「主よ いつまでですか」July 16, 2025

「主よ いつまでですか」July 16, 2025

詩篇79篇は、アサフの賛歌。
瓦礫の山となったエルサレムを覚え、
「主よ いつまでですか」と、切なる祈りが捧げられる。

神よ 国々はあなたのゆずりの地に侵入し
あなたの聖なる宮を汚し
エルサレムを瓦礫の山としました。
彼らは あなたのしもべたちの屍を
空の鳥の餌食とし
あなたにある敬虔な人たちの肉を 地の獣に与え
彼らの血を エルサレムの周りに
水のように注ぎ出しました。
彼らを葬る者もいません。
私たちは隣人のそしりの的となり
周りの者に嘲られ 笑いぐさとなりました。

主よ いつまでですか。
とこしえに あなたはお怒りになるのですか。
いつまで あなたのねたみは
火のように燃えるのですか。
どうか あなたの激しい憤りを注いでください。
あなたを知らない国々に。
御名を呼び求めない王国の上に。
彼らはヤコブを食い尽くし
その住む所を荒らしたのです。
先祖たちの咎を
私たちのものとして思い出さないでください。
あなたのあわれみが
速やかに私たちを迎えるようにしてください。
私たちは ひどくおとしめられているのです。

私たちの救いの神よ 私たちを助けてください。
御名の栄光のために。
私たちを救い出し 私たちの罪をお赦しください。
御名のゆえに。
なぜ 国々は
「彼らの神はどこにいるのか」と言うのでしょう。
あなたのしもべたちの 流された血の復讐が
私たちの目の前で 国々に果たされますように。
捕らわれ人のうめきが 御前に届きますように。
あなたの大いなる力のゆえに
死に定められた人々を
生きながらえさせてください。
主よ あなたをそしった そのそしりの七倍を
私たちの隣人らの胸に返してください。
私たちは あなたの民 あなたの牧場の羊です。
私たちは とこしえまでもあなたに感謝し
代々限りなく あなたの誉れを語り告げます。

「神よ なぜ いつまでも拒み」July 11, 2025

「神よ なぜ いつまでも拒み」July 11, 2025

詩篇74篇は、アサフのマスキール。

神よ なぜ いつまでも拒み
御怒りをあなたの牧場の羊に燃やされるのですか。
どうか思い起こしてください。
昔あなたが買い取られ
ゆずりの民として贖われた あなたの会衆を。
あなたの住まいであるシオンの山を。
あなたの足を 永遠の廃墟に踏み入れてください。
敵は聖所であらゆる害を加えています。
あなたに敵対する者どもは
あなたの聖なる所でほえたけり
自分たちのしるしを そこに掲げています。
あたかも 木の茂みの中で
斧を高く振り上げる者のようです。
今や彼らは 手斧と槌で
聖所の彫り物をことごとく打ち砕き
あなたの聖所に火を放ち
あなたの御名の住まいを その地まで汚しました。
彼らは心の中で
「彼らを ことごとく征服しよう」と言い
国中の神の聖所をみな 焼き払いました。
もう私たちのしるしは見られません。
もはや預言者もいません。
いつまでそうなのかを知っている者も
私たちの間にはいません。
神よ いつまで はむかう者はそしるのですか。
敵は 永久に 御名を侮るのですか。
なぜ あなたは御手を 右の御手を
引いておられるのですか。
その手を懐から出して
彼らを滅ぼし尽くしてください。
神は 昔から私の王
この地において 救いのみわざを行う方。
あなたは 御力をもって海を打ち破り
その水の上の 竜の頭を砕かれました。
あなたは レビヤタンの頭を踏みにじり
砂漠に住むものたちの餌食とされました。
あなたは 泉と谷を切り開き
流れの絶えない川を涸らされました。
昼はあなたのもの 夜もあなたのもの。
あなたは月と太陽を備えられました。
あなたは 地のすべての境を定め
夏と冬を造られました。
主よ どうか 心に留めてください。
敵がそしり 愚かな民が御名を侮っていることを。
あなたの山鳩のいのちを
獣に引き渡さないでください。
あなたの悩む者たちのいのちを
永久に忘れないでください。
どうか 契約に目を留めてください。
地の暗い所は 暴虐の巣ですから。
虐げられる者が
辱めを受けて帰されることがなく
苦しむ者 貧しい者が
御名をほめたたえますように。
神よ 立ち上がり
ご自分の言い分を立ててください。
愚か者が休みなくあなたをそしっていることを
心に留めてください。
忘れないでください。
あなたに敵対する者の声を
あなたに向かい立つ者どもが
絶えずあげる叫びを。

聖書と祈り会2025-04-23 哀歌を読む7主よ、あなたのみもとに帰らせてください

2025年4月23日の聖書と祈り会メッセージ。
哀歌を読む7主よ、あなたのみもとに帰らせてください。
聖書は哀歌5章1−22節。
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聖書と祈り会資料2025-04-23

聖書と祈り会2025-04-16 哀歌を読む6ソドムの罪よりも大きかった咎

2025年4月16日の聖書と祈り会メッセージ。
哀歌を読む6ソドムの罪よりも大きかった咎。聖書は哀歌4章1−22節。
ともに聞く聖書はこちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠http://graceandmercy.or.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
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バビロンの流れのほとりで 詩篇137篇 April 14, 2025

「バビロンの流れのほとりで 詩篇137篇」April 14, 2025

詩篇137篇は、世界史でも有名な
バビロン捕囚の中で紡がれたブルースだ。
この詩は、エルサレムが陥落し、
遠く異国バビロンに強制連行された者たちの涙で滲んでいる。

1 バビロンの川のほとり
 そこに私たちは座り
  シオンを思い出して泣いた。
2 街中の柳の木々に
 私たちは竪琴を掛けた。
3 それは 私たちを捕らえて来た者たちが
 そこで私たちに歌を求め
 私たちを苦しめる者たちが
 余興に 「シオンの歌を一つ歌え」と言ったからだ。
4 どうして私たちが異国の地で
 主の歌を歌えるだろうか。

5 エルサレムよ
 もしも 私があなたを忘れてしまうなら
 この右手もその巧みさを忘れるがよい。
6 もしも 私があなたを思い出さず
 エルサレムを至上の喜びとしないなら
 私の舌は上あごについてしまえばよい。

7 主よ 思い出してください。
 エルサレムの日に
「破壊せよ 破壊せよ。その基までも」と言った
 エドムの子らを。
8 娘バビロンよ 荒らされるべき者よ。
 幸いなことよ
  おまえが私たちにしたことに 仕返しする人は。
9 幸いなことよ
 おまえの幼子たちを捕らえ 岩に打ちつける人は。

聖書と祈り会2025-04-09 哀歌を読む5 わざわいも幸いも

2025年4月9日の聖書と祈り会メッセージ。哀歌を読む5 わざわいも幸いも。
聖書は哀歌3章34−66節。
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聖書と祈り会資料2025-04-09

聖書と祈り会2025-04-02 哀歌を読む4主のあわれみが尽きないからだ

2025年4月2日の聖書と祈り会メッセージ。
哀歌を読む4主のあわれみが尽きないからだ。
聖書は哀歌3章1−33節。
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聖書と祈り会資料2025-04-02