう。
主が立ち上がってくださるなら、
圧倒的な勝利が約束されるから。

主よ 立ち上がってください。
私の神よ お救いください。
あなたは私のすべての敵の頬を打ち
悪しき者の歯を砕いてくださいます。
(詩篇3篇7節)

主よ 立ち上がってください。
神よ 御手を上げてください。
どうか 貧しい者を忘れないでください。
(詩篇10篇12節)

地をさばく方よ 立ち上がってください。
高ぶる者に報復してください。
(詩篇94篇2節)

神よ。立ち上がって地をさばいてください!

神よ。立ち上がって地をさばいてください! 詩篇82篇より(祈祷会ノート)

いつの時代でも、悪者と不正な裁判官が手を取り合うと、弱い者、みなしご、悩む者、貧しい者の利権が認められなくなる。そして弱い者や貧しい者は、強い者や富んでいる者の食い物にされる。

弱肉強食や格差社会がカネで正当化され、企業や国家から人間性や倫理が失われる時、弱者の望みはすべて絶たれる。

しかし神は今も生きておられ、弱い者、みなしご、悩む者、貧しい者の味方として立ち上がってくださる。弱者の望みは、すべて神にかかっている。

神への祈りこそ、あらゆるデモ(デモンストレーション)に勝って豊かに実を結ぶ、攻撃的かつ効果的なアクションである。

私たちは、今も生きておられ、弱い者、みなしご、悩む者、貧しい者の味方として立ち上がってくださる神に、今こそ祈りをもって訴えよう!