6000億円と100万円 December 7, 2024

「6000億円と100万円」December 7, 2024

昨日のたとえ話には、その後のストーリーがある。
6000億円の負債を、
ただあわれみによって全額免除してもらったしもべ。
彼はその後、100デナリ貸していた仲間に出会う。

今の日本円に換算すると、100デナリは100万円。

彼はその人を捕まえて首を絞め、『借金を返せ』と迫る。
彼の仲間はひれ伏して、『もう少し待ってください。
そうすればお返しします』と嘆願する。
しかし彼は赦さず、その人を引いて行って、
負債を返すまで牢に放り込んでしまう。

彼の仲間たちは事の成り行きを見て非常に心を痛め、
行って一部始終を主君に話す。

主君は彼を呼びつけて言う。
『悪い家来だ。おまえが私に懇願したから、
私はおまえの負債をすべて免除してやったのだ。
私がおまえをあわれんでやったように、
おまえも自分の仲間をあわれんでやるべきではなかったのか。』

こうして、主君は怒って、
負債をすべて返すまで彼を獄吏たちに引き渡してしまう。

JESUSは言われる。

あなたがたもそれぞれ自分の兄弟を心から赦さないなら、
わたしの天の父もあなたがたに、このようになさる。
わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。

メシア・キリストの系図 December 5, 2024

「メシア・キリストの系図」December 5, 2024

ユダヤ人であり取税人であったマタイは、
福音書の最初にメシア・キリストの系図を記した。
マタイの福音書1章は、
カタカナの名前が並ぶ、新約聖書の第一関門だ。
イエス・キリストが、ユダヤ人であることを語っている。

この系図、実は普通ではない。
ユダヤ人の系図なのに、複数の女性が登場する。
しかもそれぞれの女性が、何らかの問題を抱えている。

遊女の姿をして男を誘惑したタマル。
エリコの遊女ラハブ。
異邦人(モアブ人)のルツ。
ダビデ王の浮気相手、ウリヤの妻(バテシェバ)。
そしてまだ結婚していないのに、聖霊によって妊娠するマリア。

救い主・キリスト・メシアの系図は、
JESUSがまさに罪人の友として歴史を歩まれ、
この世に来てくださったことを雄弁に語っている。

1:1 アブラハムの子、ダビデの子、イエス・キリストの系図。2 アブラハムがイサクを生み、イサクがヤコブを生み、ヤコブがユダとその兄弟たちを生み、3 ユダがタマルによってペレツとゼラフを生み、ペレツがヘツロンを生み、ヘツロンがアラムを生み、4 アラムがアミナダブを生み、アミナダブがナフションを生み、ナフションがサルマを生み、5 サルマがラハブによってボアズを生み、ボアズがルツによってオベデを生み、オベデがエッサイを生み、6 エッサイがダビデ王を生んだ。 ダビデがウリヤの妻によってソロモンを生み、7 ソロモンがレハブアムを生み、レハブアムがアビヤを生み、アビヤがアサを生み、8 アサがヨシャファテを生み、ヨシャファテがヨラムを生み、ヨラムがウジヤを生み、9 ウジヤがヨタムを生み、ヨタムがアハズを生み、アハズがヒゼキヤを生み、10 ヒゼキヤがマナセを生み、マナセがアモンを生み、アモンがヨシヤを生み、11 バビロン捕囚のころ、ヨシヤがエコンヤとその兄弟たちを生んだ。12 バビロン捕囚の後、エコンヤがシェアルティエルを生み、シェアルティエルがゼルバベルを生み、13 ゼルバベルがアビウデを生み、アビウデがエルヤキムを生み、エルヤキムがアゾルを生み、14 アゾルがツァドクを生み、ツァドクがアキムを生み、アキムがエリウデを生み、15 エリウデがエレアザルを生み、エレアザルがマタンを生み、マタンがヤコブを生み、16 ヤコブがマリアの夫ヨセフを生んだ。キリストと呼ばれるイエスは、このマリアからお生まれになった。17 それで、アブラハムからダビデまでが全部で十四代、ダビデからバビロン捕囚までが十四代、バビロン捕囚からキリストまでが十四代となる。(マタイの福音書1章1ー17節)

救い主の系図

聖書と祈り会2024-12-04 ゼカリヤ書を読む④権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって

2024年12月4日の聖書と祈り会メッセージ。
ゼカリヤ書を読む④権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって。
聖書はゼカリヤ書4章1−14節。
聞くドラマ聖書はこちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠http://graceandmercy.or.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠。
資料はこちら⁠https://flic.kr/p/2qxVrRf

聖書と祈り会資料2024-12-04

和解の務め音信24-3 南アフリカから

和解の務め音信24-3

和解の務め支援会(Reconciliation Ministry in South Africa)は、南アフリカで宣教師として奉仕している金煥宣教師夫妻を支援しています。金煥宣教師は日本同盟基督教団の委託派遣宣教師としては退職されましたが、引き続き南アフリカの地で宣教を続けています。和解の務め支援会を通して、続けて支援してくださいますよう、どうぞよろしくお願い致します。
和解の務め支援会代表 野町 真理
和解の務め支援会の、ゆうちょ銀行口座の番号と名前は以下の通りです。 
11350-15357961
ワカイノツトメシエンカイ
他金融機関からの振込の場合は、次の内容をご指定ください。
店名 一三八(読み イチサンハチ)
店番 138
預金種目 普通預金
口座番号 1535796
どうぞよろしくお願い致します。
http://gospel.sakura.ne.jp/wakai/

使徒信条 われは三位一体の神を信ず November 30, 2024

「使徒信条 われは三位一体の神を信ず」November 30, 2024

2000年の歴史を持つキリスト教会には、
使徒信条と呼ばれる信仰告白がある。
使徒信条は、「われは信ず」という表現で、
三位一体の神に対する信仰を以下のように告白する。

われは天地の造り主、全能の父なる神を信ず。
われはそのひとり子、われらの主、イエス・キリストを信ず。
主は聖霊によりてやどり、
おとめマリヤより生まれ、
ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、
十字架につけられ、死にて葬られ、よみにくだり、
三日目に死人の内よりよみがえり、天にのぼり、
全能の父なる神の右に座したまえり。
かしこより来たりて生ける者と死ねる者とを裁きたまわん。
われは聖霊を信ず。
聖なる公同の教会、聖徒の交わり、
罪のゆるし、からだのよみがえり、とこしえの命を信ず。
アーメン

父なる神(天地の造り主、全能の父なる神)、
子なるイエス・キリスト(そのひとり子、われらの主、イエス・キリスト)、
そして聖霊なる神(御霊とも言われる)。
三人の神々が存在するのではなく、
父、御子、聖霊が、深い絆によって一体になっておられる唯一の神。

The Bibleの中には、三位一体という言葉は使われていない。
しかし、
The Bibleによって、三位一体の神が、ご自身をそのように啓示している。

罪のゆるし、からだのよみがえり、とこしえの命。
これがJESUSを信じる時に与えられる3点セット。

目から鱗が落ちた人 November 23, 2024

「目から鱗が落ちた人」November 23, 2024

「目から鱗が落ちる」とか、「目からうろこ」という表現がある。
実はThe Bible・聖書の中に起源がある。
その部分、新約聖書、使徒の働き9章17ー18節を以下に記す。

そこでアナニアは出かけて行って、その家に入り、サウロの上に手を置いて言った。「兄弟サウロ。あなたが来る途中であなたに現れた主イエスが、私を遣わされました。あなたが再び見えるようになり、聖霊に満たされるためです。」するとただちに、サウロの目から鱗のような物が落ちて、目が見えるようになった。そこで、彼は立ち上がってバプテスマを受け、…

目から鱗が落ちたのは、サウロ、別名パウロという人物。
彼はJESUSをメシア・キリストと信じる者を熱心に迫害していた。
しかし復活されたJESUSに待ち伏せされ、
天からの光によって地に打ち倒され、目が見えなくなった。
「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」とJESUSは問われた。

やがてサウロのもとにアナニアという人物が遣わされる。
アナニアがサウロの上に手を置いて祈った時、
サウロの目から鱗のような物が落ち、目が見えるようになった。
サウロは、JESUSこそがメシア・キリストであることを確信し、
バプテスマ・洗礼を受け、JESUSの証人として走り始める。

JESUSをメシアとして信じたユダヤ人をメシアニック・ジューと呼ぶが、
メシアニック・ジューは、裏切り者として、ユダヤ人から迫害を受ける。
しかし目から鱗が落ちたユダヤ人は、
JESUS(ユダヤ名はイエシュア)をメシアとして信じ受け入れる。

パウロは、ユダヤ人同胞に迫害され、終始いのち狙われても、
同胞が救われることを捨て身で願いつつ、
異邦人の救いのために、地中海沿岸諸国で豊かに用いられた。
彼は小アジアやヨーロッパにJESUSの福音を届ける最初の宣教師とされた。

使徒の働きの中に、サウロ(パウロ)に関することが多く記録されている。
そして新約聖書として収められた多くの手紙は、パウロによる。
彼はキリストの奴隷、罪人のかしらとして、
獄中でも喜び祈りつつ手紙を書き続け、やがてローマで殉教した。

「キリスト・イエスは罪人を救うために世に来られた」ということばは真実であり、そのまま受け入れるに値するものです。私(パウロ)はその罪人のかしらです。(テモテへの手紙第一1章15節)

聖書と祈り会2024-10-30 ゼパニヤ書を読む②主の怒りの日が、まだあなたがたを襲わないうちに

2024年10月30日の聖書と祈り会メッセージ。ゼパニヤ書を読む②主の怒りの日が、まだあなたがたを襲わないうちに。
聖書はゼパニヤ書2章1−15節。
聞くドラマ聖書はこちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠http://graceandmercy.or.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
資料はこちら⁠https://flic.kr/p/2qr1Yf8

聖書と祈り会資料2024-10-30