草はしおれ、花は散る。しかし・・・ April 20, 2025

「草はしおれ、花は散る。しかし・・・」April 20, 2025

「草はしおれ、花は散る。
 しかし、私たちの神のことばは永遠に立つ。」

今日はこのイザヤ書40章8節のみことばを、
起承転結に分けて味わいたい。

(起)草はしおれ、
(承)花は散る。
(転)しかし、
(結)私たちの神のことばは永遠に立つ。

どんなに青々と茂っていても、草はしおれる。
どんなに咲き誇っていても、花は散る。
しかし・・・

「しかし」という接続詞は、
これまでの話を転じる時に使われる。
聖書が語る福音提示には、「しかし」が力強く響いている。

草はしおれ、花は散る。
しかし、草のようにしおれないものがある。
花のように散らないものがある。
それは何か?
しかし、私たちの神のことばは永遠に立つ。

ヨハネの福音書1章1−18節は、
JESUSこそが比類なき永遠の神のことばであると語っている。
JESUSは人(肉)となって私たちの間に住まわれた(クリスマス)。
JESUSはあなたの罪のために十字架で死なれた(受難)。
JESUSはあなたを死から救うために3日目によみがえられた(イースター)。
JESUSはだれでも求める者に約束の聖霊を与えてくださる(ペンテコステ)。
JESUSはやがて再び来られ、最後の審判をなさる(再臨)。

そして、聖書・The Holy Bibleは、
本の中の本、書き記された比類なき永遠の神のことば。
時が来ると必ず出来事になるので、
永遠の神のことばは出来事と訳される。
聖書の約束は100%成就する。

バビロンの流れのほとりで 詩篇137篇 April 14, 2025

「バビロンの流れのほとりで 詩篇137篇」April 14, 2025

詩篇137篇は、世界史でも有名な
バビロン捕囚の中で紡がれたブルースだ。
この詩は、エルサレムが陥落し、
遠く異国バビロンに強制連行された者たちの涙で滲んでいる。

1 バビロンの川のほとり
 そこに私たちは座り
  シオンを思い出して泣いた。
2 街中の柳の木々に
 私たちは竪琴を掛けた。
3 それは 私たちを捕らえて来た者たちが
 そこで私たちに歌を求め
 私たちを苦しめる者たちが
 余興に 「シオンの歌を一つ歌え」と言ったからだ。
4 どうして私たちが異国の地で
 主の歌を歌えるだろうか。

5 エルサレムよ
 もしも 私があなたを忘れてしまうなら
 この右手もその巧みさを忘れるがよい。
6 もしも 私があなたを思い出さず
 エルサレムを至上の喜びとしないなら
 私の舌は上あごについてしまえばよい。

7 主よ 思い出してください。
 エルサレムの日に
「破壊せよ 破壊せよ。その基までも」と言った
 エドムの子らを。
8 娘バビロンよ 荒らされるべき者よ。
 幸いなことよ
  おまえが私たちにしたことに 仕返しする人は。
9 幸いなことよ
 おまえの幼子たちを捕らえ 岩に打ちつける人は。

主に感謝せよ 詩篇136篇 April 13, 2025

「主に感謝せよ 詩篇136篇」April 13, 2025

詩篇136篇は、「主に感謝せよ。」と繰り返し歌う。
全節でリフレインされる「主の恵みはとこしえまで。」が主に感謝すべき理由。
主に感謝せよ。なぜなら、主の恵みはとこしえまで。

詩篇136篇
1 主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。主の恵みはとこしえまで。
2 神の神であられる方に感謝せよ。主の恵みはとこしえまで。
3 主の主であられる方に感謝せよ。主の恵みはとこしえまで。
4 ただひとり 大いなる不思議を行われる方に。主の恵みはとこしえまで。

5 英知をもって天を造られた方に感謝せよ。主の恵みはとこしえまで。
6 地を水の上に敷かれた方に。主の恵みはとこしえまで。
7 大きな光る物を造られた方に。主の恵みはとこしえまで。
8 昼を治める太陽を。主の恵みはとこしえまで。
9 夜を治める月と星を。主の恵みはとこしえまで。

10 エジプトの長子を打たれた方に感謝せよ。主の恵みはとこしえまで。
11 主はイスラエルをその地から導き出された。主の恵みはとこしえまで。
12 力強い御手と伸ばされた御腕をもって。主の恵みはとこしえまで。

13 葦の海を二つに分けられた方に感謝せよ。主の恵みはとこしえまで。
14 こうして 主はイスラエルにその中を通らせた。主の恵みはとこしえまで。
15 ファラオとその軍勢を葦の海に投げ込まれた。主の恵みはとこしえまで。

16 荒野で御民を導かれた方に感謝せよ。主の恵みはとこしえまで。
17 大いなる王たちを打たれた方に。主の恵みはとこしえまで。
18 主は 力ある王たちを殺された。主の恵みはとこしえまで。
19 アモリ人の王シホンを。主の恵みはとこしえまで。
20 バシャンの王オグを。主の恵みはとこしえまで。
21 こうして 彼らの地をゆずりとして与えられた。主の恵みはとこしえまで。
22 主のしもべイスラエルにゆずりとして。主の恵みはとこしえまで。

23 私たちが卑しめられたとき 主は心に留められた。主の恵みはとこしえまで。
24 そして 主は私たちを敵から解き放たれた。 主の恵みはとこしえまで。
25 主はすべての肉なる者に食物を与える方。 主の恵みはとこしえまで。
26 天の神に感謝せよ。 主の恵みはとこしえまで。

「ハレルヤ詩篇135篇」April 12, 2025

「ハレルヤ詩篇135篇」April 12, 2025

「ハレルヤ」という言葉は、
「ハレルー」(賛美せよ)と「ヤー」(主)で、
「あなたがたは主を賛美せよ」という意味のヘブル語。
ハレルヤは最もシンプルな讃美のことば。
詩篇135篇はハレルヤで始まりハレルヤで終わる。
なぜ主を賛美するのか。その理由を豊かに歌いながら。

詩篇135篇
ハレルヤ 主の御名をほめたたえよ。
ほめたたえよ 主のしもべたち。
主の家で仕え
私たちの神の家の大庭で仕える者よ。
ハレルヤ 主はまことにいつくしみ深い。
主の御名にほめ歌を歌え。その御名は実に麗しい。
主は ヤコブをご自分のために選び
イスラエルを ご自分の宝として選ばれた。

まことに 私は知っている。主は大いなる方
私たちの主はすべての神々にまさっておられる。
主は望むところをことごとく行われる。
天と地で 海とすべての深淵で。
主は 地の果てから雲を上らせ
雨のために稲妻を造り
その倉から風を出される。

主はエジプトの初子を
人から家畜に至るまで打たれた。
エジプトよ おまえの真っただ中に
主はしるしと奇跡を送られた。
ファラオとそのすべてのしもべらに。
主は多くの国々を打ち
力ある王たちを殺された。
アモリ人の王シホン バシャンの王オグ
カナンのすべての王国を。
主は彼らの地をゆずりとして与えられた。
御民イスラエルにゆずりとして。

主よ あなたの御名はとこしえに
主よ あなたの呼び名は代々に至ります。
まことに 主はご自分の民をさばき
そのしもべらをあわれまれます。

異邦の民の偶像は銀や金。
人の手のわざにすぎない。
口があっても語れず
目があっても見えない。
耳があっても聞こえず
また その口には息がない。
これを造る者も
これに信頼する者もみな これと同じ。

イスラエルの家よ 主をほめたたえよ。
アロンの家よ 主をほめたたえよ。
レビの家よ 主をほめたたえよ。
主を恐れる者たちよ 主をほめたたえよ。
シオンで 主がほめたたえられるように。
エルサレムに住まわれる方が。
ハレルヤ。

旅の終わりを飾る極上の讃美 April 11, 2025

「旅の終わりを飾る極上の讃美」April 11, 2025

詩篇134篇は、15番目の都上りの歌。
旅の終わりを飾る極上の讃美。
讃美は至上の音楽(Praise is the Supreme Music)。
讃美は音楽のキング(Praise is the King of Music)。
そしてやはり、シオンは祝福の通り道。

詩篇134篇 都上りの歌。
さあ 主をほめたたえよ。
主のすべてのしもべたち
夜ごとに主の家で仕える者たちよ。
聖所に向かってあなたがたの手を上げ
主をほめたたえよ。
天地を造られた主が
シオンからあなたを祝福されるように。

御力の箱をシオンに運び上る歌 April 9, 2025

「御力の箱をシオンに運び上る歌」April 9, 2025

詩篇132篇は、13番目の都上りの讃美歌。
主の臨在、御力の箱・契約の箱をシオンに運び上る歌。
主はシオンを選び、
それをご自分のとこしえの住まいとして望まれた。

詩篇132篇 都上りの歌。
主よ ダビデのために
彼のすべての苦しみを思い出してください。
彼は主に誓い
ヤコブの力強き方に誓いを立てました。
「私は決して 私の家の天幕に入りません。
私のために備えられた寝床にも上がりません。
私の目に眠りを与えません。
私のまぶたにまどろみさえ。
主のために 一つの場所を
ヤコブの力強き方のために 御住まいを
私が見出すまでは。」

今や私たちは エフラテでそれを聞き
ヤアルの野でそれを見出した。
さあ 主の住まいに行き
主の足台のもとにひれ伏そう。

主よ 立ち上がってください。
あなたの安息の場所にお入りください。
あなたと あなたの御力の箱も。
あなたの祭司たちが義をまとい
あなたにある敬虔な者たちが喜び歌いますように。
あなたのしもべダビデのために
あなたに油注がれた者を退けないでください。

主はダビデに誓われた。
それは 主が取り消すことのない真実。
「あなたの身から出る子を あなたの位に就かせる。
もし あなたの子らが わたしの契約と
わたしが教えるさとしを守るなら
彼らの子らも とこしえにあなたの位に就く。」

主はシオンを選び
それをご自分の住まいとして望まれた。
「これはとこしえに わたしの安息の場所。
ここにわたしは住む。
わたしがそれを望んだから。
わたしは豊かにシオンの食物を祝福し
その貧しい者をパンで満ち足らせる。
その祭司たちに救いをまとわせる。
その敬虔な者たちは高らかに喜び歌う。
そこにわたしはダビデのために
一つの角を生えさせる。
わたしに油注がれた者のために
ともしびを整える。
わたしは彼の敵に恥をまとわせる。
しかし 彼の上には王冠が光り輝く。」

彼らがイスラエルに勝てなかった理由 April 6, 2025

「彼らがイスラエルに勝てなかった理由」April 6, 2025

詩篇129篇は、10番目の都上りの讃美歌。
シオンを憎む者たちを覚えて、
彼らがイスラエルに勝てなかった理由を歌う讃美歌。

詩篇129篇 都上りの歌。
「彼らは 私が若いころからひどく私を苦しめた。」
さあ イスラエルは言え。
「彼らは 私が若いころからひどく私を苦しめた。
しかし 彼らは私に勝てなかった。
耕す者たちは私の背に鋤をあて
長いあぜを作ったが。」
主は正しくあられ
悪しき者の綱を断ち切られた。

シオンを憎む者はみな
恥を受けて退け。
彼らは 伸びないうちに枯れる
屋根の草のようになれ。
そのようなものを刈り取る者はつかまず
束ねる者も抱えることはない。
通りがかりの人も
「あなたがたに主の祝福があるように。
主の名によって祝福あれ」
と言うことはない。