もしも主が私たちの味方でなかったなら?

詩篇124篇より(祈祷会ノート)

もしも主が私たちの味方でなかったなら、
長くて苦しい都上りの旅は、途上で敗北、挫折、失敗に終わる。
決してエルサレム(約束の地)にたどり着けない。
地上のエルサレムにも、天上のエルサレムにも。
津波のような荒れ狂う水(敵のわな)が襲いかかってくるから。

しかし、
もしも主なる神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるか?
(ローマ8:31)➡誰も敵対できない!
主なる神が私たちの味方であるから、(ローマ8:32−39)
1、ご自分の御子といっしょにすべてのものを惜しまずに恵んでくださる
2、義と認めてくださる
3、とりなしていてくださる(罪に定められることがない)
4、すべてのことの中にあっても圧倒的な勝利者となる
5、何も神の愛から私たちを引き離すことはできない!

「もしも主が私たちの味方でなかったなら。」
さあ、イスラエルは言え。(1節)

「もしも主が私たちの味方でなかったなら、
人々が私たちに逆らって立ち上がったとき、
そのとき、彼らは私たちを生きたまま
のみこんだであろう。
彼らの怒りが私たちに向かって燃え上がったとき、
そのとき、大水は私たちを押し流し、
流れは私たちを越えて行ったであろう。
そのとき、荒れ狂う水は
私たちを越えて行ったであろう。」(2−5節)

ほむべきかな。主。
主は私たちを彼らの歯のえじきにされなかった。
私たちは仕掛けられたわなから鳥のように助け出された。
わなは破られ、私たちは助け出された。
私たちの助けは、天地を造られた主の御名にある。(6−8節)

祈祷会ノート集 詩篇69-89篇

祈祷会ノート集 詩篇69-89篇

今日も東日本大震災で被災された方々のことを覚えて祈りました。
寒い中、心と体が守られ、祝福と導きが豊かにありますように。

風林火山の祈り

風林火山の祈り 詩篇83篇より(祈祷会ノート)

風林火山:武田信玄の旗に記された孫子の句より

「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」

疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、
侵(おか)し掠(かす)めること火の如く、動かざること山の如し

神よ。立ち上がって地をさばいてください!

神よ。立ち上がって地をさばいてください! 詩篇82篇より(祈祷会ノート)

いつの時代でも、悪者と不正な裁判官が手を取り合うと、弱い者、みなしご、悩む者、貧しい者の利権が認められなくなる。そして弱い者や貧しい者は、強い者や富んでいる者の食い物にされる。

弱肉強食や格差社会がカネで正当化され、企業や国家から人間性や倫理が失われる時、弱者の望みはすべて絶たれる。

しかし神は今も生きておられ、弱い者、みなしご、悩む者、貧しい者の味方として立ち上がってくださる。弱者の望みは、すべて神にかかっている。

神への祈りこそ、あらゆるデモ(デモンストレーション)に勝って豊かに実を結ぶ、攻撃的かつ効果的なアクションである。

私たちは、今も生きておられ、弱い者、みなしご、悩む者、貧しい者の味方として立ち上がってくださる神に、今こそ祈りをもって訴えよう!

「あなたの口を大きくあけよ!」旧約聖書・詩篇81篇より

「あなたの口を大きくあけよ!」旧約聖書・詩篇81篇より(祈祷会ノート)