何があなたにとって最高か January 3, 2025

「何があなたにとって最高か」January 3, 2025

杉戸町と宮代町の間には、古利根川が流れている。
かつての利根川本流だ。
教会前の道路は旧日光街道で、昔は利根川の土手だった。

ゆったりと流れる古利根の水面を眺めると、平安になる。
古利根川は20キロほどで中川と合流し、
やがて東京ディズニーランドに近い河口から、
海に流れ込む。海の波間からカモメも飛んでくる。

The Bibleは語る。
川の流れのような平安、海の波のような正義、
砂のような数えきれない子孫が与えられる最高の祝福を。

イスラエルの聖なる方、あなたを贖う主はこう言われる。
「わたしはあなたの神、主である。
 わたしはあなたに益になること(what is best for you)
 を教え、あなたの歩むべき道にあなたを導く。
 あなたがわたしの命令に耳を傾けてさえいれば、
 あなたの平安は川のように、
 正義は海の波のようになったであろうに。
 あなたの子孫は砂のように、
 あなたの身から出る者は真砂のようになったであろうに。
 その名はわたしの前から断たれることも、
 滅ぼされることもなかったであろうに。」
(旧約聖書イザヤ書48章17−19節)

天地創造は驚くほど科学的 January 2, 2025

「天地創造は驚くほど科学的」January 2, 2025

The Bibleの最初のページには、
地球表面から天地を眺めるという視点から、
壮大な天地創造における地球の原風景が描かれている。

はじめに神が天と地を創造された。
地は茫漠として何もなく、
闇が大水の面の上にあり、
神の霊がその水の面を動いていた。

(旧約聖書 創世記1章1−2節)

宇宙(大気圏外)から地球を眺める視点ではなく、
地球表面から眺めるその視点(パースペクティブ)で見ると、
The Bibleが語る天地創造は、驚くほど科学的だ。

闇を突き破って光が差し込み、夜明けを迎える地球表面。
光によって水が暖められ、水蒸気が大空の上に立ち上る。
地と海が分けられ、地の上に種類ごとに植物が創造される。
植物などによって大気が澄み、地上から天体観測が可能に。
水中生物と空の鳥たちが、種類ごとに創造され、祝福される。
地上の生き物が種類ごとに創造され、
人間が神のかたちとして創造され、祝福される。
6日間の天地創造後、7日目に創造のわざをやめられる。

クリスマスの預言 December 19, 2024

「クリスマスの預言」December 19, 2024

メシア・キリストは、どこで生まれるのか?
実はThe Bibleに預言されていた。

「ベツレヘム・エフラテよ、
 あなたはユダの氏族の中で、あまりにも小さい。
 だが、あなたからわたしのために
 イスラエルを治める者が出る。
 その出現は昔から、永遠の昔から定まっている。」
(旧約聖書 ミカ書5章2節)

JESUSがメシア・キリストとして降誕され、
クリスマスの舞台となったユダヤのベツレヘム(パンの家)。

そこはパンの家という名前がつけられた穀倉地帯。
見渡す限り麦畑が広がっている小さな田舎の寒村。
そんな小さな田舎の寒村で、メシア・キリストは生まれた。

ベツレヘムは、ルツ記に描かれている落ち穂拾いの舞台で、
エフラテ(肥沃)とも呼ばれる。

また、ダビデが生まれ育ち、油注がれた所なので、
ダビデの町とも呼ばれる。

クリスマスの預言

クリスマスの心 December 14, 2024

「クリスマスの心」December 14, 2024

昨日に続いて、
ヨハネが語るクリスマスを紹介したい。
それはヨハネの福音書3章16節。
66巻の聖書全体を1節に要約すると、
ヨハネの福音書3章16節、JOHN3:16になる。

神は、実に、
そのひとり子(JESUS)をお与えになったほどに
世(あなた)を愛された。
それは御子(JESUS)を信じる者が、
一人として滅びることなく、
永遠のいのちを持つためである。
(新約聖書ヨハネの福音書3章16節)

天の父なる神は、実に、
その愛するひとり息子JESUSをお与えになったほどに
神に敵対するあなたを愛された。
それは御子(JESUS)を信じるあなたが、
永遠の苦しみではなく、
永遠のいのちを持つためである。

天の父なる神にとって、
JESUSは愛する箱入り息子でした。
ひとりしかいない愛する息子を、
神に敵対するこの世に派遣するなら、
無惨に殺される。
そのことを父なる神はよく知っていました。
けれども、
それでもあなたを永遠の滅びから救うために、
最も大切なひとり子をお与えになったのです。
それがクリスマスの心です。

ヨハネのクリスマス December 13, 2024

「ヨハネのクリスマス」December 13, 2024

執筆に最も時間をかけることが許され、
時間と空間を超えて、神のことばが響く宇宙的な福音書。
真理の御霊によって、過去と現在の地平が融合する福音書。
それが、ヨハネの福音書。
ヨハネが語るクリスマスは、
以下に記す1章1ー18節に記されている。

初めにことばがあった。
ことばは神とともにあった。
ことばは神であった。
この方は、初めに神とともにおられた。
すべてのものは、この方によって造られた。
造られたもので、この方によらずにできたものは一つもなかった。
この方にはいのちがあった。
このいのちは人の光であった。
光は闇の中に輝いている。
闇はこれに打ち勝たなかった。

神から遣わされた一人の人が現れた。
その名はヨハネであった。
この人は証しのために来た。
光について証しするためであり、
彼によってすべての人が信じるためであった。
彼は光ではなかった。
ただ光について証しするために来たのである。

すべての人を照らすそのまことの光が、
世に来ようとしていた。

この方はもとから世におられ、
世はこの方によって造られたのに、
世はこの方を知らなかった。
この方はご自分のところに来られたのに、
ご自分の民はこの方を受け入れなかった。
しかし、この方を受け入れた人々、
すなわち、その名を信じた人々には、
神の子どもとなる特権をお与えになった。

この人々は、血によってではなく、
肉の望むところでも人の意志によってでもなく、
ただ、神によって生まれたのである。

ことばは人となって、
私たちの間に住まわれた。
私たちはこの方の栄光を見た。
父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。
この方は恵みとまことに満ちておられた。

ヨハネはこの方について証しして、こう叫んだ。
「『私の後に来られる方は、私にまさる方です。
  私より先におられたからです』
  と私が言ったのは、この方のことです。」

私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、
恵みの上にさらに恵みを受けた。
律法はモーセによって与えられ、
恵みとまことはイエス・キリスト(JESUS)によって実現したからである。
いまだかつて神を見た者はいない。
父のふところにおられるひとり子の神が、
神を説き明かされたのである。

マタイのクリスマス December 12, 2024

「マタイのクリスマス」December 12, 2024

マタイの福音書には、JESUSが生まれる前に、
夫のヨセフがとても悩んだことが記されている。

身に覚えがないのに、
婚約者のマリアが妊娠したのだから当然だ。
彼はマリアをさらし者にしたくなかったので、
ひそかに離縁することまで考えていた。

しかし天使が現れ、メシア預言の成就について語り、
身籠った子は聖霊による救い主だという御告げを受け、
妻とその子を受け入れ、名前をJESUS(イエス)とつける。

マタイの福音書には、
JESUSが生まれた時のことはほとんど書かれていない。
そのかわり、
JESUSが生まれてしばらく後のことが、詳しく書かれている。

東方の博士たちがエルサレムを訪れ、
旧約聖書のメシア預言と星のナビゲーションによって
ベツレヘムに導かれ、
そこでJESUSを礼拝したエピソードだ。
礼拝とは献げるものだが、
彼らは黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。

18 イエス・キリストの誕生は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人がまだ一緒にならないうちに、聖霊によって身ごもっていることが分かった。19 夫のヨセフは正しい人で、マリアをさらし者にしたくなかったので、ひそかに離縁しようと思った。20 彼がこのことを思い巡らしていたところ、見よ、主の使いが夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフよ、恐れずにマリアをあなたの妻として迎えなさい。その胎に宿っている子は聖霊によるのです。21 マリアは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方がご自分の民をその罪からお救いになるのです。」22 このすべての出来事は、主が預言者を通して語られたことが成就するためであった。23「見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」 それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。24 ヨセフは眠りから覚めると主の使いが命じたとおりにし、自分の妻を迎え入れたが、25 子を産むまでは彼女を知ることはなかった。そして、その子の名をイエスとつけた。2:1 イエスがヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、見よ、東の方から博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。2「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。私たちはその方の星が昇るのを見たので、礼拝するために来ました。」3 これを聞いてヘロデ王は動揺した。エルサレム中の人々も王と同じであった。4 王は民の祭司長たち、律法学者たちをみな集め、キリストはどこで生まれるのかと問いただした。5 彼らは王に言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者によってこう書かれています。6『ユダの地、ベツレヘムよ、あなたはユダを治める者たちの中で決して一番小さくはない。あなたから治める者が出て、わたしの民イスラエルを牧するからである。』」7 そこでヘロデは博士たちをひそかに呼んで、彼らから、星が現れた時期について詳しく聞いた。8 そして、「行って幼子について詳しく調べ、見つけたら知らせてもらいたい。私も行って拝むから」と言って、彼らをベツレヘムに送り出した。9 博士たちは、王の言ったことを聞いて出て行った。すると見よ。かつて昇るのを見たあの星が、彼らの先に立って進み、ついに幼子のいるところまで来て、その上にとどまった。10 その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。11 それから家に入り、母マリアとともにいる幼子を見、ひれ伏して礼拝した。そして宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。12 彼らは夢で、ヘロデのところへ戻らないようにと警告されたので、別の道から自分の国に帰って行った。(新約聖書マタイの福音書1章18節〜2章12節)

マタイのクリスマス

メシア・キリストの系図 December 5, 2024

「メシア・キリストの系図」December 5, 2024

ユダヤ人であり取税人であったマタイは、
福音書の最初にメシア・キリストの系図を記した。
マタイの福音書1章は、
カタカナの名前が並ぶ、新約聖書の第一関門だ。
イエス・キリストが、ユダヤ人であることを語っている。

この系図、実は普通ではない。
ユダヤ人の系図なのに、複数の女性が登場する。
しかもそれぞれの女性が、何らかの問題を抱えている。

遊女の姿をして男を誘惑したタマル。
エリコの遊女ラハブ。
異邦人(モアブ人)のルツ。
ダビデ王の浮気相手、ウリヤの妻(バテシェバ)。
そしてまだ結婚していないのに、聖霊によって妊娠するマリア。

救い主・キリスト・メシアの系図は、
JESUSがまさに罪人の友として歴史を歩まれ、
この世に来てくださったことを雄弁に語っている。

1:1 アブラハムの子、ダビデの子、イエス・キリストの系図。2 アブラハムがイサクを生み、イサクがヤコブを生み、ヤコブがユダとその兄弟たちを生み、3 ユダがタマルによってペレツとゼラフを生み、ペレツがヘツロンを生み、ヘツロンがアラムを生み、4 アラムがアミナダブを生み、アミナダブがナフションを生み、ナフションがサルマを生み、5 サルマがラハブによってボアズを生み、ボアズがルツによってオベデを生み、オベデがエッサイを生み、6 エッサイがダビデ王を生んだ。 ダビデがウリヤの妻によってソロモンを生み、7 ソロモンがレハブアムを生み、レハブアムがアビヤを生み、アビヤがアサを生み、8 アサがヨシャファテを生み、ヨシャファテがヨラムを生み、ヨラムがウジヤを生み、9 ウジヤがヨタムを生み、ヨタムがアハズを生み、アハズがヒゼキヤを生み、10 ヒゼキヤがマナセを生み、マナセがアモンを生み、アモンがヨシヤを生み、11 バビロン捕囚のころ、ヨシヤがエコンヤとその兄弟たちを生んだ。12 バビロン捕囚の後、エコンヤがシェアルティエルを生み、シェアルティエルがゼルバベルを生み、13 ゼルバベルがアビウデを生み、アビウデがエルヤキムを生み、エルヤキムがアゾルを生み、14 アゾルがツァドクを生み、ツァドクがアキムを生み、アキムがエリウデを生み、15 エリウデがエレアザルを生み、エレアザルがマタンを生み、マタンがヤコブを生み、16 ヤコブがマリアの夫ヨセフを生んだ。キリストと呼ばれるイエスは、このマリアからお生まれになった。17 それで、アブラハムからダビデまでが全部で十四代、ダビデからバビロン捕囚までが十四代、バビロン捕囚からキリストまでが十四代となる。(マタイの福音書1章1ー17節)

救い主の系図