こうしてエサウは長子の権利を侮った November 25, 2025

「こうしてエサウは長子の権利を侮った」November 25, 2025

この子どもたちは成長した。エサウは巧みな狩人、野の人であったが、ヤコブは穏やかな人で、天幕に住んでいた。イサクはエサウを愛していた。猟の獲物を好んでいたからである。しかし、リベカはヤコブを愛していた。さて、ヤコブが煮物を煮ていると、エサウが野から帰って来た。彼は疲れきっていた。エサウはヤコブに言った。「どうか、その赤いのを、そこの赤い物を食べさせてくれ。疲れきっているのだ。」それで、彼の名はエドムと呼ばれた。するとヤコブは、「今すぐ私に、あなたの長子の権利を売ってください」と言った。エサウは、「見てくれ。私は死にそうだ。長子の権利など、私にとって何になろう」と言った。ヤコブが「今すぐ、私に誓ってください」と言ったので、エサウはヤコブに誓った。こうして彼は、自分の長子の権利をヤコブに売った。ヤコブがエサウにパンとレンズ豆の煮物を与えたので、エサウは食べたり飲んだりして、立ち去った。こうしてエサウは長子の権利を侮った。創世記25章27ー34節

イサクの双子、エサウとヤコブは対照的に成長しました。兄エサウは巧みな狩人として野を駆け回り、弟ヤコブは穏やかな室内生活を楽しんでいました。親の愛も対照的に注がれ、父イサクは兄のエサウを愛し、母リベカは弟ヤコブを愛していました。

ある日ヤコブが煮物を煮ていると、エサウが野から帰って来ました。エサウとヤコブは言葉を交わします。「どうか、その赤いのを、そこの赤い物を食べさせてくれ。疲れきっているのだ。」「今すぐ私に、あなたの長子の権利を売ってください」「見てくれ。私は死にそうだ。長子の権利など、私にとって何になろう」「今すぐ、私に誓ってください」。

エサウはヤコブに誓い、自分の長子の権利をヤコブに売ってしまいます。長子の権利と引き換えに、パンとレンズ豆の煮物を、ヤコブはエサウに与えます。エサウは飲食して立ち去ります。こうしてエサウは長子の権利(神の祝福)を侮り、兄と弟が入れ替わります。

幸せな晩年 November 22, 2025

「幸せな晩年」November 22, 2025

アブラハムは、再び妻を迎えた。その名はケトラといった。彼女はアブラハムに、ジムラン、ヨクシャン、メダン、ミディアン、イシュバク、シュアハを産んだ。ヨクシャンはシェバとデダンを生んだ。デダンの子孫は、アッシュル人とレトシム人とレウミム人であった。ミディアンの子は、エファ、エフェル、ハノク、アビダ、エルダアで、これらはみな、ケトラの子であった。アブラハムは自分の全財産をイサクに与えた。しかし、側女たちの子には贈り物を与え、自分が生きている間に、彼らを東の方、東方の国に行かせて、自分の子イサクから遠ざけた。以上がアブラハムの生きた年月で、百七十五年であった。アブラハムは幸せな晩年を過ごし、年老いて満ち足り、息絶えて死んだ。そして自分の民に加えられた。その息子、イサクとイシュマエルは、アブラハムを、マムレに面するマクペラの洞穴に葬った。これは、ヒッタイト人ツォハルの子エフロンの畑地にある。アブラハムがヒッタイト人たちから買ったあの畑地である。アブラハムと彼の妻サラはそこに葬られた。アブラハムの死後、神は彼の子イサクを祝福された。イサクはベエル・ラハイ・ロイの近くに住んだ。 創世記25章1ー11節

創世記11章から語られた信仰の父アブラハムの旅路。ついに25章で終わりを迎えます。再婚してさらに子どもたちが与えられたアブラハム、その晩年は幸せでした。アブラハムは自分の全財産をイサクに与えます。側女たちの子には贈り物を与え、自分が生きている間にイサクから遠ざけました。

以上がアブラハムの生きた年月で、百七十五年であった。アブラハムは幸せな晩年を過ごし、年老いて満ち足り、息絶えて死んだ。そして自分の民に加えられた。その息子、イサクとイシュマエルは、アブラハムを、マムレに面するマクペラの洞穴に葬った。これは、ヒッタイト人ツォハルの子エフロンの畑地にある。アブラハムがヒッタイト人たちから買ったあの畑地である。アブラハムと彼の妻サラはそこに葬られた。アブラハムの死後、神は彼の子イサクを祝福された。イサクはベエル・ラハイ・ロイの近くに住んだ。

はい、行きます November 21, 2025

「はい、行きます」November 21, 2025

アブラハムのしもべは、彼らのことばを聞くやいなや、地にひれ伏して主を礼拝した。そして、このしもべは銀や金の品物や衣装を取り出して、リベカに与えた。また、彼女の兄や母にも貴重な品々を贈った。このしもべと、ともにいた従者たちは、食べたり飲んだりして、そこに泊まった。朝になって彼らが起きると、そのしもべは「私の主人のところへ帰らせてください」と言った。彼女の兄と母は、「娘をしばらく、十日間ほど私たちのもとにとどまらせて、その後で行かせるようにしたいのですが」と言った。しもべは彼らに、「私が遅れないようにしてください。主が私の旅を成功させてくださったのですから。主人のところへ行けるように、私を帰らせてください」と言った。彼らは答えた。「娘を呼び寄せて、娘の言うことを聞いてみましょう。」彼らはリベカを呼び寄せて、「この人と一緒に行くか」と尋ねた。すると彼女は「はい、行きます」と答えた。そこで彼らは、妹リベカとその乳母を、アブラハムのしもべとその従者たちと一緒に送り出した。彼らはリベカを祝福して言った。「われらの妹よ、あなたは幾千万にも増えるように。あなたの子孫は敵の門を勝ち取るように。」リベカとその侍女たちは立ち上がり、らくだに乗って、その人の後について行った。こうして、しもべはリベカを連れ帰った。一方イサクは、ベエル・ラハイ・ロイ地方から帰って来ていた。彼はネゲブの地に住んでいたのであった。イサクは夕暮れ近く、野に散歩に出かけた。彼が目を上げて見ると、ちょうど、らくだが近づいて来ていた。リベカも目を上げ、イサクを見ると、らくだから降り、しもべに尋ねた。「野を歩いて私たちを迎えに来る、あの方はどなたですか。」しもべは答えた。「あの方が私の主人です。」そこで、リベカはベールを手に取って、身をおおった。しもべは、自分がしてきたことを残らずイサクに話した。イサクは、その母サラの天幕にリベカを連れて行き、リベカを迎えて妻とし、彼女を愛した。イサクは、母の亡き後、慰めを得た。創世記24章52−67節

父ベトエルと兄ラバンの快諾を得たアブラハムのしもべは、地にひれ伏して主を礼拝します。品物や衣装を取り出してリベカに与え、兄や母にも贈り物をします。そして彼らは食事をし、そこに泊まります。

朝起きると、しもべは「私の主人のところへ帰らせてください」と願います。彼女の兄と母は、「娘をしばらく、十日間ほどとどまらせ、その後で行かせるようにしたい」と言います。しもべは、「私が遅れないようにしてください。主が私の旅を成功させてくださったのですから。」と願います。彼らがリベカを呼び寄せ、「この人と一緒に行くか」と尋ねると、彼女は「はい、行きます」と即答しました。

そこで彼らは、妹リベカとその乳母を、アブラハムのしもべとその従者たちと一緒に送り出します。彼らはリベカを祝福して言いました。「われらの妹よ、あなたは幾千万にも増えるように。あなたの子孫は敵の門を勝ち取るように。」

主が自分の旅を成功させてくださったかどうか November 18, 2025

「主が自分の旅を成功させてくださったかどうか」November 18, 2025

この人は、主が自分の旅を成功させてくださったかどうかを知ろうと、黙って彼女を見つめていた。らくだが水を飲み終わったとき、その人は、重さ一ベカの金の飾り輪と、彼女の腕のために、重さ十シェケルの二つの金の腕輪を取り、尋ねた。「あなたは、どなたの娘さんですか。どうか私に言ってください。あなたの父上の家には、私どもが泊めていただける場所があるでしょうか。」彼女は答えた。「私は、ミルカがナホルに産んだ子ベトエルの娘です。」また言った。「藁も飼料も、私たちのところには、たくさんあります。それに、お泊まりになる場所も。」その人は、ひざまずき、主を礼拝して、こう言った。「私の主人アブラハムの神、主がほめたたえられますように。主は、私の主人に対する恵みとまことをお捨てになりませんでした。主は道中、この私を導いてくださいました。主人の兄弟の家にまで。」その娘は走って行って、母の家の者に、これらのことを告げた。リベカには兄がいて、その名をラバンといった。ラバンは外へ出て、泉のそばにいるその人のもとへ走って行った。彼は、飾り輪と、妹の腕にある腕輪を見、また、「あの人が私にこう言われました」と言った妹リベカのことばを聞くとすぐに、その人のところに行った。すると見よ、その人は泉のそば、らくだのそばに立っていた。 創世記24章21−30節

アブラハムのしもべは、主が自分の旅を成功させてくださったかどうかを知ろうと、リベカをじっと見つめていました。らくだが水を飲み終わったとき、その人は尋ねます。「あなたは、どなたの娘さんですか・・・」彼女は答えます。「私は、ミルカがナホルに産んだ子ベトエルの娘です。・・・」

その人はひざまずき、主を礼拝して言いました。「私の主人アブラハムの神、主がほめたたえられますように。主は、私の主人に対する恵みとまことをお捨てになりませんでした。主は道中、この私を導いてくださいました。主人の兄弟の家にまで。」

その娘は走って行って、母の家の者に告げます。リベカにはラバンという名前の兄がいました。ラバンは、妹の腕にある腕輪と飾り輪を見、「あの人が私にこう言われました」と言った妹リベカのことばを聞くとすぐ、その人のところに走りました。

息子イサクの花嫁探し November 16, 2025

「息子イサクの花嫁探し」November 16, 2025

アブラハムは年を重ねて、老人になっていた。主は、あらゆる面でアブラハムを祝福しておられた。アブラハムは、自分の全財産を管理している、家の最年長のしもべに、こう言った。「あなたの手を私のももの下に入れてくれ。私はあなたに、天の神、地の神である主にかけて誓わせる。私はカナン人の間に住んではいるが、あなたは、その娘たちの中から、私の息子の妻を迎えてはならない。あなたは、私の国、私の親族のところに行って、私の息子イサクに妻を迎えなさい。」しもべは彼に言った。「もしかしたら、その娘さんが、私についてこの地に来ようとしないかもしれません。その場合、ご子息をあなたの出身地へ連れて戻らなければなりませんか。」アブラハムは彼に言った。「気をつけて、息子をそこへ連れて戻ることのないようにしなさい。天の神、主は、私の父の家、私の親族の地から私を連れ出し、私に約束して、『あなたの子孫にこの地を与える』と誓われた。その方が、あなたの前に御使いを遣わされるのだ。あなたは、そこから私の息子に妻を迎えなさい。もし、その娘があなたについて来ようとしないなら、あなたはこの、私との誓いから解かれる。ただ、私の息子をそこに連れて戻ることだけはしてはならない。」それでしもべは、主人であるアブラハムのももの下に自分の手を入れ、このことについて彼に誓った。しもべは主人のらくだの中から十頭を連れて出かけた。主人のあらゆる良い品々をその手に携えていた。彼は立って、アラム・ナハライムのナホルの町へ行った。創世記24章1−10節

アブラハムは人生の晩秋を迎え、大収穫の中、冬に備えます。ひとり息子イサクの花嫁探しを、最年長のしもべに託します。「あなたの手を私のももの下に入れてくれ。私はあなたに、天の神、地の神である主にかけて誓わせる。私はカナン人の間に住んではいるが、あなたは、その娘たちの中から、私の息子の妻を迎えてはならない。あなたは、私の国、私の親族のところに行って、私の息子イサクに妻を迎えなさい。」

しもべは問います。「もしかしたら、その娘さんが、私についてこの地に来ようとしないかもしれません。その場合、ご子息をあなたの出身地へ連れて戻らなければなりませんか。」アブラハムは答えます。「・・・天の神、主は、私の父の家、私の親族の地から私を連れ出し、私に約束して、『あなたの子孫にこの地を与える』と誓われた。その方が、あなたの前に御使いを遣わされるのだ。・・・もし、その娘があなたについて来ようとしないなら、あなたはこの、私との誓いから解かれる。ただ、私の息子をそこに連れて戻ることだけはしてはならない。」

しもべは、主人アブラハムのももの下に自分の手を入れて誓い、主人のらくだの中から十頭を連れ、主人のあらゆる良い品々を携え、アラム・ナハライムのナホルの町へ向かいました。

主の山には備えがある November 12, 2025

「主の山には備えがある」November 12, 2025

神がアブラハムにお告げになった場所に彼らが着いたとき、アブラハムは、そこに祭壇を築いて薪を並べた。そして息子イサクを縛り、彼を祭壇の上の薪の上に載せた。アブラハムは手を伸ばして刃物を取り、息子を屠ろうとした。そのとき、主の使いが天から彼に呼びかけられた。「アブラハム、アブラハム。」彼は答えた。「はい、ここにおります。」御使いは言われた。「その子に手を下してはならない。その子に何もしてはならない。今わたしは、あなたが神を恐れていることがよく分かった。あなたは、自分の子、自分のひとり子さえ惜しむことがなかった。」アブラハムが目を上げて見ると、見よ、一匹の雄羊が角を藪に引っかけていた。アブラハムは行って、その雄羊を取り、それを自分の息子の代わりに、全焼のささげ物として献げた。アブラハムは、その場所の名をアドナイ・イルエと呼んだ。今日も、「主の山には備えがある」と言われている。 創世記22章9ー14節

アブラハムは主が命じられた通り、本気でひとり息子イサクを殺そうとしました。祭壇を築いて薪を並べ、息子イサクを縛り、祭壇の上の薪の上に載せ、手を伸ばして刃物を取り、息子を屠ろうとしたのです。

そのとき、主の使いが天から彼に呼びかけられました。「アブラハム、アブラハム。」「はい、ここにおります。」「その子に手を下してはならない。その子に何もしてはならない。今わたしは、あなたが神を恐れていることがよく分かった。あなたは、自分の子、自分のひとり子さえ惜しむことがなかった。」

アブラハムが目を上げて見ると、一匹の雄羊が角を藪に引っかけていました。アブラハムは行って、その雄羊を取り、それを自分の息子の代わりに、全焼のささげ物として献げました。アブラハムは、その場所の名をアドナイ・イルエと呼びました。今日も、「主の山には備えがある」と言われています。

これらの出来事の後、神がアブラハムを試練にあわせられた November 11, 2025

「これらの出来事の後、神がアブラハムを試練にあわせられた」November 11, 2025

これらの出来事の後、神がアブラハムを試練にあわせられた。神が彼に「アブラハムよ」と呼びかけられると、彼は「はい、ここにおります」と答えた。神は仰せられた。「あなたの子、あなたが愛しているひとり子イサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。そして、わたしがあなたに告げる一つの山の上で、彼を全焼のささげ物として献げなさい。」翌朝早く、アブラハムはろばに鞍をつけ、二人の若い者と一緒に息子イサクを連れて行った。アブラハムは全焼のささげ物のための薪を割った。こうして彼は、神がお告げになった場所へ向かって行った。三日目に、アブラハムが目を上げると、遠くの方にその場所が見えた。それで、アブラハムは若い者たちに、「おまえたちは、ろばと一緒に、ここに残っていなさい。私と息子はあそこに行き、礼拝をして、おまえたちのところに戻って来る」と言った。アブラハムは全焼のささげ物のための薪を取り、それを息子イサクに背負わせ、火と刃物を手に取った。二人は一緒に進んで行った。イサクは父アブラハムに話しかけて言った。「お父さん。」彼は「何だ。わが子よ」と答えた。イサクは尋ねた。「火と薪はありますが、全焼のささげ物にする羊は、どこにいるのですか。」アブラハムは答えた。「わが子よ、神ご自身が、全焼のささげ物の羊を備えてくださるのだ。」こうして二人は一緒に進んで行った。創世記22章1ー8節

21章までのこれらの出来事の後、神がアブラハムを試練にあわせられました。「あなたの子、あなたが愛しているひとり子イサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。そして、わたしがあなたに告げる一つの山の上で、彼を全焼のささげ物として献げなさい。」翌朝早く、アブラハムは二人の若者と共に息子イサクを連れて出発します。

三日目、遠くの方にその場所が見えます。アブラハムは若者たちに、「おまえたちは、ろばと一緒に、ここに残っていなさい。私と息子はあそこに行き、礼拝をして、おまえたちのところに戻って来る」と言います。アブラハムは全焼のささげ物のための薪を取り、それを息子イサクに背負わせ、火と刃物を手に取り、二人は進みます。

イサクは父アブラハムに話しかけ、会話を交わします。「お父さん。」「何だ。わが子よ」「火と薪はありますが、全焼のささげ物にする羊は、どこにいるのですか。」「わが子よ、神ご自身が、全焼のささげ物の羊を備えてくださるのだ。」こうして二人は一緒に進んで行きました。