自分の妻サラのことを「これは私の妹です」と言ったので November 5, 2025

自分の妻サラのことを「これは私の妹です」と言ったので November 5, 2025

アブラハムは、そこからネゲブの地方へ移り、カデシュとシュルの間に住んだ。ゲラルに寄留していたとき、アブラハムは、自分の妻サラのことを「これは私の妹です」と言ったので、ゲラルの王アビメレクは、人を遣わしてサラを召し入れた。その夜、神が夢の中でアビメレクのところに来て、こう仰せられた。「見よ。あなたは、自分が召し入れた女のために死ぬことになる。あの女は夫のある身だ。」アビメレクは、まだ彼女に近づいていなかった。そこで彼は言った。「主よ、あなたは正しい国民さえも殺されるのですか。彼が私に『これは私の妹です』と言ったのではありませんか。彼女自身も『これは私の兄です』と言いました。私は、全き心と汚れのない手で、このことをしたのです。」神は夢の中で彼に仰せられた。「そのとおりだ。あなたが全き心でこのことをしたのを、わたし自身もよく知っている。それでわたしも、あなたがわたしの前に罪ある者とならないようにした。だからわたしは、あなたが彼女に触れることを許さなかったのだ。今、あの人の妻をあの人に返しなさい。あの人は預言者で、あなたのために祈ってくれるだろう。そして、いのちを得なさい。しかし、返さなければ、あなたも、あなたに属するすべての者も、必ず死ぬことを承知していなさい。」翌朝早く、アビメレクは彼のしもべをみな呼び寄せ、これらのことをすべて語り聞かせたので、人々は非常に恐れた。創世記20章1ー8節

以前エジプトでも同じようなことがありました。この度は、アブラハムがゲラルに寄留していたときのことです。アブラハムは、自分の妻サラのことを「これは私の妹です」と言ったので、ゲラルの王アビメレクは、人を遣わしてサラを召し入れました。

もしもこの時、主なる神が再び介入してくださらなければ、アブラハムとサラ夫婦は、神の恵みを無駄に受け、すべてをドブに捨てることになりました。しかしあわれみ深い主は、ご自分の計画を成し遂げるために、アブラハムの尻拭いをしてくださいました。

ゲラルの王アビメレクがサラを召し入れたその夜、神が夢の中でアビメレクのところに来て、こう仰せられたのです。「見よ。あなたは、自分が召し入れた女のために死ぬことになる。あの女は夫のある身だ。」ゲラルの王アビメレクの誠実な姿とアブラハムの不誠実な姿が対照的です。

コメントを残す